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Romantic Egoist

数日お休みしてしまいました。
書いていて少し文がいまいちだなぁと思い、更新を渋ってしまいました、精進します!!

今日は、メンバー1人の脱退によってバンド活動に昨年末で終止符を打った、LAMP IN TERRENというバンドの話をしようと思います。(更新を渋っているものは今度書き直して出しますね!)

テレンとの出会い

私が好きなのは、LAMP IN TERREN (ランプインテレン)(略称:テレン)という邦ロック4人組のバンドです。幼馴染で結成した彼らは、何年だろう、15年くらい?一緒にいるんです。
バンド名は「この世の微かな光」という意味で、TERRENは造語みたいです。私はこのTERRENという単語がとにかく気に入っています。それも、TERRENは、宇宙に関連するTERRAが元になっているすごく壮大なことばで、空や星が好きな私にとって、運命のような出会いです(笑)

そんなテレンと出会ったのは高校1年生の頃、元々好きだったバンドとレーベルが一緒だったので、YouTubeのおすすめによく出てきて聴いたのが始まりです。
声良いし歌詞も良い。楽器隊とのバランスも絶妙です。でも、当時の印象は、少し闇のある感じ。今考えると、その時の自分にとってはそれがまたよかったような感じがするのですが、数回ライブに足を運び、そこからどっぷりと沼にハマっていきました(笑)
高校を卒業した後も、新しい音楽との出会いはたくさんありましたが、パンデミックが起こるまではライブに通ったりしていました。まさに、私の青春時代を支えてくれたバンドです。

テレンの"最後"のアルバム

約7年間もの間、私の生活の一部にあったテレンですが、昨年の9月にドラムの大喜くんが年内で「テレンをやめる」ことを発表しました。悲しいことに、パンデミックでライブハウスと距離ができてしまった私にとっては、突然すぎるもので、でも、ショックという感情よりももっとふわふわした、現実味のない話でした。
それから少しして、LAMP IN TERRENも「年内で活動を終える」と発表されます。大喜くんがやめる、となってからゆっくりとその現実感を噛み締めていた中、目が覚めたように驚いたのを覚えています。でも心のどこかで、メンバーを愛する大くん(Vo.)の事だから、何となくそんな決断をするだろうな、と思っていた自分もいました。
受け入れがたいとは思いつつ、従順に現実を受け入れるにはそこまで時間はかからなかったかなと思います(笑)
そして(たしか、)バンド活動を終了すると発表される少し前に、LAMP IN TERRENは、曲数限定で楽曲を再レコーディングしたアルバムをリリースすると発表しました。そのアルバムのタイトルが、"Romantic Egoist”です。

歩みの証のようなアルバム

遅ればせながら、やっと落ち着いて全曲聴けました。まずは浅い感想ですが、とても良かったです。笑
どの曲においても、当初のマスターももちろん好きだったのですが、この数年でテレンが大きく成長していろんなものを吸収して変わっていったからこそ、完成したリマスターだと思います。どっちが良い悪いではなく、ここまでテレンがいた証として、リマスターをしたことにすごく意味があったなぁと思います。
曲によっては大胆にメロディーを変えたり、元々のものとは聞こえ方が全然違っていたり、音量バランスがガラッと変わったものもあったり。
それでも不思議と物足りなさを感じることはなくて、どこかひらけた感じがするような、開放感、爽快感のあるマスタリングのものが多かったなと個人的には思いました。

そして何より、曲の世界観を大切にしながら、よりそのイメージを鮮明にしてくれているものが多くてすごく感動しました。ライブの定番曲はメンバーのコーラスがライブハウスの歓声のようで、私にとって懐かしさや若さを思い出すものになっていました…。初めて行ったリキッドルーム、2年連続で行けた野音、真夏のロッキン、意外と初めてだった下北沢251、成人式の日、着物をすぐに脱いで駆けつけた赤坂BRITZ、、まだまだありそうですが、ライブと音源がいい意味で異なるテレンですが、今回のアルバムによって全ての情景が鮮明に思い出されます。

成長の原動力

LAMP IN TERRENは、新譜を出すたびに「私が好きなLAMP IN TERREN」になって、音楽における好みを形作ってくれたバンドです。バンドとしての歩みが一旦終止符が打たれて思い返すと、テレンと出会ってからのこの約7年間が濃密すぎて、まだすこしポカンとしています。笑
でも、テレンの新曲なしで生きていく人生に、少しばかりの興味が湧いてきています。それくらい当たり前に楽しみにしていた存在で、テレンの終了と共に青春も終わったような気分。ちょっとの寂しさを抱えながらも、今まで通りテレンの曲に励まされながら今を生きていこうと思います。笑
テレンに魅了されてよかったです。力強くありながら優しい、彼らの意思を感じられる曲ばかりです。みんなもぜひ聴いてみて下さい。

気持ち悪いくらいに愛を語ってしまった、ちょっと恥ずかしいですが、新たな興味を提示できていたら嬉しいです。
大好きなアーティストはまだまだいますので、またいつか第2回愛語りのnoteを更新しようと思います(笑)

最後まで読んでくれてありがとうございます。
おやすみなさい~!


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