Chromecast with GoogleTV を導入してスマホのキャスト接続から開放された話
※ 商品画像とかは他の方のブログをご覧ください。あくまで個人の試行錯誤備忘録となります。万人受けする様な内容ではありません。
※ 同じ様なデバイスであるAppleTVは持ってないので比較していません。
※ 当方はYoutubeプレミアムを契約しています。
1. 検証環境
テレビ: Sony KDL-40W600B
テレビリモコン: Sony RM-PLZ530D
再生デバイス: Chromecast with Google TV
接続デバイス: Pixel3, Macbook(Chrome), Chromebook, MotoG8
2. 気になっていて確認したこと
「テレビが電源OFFの状態からアプリの起動」までどれぐらい掛かるのか?
リモコンのYoutubeボタンを押下してから実際にコンテツが表示されるまでの時間です。これは今までのChromecastと対して変わらず約6.5秒ぐらいでした。
テレビの電源OFF時の画面をGoogleTVにしたら表示まで5秒だったので、完全にテレビが起動の足を引っ張っています。ご自宅のテレビと速度面は相談して下さい。
ちなみに既にテレビがON状態からのGoogleTVへの切り替えは爆速です。
3. レビュー評価
👌いいなと思った点:
1. コンテツの取得やコントールの速度向上
今まではChromecastにスマホを接続してキャストコンテンツの操作(次のクリップ、一時停止など)をしていました。
(変更前) スマホ -> Wifiルーター -> Chromecast
という構成だったが、
(変更後) GoogleTV -> Wifiルーター
となったので通信面での速度アップを体感出来ました。
2. テレビ特有の音量調整操作が不要になった
NetflixとYoutubeMusic、あと特定のYoutuber動画では音量レベルが違うので今まではコンテンツの切り替え後に細かく、テレビ用のリモコンで上げ下げをしていました。その動作がGoogleTVから可能になって楽チンです。
3. 個別のアプリをインストールする事でより楽しめる
Youtube, Youtube Music, Netflix, Spotify, Sound Cloud,
Amazon Prime Video, TVer, Abema, Radiko, Voicy
通常これらをアプリをスマホで起動してキャストしていたのが、GoogleTV内にインストールしたアプリから操作出来る様になりスマホで操作する必要が減りました。
4. Youtubeアプリでのライブチャットが表示される
ChromecastでYoutubeLiveをキャストするとユーザーがコメント投稿出来るチャットが見れなかったのですが、GoogleTVでは右端に表示されます。
コロナ中にYoutubeLiveで好きなアーティストやYoutuberのライブ配信がよくやっていたので臨場感がアップしました。
😢う〜んと思った点:
1. 音声入力でのコンテンツ検索
ボタンとしてGoogleアシスタントに即アクセス出来ますが、基本的には
アプリが検索対象になっていなければあまり意味が無いです。
(アプリがサポートしていなければ対象にならない言われれば当然)
例えば「Queen」と音声入力した場合、YoutubeとWikipediaが候補として表示されます。リンクさせているアカウントではGooglePlayでボヘミアン・ラプソディの映画を購入していたり、YoutubeMusic(旧GooglePlayMusicからの移行)でQueenのアルバムもあるのでそれも候補として出してくれたら最高です。
2. Androidスマホでキャスト接続中にスマホ側の音量調整が出来ない
Youtubeでのキュー再生を多様するのですが、キャスト接続をしている状態から音量調整が出来ません。接続デバイス(この場合液晶テレビ)に依存するので理解出来ますが、スマホ本体の音量調整も出来ません。
※Pixel3, MotoG8, RakutenMiniですべて同じ挙動でChromecastとのキャスト接続を解除すれば操作は可能でした。
3. スマホで出来たYoutubeアプリでのキュー機能が無い
これも完全に自分だけが求めていた機能で、レコメンドが悪いわけではなく自分の見たい順に動画を見たいタイミングがありそれがGoogleTVのYoutubeアプリでは出来ません。
5. まとめ
リモコンが1つになって快適!!スマホからの操作が不要になって快適!!
買ってよかったです。なんならこれを機にもっと大きいテレビ買いたくなってます。
- - - - - - - - - 以下何やってんのという内容です - - - - - - - - -
6. ボタンマップ編
GoogleTVの中身はAndroidなので任意のアプリや操作をインストールする事が出来ます。なので下記を参考にリモコンのキーマップを変更していきます。
Chromecastのリモコンをカスタマイズする方法!別アプリをボタンで起動できる!|vodzoo
https://www.vodzoo.com/articles/customize-chromecast-remote-controller/
例えばNetflixボタンを2回押したら「TVerが起動」、長押ししたら「AmazonPrimeが起動」する様にカスタマイズが可能です。
アプリを使う事で 14ボタン × 1回押し,2回押し,長押し = 42ボタンを実現する出来ますが最終的には下記の様にマッピングしました。
Youtubeボタンのカスタマイズは内部的にYoutube/YoutubeMusicの排他起動画面になり、どっちを起動するのか聞いてくるフローになるのでデフォルトのままです。
上にある「決定ボタン(円の真ん中)」や「方向キー」はどのアプリでも多様するコントロールボタンなので変に割り当てない方が無難です。また一部ボタンは「Nature Remo」のLocalAPIを介した赤外線の信号送信をする様にしました。
Nature Remo Local API でローカルからリモコン信号を送る | yuu26-memo
https://blog.yuu26.com/nature-remo-local-api/
まだトライはしてませんがリマップが出来るアプリではインテントも飛べせそうなので、〇〇アプリのこの画面とか込み入った要求も割り当てられる可能性を秘めています。
7. その他
連携アプリについて:
DLNAでGoogleTVからNASにアクセスしたい、nasneにアクセスしたい、というのはそもそもハードを持って無いの試せていません。
リモコン信号について:
マッピングする前に全てのボタン信号をNature Remoで拾えるか試してみましたが、拾えたのは電源・音量調整・入力ボタンの3種のみ(HDMI-CEC制御)で後はBluetooth(かWifi)を介したボタン押下の通信と想像します。
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