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42東京のPiscineを完走した感想

2022年の2月4日から3月4日まで Piscine を受けた人間の感想だったり参考になりそうな?情報を書き残しておきます。

結論

受験生同士のコミュニケーションと情報収集、問題に向き合う時間は大事

42東京とはなんぞや

最初に42東京(ホームページはこちら)や Piscine 自体の説明です。
42東京もとい、42とはフランス発のエンジニア養成機関です。
「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」でもあります。

42東京は、そのエンジニア養成機関の日本版ですね。
特徴として学費完全無料, ピアラーニングの2つがあります。


まずは学費完全無料について。
受験料、入学金、授業料もありません。
なぜかといえば、スポンサー企業だったり個人の寄付で成り立っています。
スポンサーのページを見てみましょう。有名企業がたくさんありますね。
おかげさまで42東京が続いているのです(感謝)

次にピアラーニングについて。
話はそれますが、「授業」と聞かれたらどんなことが思いつくでしょうか?
先生の話を座って聞く授業を頭に浮かべる方が多いと思います。
しかし、42東京は違います。そもそも先生はいません
ピアラーニングがあるからです。
ピアラーニングとは、学ぶ人(生徒)同士が協力して学ぶという学習方法です。つまり、あなたが生徒であり先生でもあるのです。


興味が湧いたという前提で話しますが、このピアラーニングや42東京の感覚を味わうことができる試験があります。それが Piscine です。

Piscineとはなんぞや

Piscine とは42東京の入学試験です。1か月あります。今は完全オンラインでできますが、そろそろ校舎での試験オンリーになるとかならないとか...
Piscine の試験内容は口外できないので、内容は言えません。
ググったら色々あるかもしれません。
42東京の Piscine は1度しか受けられません。一発勝負です。

Piscineの感想とか諸々

Piscine は、ゴールの見えないプールにぶち込まれる感覚でした。楽しいですね。
元から泳げる人も、泳げない人も関係なしにプールにぶち込まれます。元から泳げる人は色んなやり方があります。先頭集団として道を切り開く人、泳げない人に泳ぎ方を教える人など...
泳げない人も最初の1週間はもがくしかないです。
ですが、2日目から消えた、つまりは溺れていった人も多いです。
溺れないために事前に泳ぎ方を調べるのはありだと思います。
しかし、重要だと思うのは人間関係・コミュニケーションを大切にすることです。技術力は正直関係ないと思います。ピアラーニングなので、受験生同士で教えあう機会がありますが、周りの人と仲良くなれると気楽にできます。
Piscine 後でも続く友人となることもあるかもしれません。
Piscine の受験生はライバルというより仲間です。仲間が溺れそうになっていれば引き上げ、逆に自身が溺れた時は引き上げてもらうのがいいでしょう。

役立ちそうな考え方

「技術力は正直関係ない」と書きましたが、それは成長する前提の話です。成長するためには他の受験生に質問をしましょう
あなたの質問が誰かを救う道しるべになります。
ただ、答えを聞いてはいけません
解けたという結果も大事ですが、解くまでの流れを学びましょう
参考になったサイトを教えてもらうもよし、考え方が合ってるかチェックしてもらうもよし...
流れを学んだら、あなたが先生です。困っている受験生に説明する番です。


教えてもらう方は流れを学び、理解を深め、考え方や技術を身につける。
教える方は流れを教え、新たな考え方に触れ、理解をさらに深める。
これだけで結構伸びます。犬かきから背泳ぎができるぐらい伸びます。

あとは Piscine に対して使う時間の量も大切です。可能であれば1か月全てを Piscine に費やしましょう。少なくともその心持ちはしておいた方がいいと思います。

おわりに

楽しいから時間があったらチャレンジしてみるといいと思います。
42東京のホームページから応募するのもいいと思いますが、個人的にはこのゲームをしてみるのがおすすめです。Piscine の感覚がちょろっとわかります。ヒントなしの楽しさを味わいましょう。

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