桑山千雪は雨女なのか

お気持ち表明するか否か迷っていましたが踏ん切りがついたので初投稿です。

例えばあなたはアイドルマスターシャイニーカラーズにおいて｢雨｣と言えばどのキャラを想像しますか？まず十人が十人とも｢三峰結華｣と答えるでしょう。そりゃそうでしょう。それが正解です。

しかしアイドルマスターシャイニーカラーズには三峰結華とは別にやたらと雨に降られるキャラがいるんですよ。そうです。タイトルにもある通り、｢桑山千雪｣です。

この記事では桑山千雪と雨についてお気持ち表明していきたいと思います。予め書いておきますがここで参考にしているのは主にPSSRカードのコミュでありネタバレを多分に含む事を先にご了承ください。

桑山千雪の雨に対する印象

さて、千雪は雨についてどう感じる人物なのでしょうか。千雪の朝コミュの一つ目から雨の話題が出てきます。

午後から天気が崩れそうなのが気になる千雪。特別嫌いでもないですがあまり雨の天気がお気に入りといった感じでもありませんね。てるてる坊主でも作ってみようかと提案すると喜んで用意を始めます。

そして千雪の1枚目のPSSR、マイ・ピュア・ロマンス。既に一つ目のコミュ名が｢雨降りア・ラ・モード｣と随分と湿度の高い感じから始まります。

好きなものを50探すという中で雨は憂鬱になると言う千雪。苦手な様子が見て取れますね。千雪、これから何度も雨に降られるんだぞ。

マイ・ピュア・ロマンス

そんなマイ・ピュア・ロマンスの4つ目のコミュ｢15minutes/two of us｣で千雪とPは雨に降られます。カードイラストにもなってるあのシーンのコミュですね。

ドラマの撮影中に気になっていた観覧車の話をしていたら突然雨が。

雨宿りのために観覧車に乗ろうか？というPの提案を受けて千雪とPは観覧車へと。しかしまだ話の流れからすると降り始めというか小雨って感じでしょうか。まだ甘いぞ。

シークレット・ヒロイン

2枚目のPSSR、シークレット・ヒロインでも千雪とPは雨に降られます。

Trueコミュ｢金曜日には幸せの花を｣の中でPと千雪は打ち合わせをするつもりがPの予定が遅れてしまい、更に雨まで降ってくる始末です。しかも今回は土砂降り。打ち合わせが出来ないので仕方なく帰路に着く千雪の前に傘もささずに走ってくるP、そして…というコミュです。また君達雨に降られてるのか。どうした？大丈夫か？

はるかぜまち、一番地

そして今月に実装された4枚目のPSSR、はるかぜまち、一番地でも千雪とPは雨に降られます。

Trueコミュ｢走り出したいの、3月｣でまたしても雨に降られる二人。もう3回目ですよ。3回目。しかし今回のコミュでは今までとは違う話の展開を見せるのです。

It's raining cats and dogs.日本語で｢土砂降りだね｣という訳になる英語圏の慣用句です。一説には北欧神話の風神オーディンが風の象徴とされる犬や狼と描かれるのが多かった事と嵐の中を箒で飛び回る魔女の僕として猫がいた事からこういう慣用句が産まれたなんて言われています。

そんな慣用句の話をPとした後、今まで憂鬱な天気だった雨を｢楽しいみたい…｣と言葉にする千雪。この後二人は事務所まで傘もささずに濡れながら走って帰ります。それはとても楽しそうに、です。

憂鬱な雨を、楽しく

いかがだったでしょうか。実は意外と雨が出てくるのが千雪のコミュなんです。ね、雨女でしょう？1stライブの際に降ってきた雨に対して雨は…三峰だからな…とか言ったオタクがいたと聞いていますがなめんな雨に降られるのは千雪が最大手じゃって言いたいですね。何を競ってるのかわからないですけど。

そろそろ結論に行きましょう。千雪は雨に対してあまり良いイメージを持っていないキャラでした。そんな千雪はプロデュースの期間中、複数回雨に降られる事になりますが朝コミュでは｢てるてる坊主を作る｣マイ・ピュア・ロマンスでは｢観覧車に乗る理由｣として上手く利用して乗り切っていたんです。憂鬱な天気だから、工夫で楽しくなるように。

それがはるかぜまち、一番地では慣用句を交えて雨自体を楽しもうとするようになりました。これは凄い事ですよ、｢雨だから憂鬱だなあ、楽しむためにはどうしよう｣って思考だったのが｢雨も楽しい！｣って。雨が降る事自体が嬉しい事へと変化していってるというか。桑山千雪の中で、幸せが増えてるんですよ。こうした変化もアルストロメリアの幸福論、その一例なのかもしれませんね。

また雨が降ったなら、次の彼女はどうするのでしょうか。僕は雨女な桑山千雪も大好きです。彼女の事を傍で見ていたいですね。