ギャンパラ全国大会向け~スパイってどう使う?~

ギャンパラをやったことある人なら一番使用しているカードと言ってもいいくらいのカードです。
スパイのカード効果は選択式です

1.ライフを含めた手札を3枚見る。
2.ライフを含めた手札を2枚見て1枚を奪う。

スパイを最初の手番で使えば相手の手札は基本は7枚の場合が多いです。
狙われたくないから3枚見る効果で使う人が多いと思います。
では3枚見る効果で使った時ってスパイのってどれくらいこの後に有効なことがあるでしょうか。
手札の内訳をまず考えましょう。

1.何色かわからないライフ
2.全員共通して持っているギャングスターとマネー
3.自分が所持していない武器のどれか(4枚あるガンは除く)
4.弾丸、または椅子
5.自分が持っていない初期配布スペシャリスト
6.完全にランダムな1枚

相手の手札を確認したとき、見て情報として意味のあるカードはどれでしょうか?
1番重要なのは1です。これを知るために確認しに行きますからね。
次に6です。ただし、これは弾丸や山に戻った初期配布武器やスペシャリストだった時3.4を見たかわからないのが問題です。
椅子が公開されていないでゲームが始まったのなら椅子も意味ある情報にはなるでしょう。
では、これらのカードで他の人に話して有効になる情報はどれでしょうか?
これは残念ながらほぼほぼ1のライフのみです。
2行動とマネーを1枚消費して今後の戦いで有利な情報戦を進めていけるのはライフを見た時だけです。見れなかったときは大きな損失になります。スパイの購入を引いてきたフェイクマネーなんてものにしようものなら黒と灰からあいつは身代わり少なそうだから的だな。って思われる一番の場所です。
では話を少し戻しましょう。狙われたくないから3枚見る。という理由で使った時本当にその目的が達成されていますか?ライフを見ていればその目的を達成できるかもしれません。見ていなかったらただの的位置です。

ここで7枚の手札からライフを見る確率を比べてみましょう。
2枚でライフを見る確率はおよそ28%
3枚でライフを見る確率はおよそ42%
この差をどう捉えるかです。大雑把に言うと2枚で使った時は10回に3回見れるかなー3枚で使った時は10回で4回見れるかなーです。
もちろん回数をこなせばこなすほど差が大きくなることは間違いないです。3枚見るのが自分自身のRPに生かせるんだ!というのならそれはその使い方をするほうがいいでしょう。1本ちゃんとした筋が通ることになります。ただ本当に口癖のように狙われたくないからなーみたいなノリで使う人は大会中だと的になる可能性めっちゃ上がるよってのは覚えておいたほうがいいと思います。

2枚見て1枚奪う効果で使ったときに狙われるやり返されるって言ってる人は多いですが、実際やった結果そうなることって多いでしょうか?
相手のプレイスタイル、自分のスパイを使うときの言動、奪ったカードでそうなるかどうかかなり変わってくると思います。このスパイのやり取り一つで大会中の盛り上がりを作ることもできます。そして自分が黒灰から的になりにくい位置にもなれます。初期手札の内訳からマネーが奪った不明のカードに変わることでランダム要素が増えます。増えたランダム要素が身代わりの可能性って頭によぎると必然的に狙いたくはないな。って思考も生まれます。大会だと裏切勝利の点数が大きいこともあってより意識されてる部分なので的になりにくい行動、なんなら奪った相手に的を擦り付けるなんてこともできますね。
3枚見るだけの行為よりも2枚見て1枚奪う効果のほうが大会中では話の種にしやすいです。誰かが拾ってそこから生まれるドラマもあるかもしれません。
3枚見るで使うのがダメだというよりも、大会においてそれをどうアピールとして使うのかって部分できちんとできないで使うのはもったいなくないですか?というほうが強いかもしれません。

個人的な意見でいうならば3枚見るほうで使うのは行動消費、手札消費双方の面でメリットがない、損失の大きい無駄行動になりがちなのでやることはよほどの気まぐれじゃない限りないです。

どうでしたか?スパイ1枚で考えられることはまだまだあります。上に書いたことなんて書きたかったことの3割程度です。
ここまでカードと向き合う必要なんて全然ないですけど、もし楽しそうだなと思ったなら色んなカードと向き合ってみてはいかがでしょうか。


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