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魂の教育は、どうあるべきか

大川隆法総裁先生 書籍・生命の法 参照です。

まず、「信仰は尊いものである」と知ること

「魂の自己鍛錬、魂の自己訓練としての教育は、いったい、どうあるべきか。何を基にすべきか」ということを考えなければなりません。根本的には、まず、「信仰は尊いものである」ということを知ることが大事です。

いまの日本において特に問題なのは、信仰を嘲笑う風潮がまだ根強いことです。信仰を持っている人を軽蔑したり、ばかにしたり、劣った者であるかのように言ったりする風潮がありますが、これは悪しき風潮です。人々に信仰がなくて、いちばん喜ぶのは誰であるかといえば、それは悪魔です。

「信仰がない」ということは、「仏や神を否定する」ということであり、「この世は仏や神の支配する世界ではない」と言っていることと同じなのです。「信仰を持っている人は、おかしい」と言って、嘲笑うような無信仰者が多数になるならば、「この世に仏や神の力は及ばない。この世は闇の世界である。空が太陽が出ていても、屋根をつくれば日は射さない」と宣言していることと同じです。

信仰の否定は、「この世を、悪魔の支配に委ね、悪魔の世界とする」ということになるのです。それを知らねばいけません。したがって、「真実の信仰を持つことは、人間として高貴なことであり、魂として尊いことであるのだ」と知ることが大事ですし、そういう人を数多くつくらなければいけません。

信仰が、ばかにされ、踏みにじられる世の中は、悪魔の支配する世の中です。まず、信仰心の大切さを理解し、それを訴え、「信仰は尊いものである」ということを多くの人に知ってもらうことが大事です。

他の人のためになる生き方をするー愛の原理

それでは、信仰の中身とは何でしょうか。信仰心に基づいて実践すべき徳目とは、幸福の科学が説いている「正しき心の探究」です。そして、正しき心の探究とは、「幸福の原理」の実践であり、「愛の原理」「知の原理」「反省の原理」「発展の原理」という四つの原理を究めることです。

私は、この四つの原理を、「現代の四正道」と呼んでいます。まず、「愛の原理」とは、どのようなものでしょうか。人間は、ともすれば、自分のため生き、他の人から何かを得ようとします。動物と同じように、「欲しい、欲しい、もらおう、もらおう」という気持ちになりがちです。

しかし、人間は、仏の子として高貴な存在である以上、そういう心を押しとどめて、人を愛するようにならなければいけません。他の人に優しくし、人を助けようとし、他の人のためになる生き方をしなければいけません。それが「愛を与える」ということです。

「与える愛」に目覚めたとき、あなたは、人間として、一つ上の次元に移行したことになります。一つの悟りを開いたことになります。与える愛の大切さに目覚めたとき、あなたの心は、もはや地球に住んでいないのです。

仏法真理を学び、心の栄養を得るー知の原理

「知の原理」とは、「霊的実相、仏法真理を知る」ということです。物事を知るためには、まず、学ぶことが必要です。仏法真理は、真理の書籍や法話のCDなどから学ばなければ、その内容を手に入れることはできません。この世的な書籍などから仏法真理の知識を得ることはできないのです。

なぜなら、仏法真理は、仏神からストレートに出てきているものだからです。仏法真理を学ぶことことによって、みなさんは心の栄養を得ることができるのです。活字や音声を通じてではありますが、そこに、仏神の存在、仏神の臨在を感じることでしょう。

幸福の科学の信者であれば、当会の精舎や支部で、研修を受けたり法話を聴いたりしているときに、体のなかに暖かいものが入ってくる経験をすることがあるでしょう。それが一つの実証です。

それまで、寒く、辛く、苦しい人生を生きてきたけれども、真理を悟って信仰に目覚め、そして、反省や祈りをしたり、教学をしたりしているときなどに、暖かいものが胸のなかにサーッと入ってきて体が温かくなり、顔に赤みが差す経験をした人は数多くいるはずです。それが、仏の光、神の光であり、天使の世界からくる光なのです。

こういう実証の機会は各人に与えられています。暖かい光を感じるようになれば、みなさんは、みずからの守護・指導霊を同通する入り口に立ったと言ってよいのです。その入り口に立つためには、やはり、真理を知り、迷妄を打ち破り、目から鱗を落として、脱皮しなければいけません。「知る」ということは力です。知ることによって人生を変えることができるのです。これが知の原理です。

反省によって新たな人生を生きるー反省の原理

次に、「反省の原理」があります。仏法真理を知ると、みなさんは、それまでと同じ生き方を続けることはできなくなります。そして、自分の人生の間違いに数多く気づくことでしょう。考えたこと、行ったこと、人に対して語ったことなどにおいて、数多くの間違いがあるはずです。

人間は、間違いなくして人生を生きることはできないのです。その間違いについては、「もう取り返しがつかない」と思うかもしれません。しかし、みなさんには救いの光が与えられています。それが反省という方法です。仏法真理に照らし、きちんと反省することによって、みなさんの罪は許されるようになっているのです。

「救いの光が入ってくる」ということは、「罪が赦される以上のものが与えられる」ということを意味しています。真実の反省においては、天上界から支援や励ましを受け、生きる力、生きるエネルギーを得ることができるのです。反省によってマイナスがゼロになるだけではなく、さらに、プラスのものが恵みとして与えられるわけです。

「真実に目覚めた」ということに対するご褒美として、生きる力、新しい生命の力が与えられ、生まれ変わります。信仰に目覚め、自分の人生を反省することによって、この世において生まれ変わることができ、”二度目の人生”を生きることができるのです。

これを「トワイスボーン」といいます。過去、どのような生き方をしてきたとしても、深い深い反省を実践し、人を愛することをやめず、真理を深く学べば、この世で、人間として別人に生まれ変わり、新たな人生を生きることができるのです。それを実証することが幸福の科学の仕事でもあります。

この世を仏国土に変えるために努力するー発展の原理

「愛の原理」「知の原理」「反省の原理」について述べました。四正道の最後は「発展の原理」です。人間は、自分だけが幸福になれば、それでよいわけではありません。悟りによって自分が幸福になったならば、「この幸福を他の人に分け与え、世の中そのものを変えていこう」と思わなければいけないのです。この世を仏国土へと変えなければいけません。

仏の国は、あの世の世界にはありますが、仏は、「あの世に仏国土があれば、それでよい」と思っているわけではありません。仏は、「地獄に近い、泥沼のような現世を、仏国土に変えよう」と常に願いつづけているのです。そして、その思いを持って、数多くの光の大指導霊や天使、菩薩たちが、この世に生まれ変わり、苦心惨憺をしながら真理を弘め、人々を助けようとしています。

また、この世で活動しているだけではなく、あの世からも一生懸命に地上の活動を応援しています。みなさんは、やがて地上を去ることになりますが、そのときに、「あの世の天使たちが、この世の人びとのために、これほど力を尽くしていたか」ということを知って、驚くと共に涙を禁じえないでしょう。

「天使たちは、こんなにも頑張っていたのか。知らなかった。天使たちがしてくれたことに対して、自分は、その百分の一の感謝もしていなかった」ということを知るでしょう。彼らは、それはそれは涙ぐましい努力をしています。地上には非常に多くの人びとが生きているので、これだけの人びとを幸福に導くために努力することは、どれほど大変なことであるかを知ってください。

それを知ったならば、仏法真理に目覚めたみなさんは、この世そのものを仏国土、ユートピアに変えるべく、一人ひとりが努力しなければなりません。悟りの種をまき、愛を実践し、そして、「自分の住む町や学校、会社、社会、そして、国や世界を、愛に満ちた明るいものに変えていこう。仏国土づくり、ユートピアづくりのために努力しよう」と考えなければいけません。

そのためには、「よい会社をつくる」「よい仕事をする」「よい研究をする」「よい家庭をつくる」など、いろいろな努力があるでしょう。少なくとも、「この世を照らしていこう。光を増やしていこう」という努力を、数十年の人生のなかで実践しつづけていくことが必要です。

そして、ろうそくの炎を独り占めしていたら、そのろうそくの炎は一本のままですが、その炎を他のろうそくに分け与えていけば、千本にも一万本にも百万本にも一億本にも増えていきます。自分のろうそくの炎は決して減ることはありません。あなたが真理に目覚めたことによって、あなたの持っている一本のろうそくの光は一本のろうそくの光以上のものではありません。

しかし、あなたのろうそくの炎を周りの人に分け与えたら、ろうそくの炎は二本になり、三本になり、四本になり、五本になっていきます。あなたのろうそくの炎が、一万本、百万本、一千万本に増えていったら、あなたは困るでしょうか。最初のろうそくの炎は、「炎を分け与えて損した」と思うでしょうか。ろうそくの炎は何も減ってはいないでしょう。

ろうそくの炎は次々に連続して点じていくことができるのです。そのように、「ろうそくの炎を増やすことよって、闇を追い払い、この世を照らす」という努力をしていくことが必要です。それが、「仏国土ユートピアをつくる」ということなのです。

魂の教育には幸福の科学の教えが必要である

私が考える、「魂の教育」とは、以上に述べたような内容です。最後に、その要点をまとめておきましょう。「まず、『人間の本質は魂である』ということを知りなさい。

そして、『その魂は永遠の生命を持っていて、転生輪廻を繰り返し、この世で精進しながら、魂を磨いている』ということを知りなさい。魂が自分の本体であることを知ったならば、信仰を尊いものとして生きていきなさい。その信仰の中身として、『愛・知・反省・発展』の四正道を実践しなさい。

そして、信仰を実践することによって、あなた自身が光り輝くようになったならば、その光を数多くの人に分け与え、この世を仏国土に変えていくように努力しなさい」 これが幸福の科学の教えであり、魂の教育として必要な内容なのです。

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(私文:九州にも雪が降りました)
さすがにここ九州にも雪がふりまして、朝の出勤時には難渋してしまいました。原付きバイクなので、アイスバーンの道の走行は難しくて、一度バイクごと転んでしまいました。往来の車がたまたま来なかったので、助かりました。路面が滑るので、車も急には止まれない状態だったので、運がよかったと思います。いつもは15分くらいで着くお店まで、二時間もかかってしまいました。でも、何事もなくて本当に良かったです。主エルカンターレ 大川隆法総裁先生に心から感謝したいと思います。ありがとうございました。

今回は、長くなってしまいました。最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございました。

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