🌺　Ⓡ　確かな足どり　苦悩との対決　　🌺

幸福の科学　主エル・カンターレ　大川隆法総裁先生　書籍：不動心　参照です。

🍓　人生の苦難を乗り越える法

「苦悩との対決」の章を閉じるにあたって、「確かな足どり」という話をしておきたいと思います。

苦悩の時期は、心が木の葉のごとく揺れ、非常に大きな事件が起きたように思うものですが、ここで二つの視点を忘れてはなりません。一つは、マクロの視点です。

はるかなる無限の彼方から自分の姿を見たとき、あるいは、仏の眼と言ってもよいですが、そうした非常に大きなものの眼から、自分の苦悩の姿、混乱の姿を見たとき、それほど大きな事件が起きているのかということです。

たいていは、わずか数百人や数千人の会社のなかで、「同期の人が自分よりボーナスが多かった」「同期の人が自分より早く課長になった」などと言う問題にすぎなかったり、あるいは家庭のなかで、「家内が病気になった」などということだったりするのです。

したがって、「これはそれほど大きな苦悩だろうか。実はささいなことなのではないのか。よくある話ではないのか。やがて過ぎ去っていくものではないのか」という観点を忘れてはなりません。

このように、無限遠点から現在の自分を眺めてみるというマクロの視点が、人生の悩みを解決するためには非常に大事なのです。もう一つ、ミクロの視点も大事です。これは、一日一日を充実させていくということです。

何か不幸があると、やたらと力を出して、がむしゃらに頑張り、人の目につくようなことをする人がいます。やたらと派手なことを始めたり、大言壮語したりするわけです。

たとえば、失恋をすると、急に何かほかのことを初めて、景気のよいところを見せたがる。会社で出世が遅れると、とたんに、「自分にはこんな趣味がある」と人に言ってまわるー。このように、とにかく悔しくて、何かを見せようと動きまわる人がいるのです。

しかし、こうした人は、三か月から六カ月たつと、やがて自己嫌悪に陥り、もっと苦しい淵に立たされることが多いのです。したがって、「苦悩のときには、動かないほうがよい。あるいは、極端な動きをしないほうがよい」ということも事実です。

苦しいからといって、その反動で、大きなことをやろう、人に何かを見せようとしてはいけません。そうしたことをすると、さらに大きな反動が来て、いっそう自己嫌悪の道へと入っていくこともあるのです。

苦しいときには、人目を気にした大きな動きをしてはなりません。人の目のつくことはせず、みずからの道をたんたんと歩んでいくことです。こうしたミクロの視点も大事です。

自分で出来る範囲内で、自己を改造、改善し、たんたんと向上の道を歩むことです。一日二十四時間、他人の目を考えることなく、自分の力をつけていくことに専念するのです。

会社などでは、一つの仕事をまかされて失敗した場合、それが悔しくて、もっと大きいことをやってみようと、ぶち上げる人もいます。しかし、そうしたときには、自分の心の均衡がくずれ、”バッテリー”　が上がっているので、充電する必要があります。

そのためには、人目のつくことを避け、内なる蓄積をつくっていくことです。つまり、仕事で失敗したときに大切なのは、プライドを気にして、もっと大きなことをやろうとするのではなく、半年ほど、静かに自分を見つめながら、自己啓発をしていくことなのです。

毎日毎日、確かな足どりで歩んでいくことが、何よりも大事です。健康に気をつけ、日々、みずからの内を充電させていくことです。

外のもので目がかき乱され、心が揺れたときには、心を内に向けて、内なる蓄えをつくっていくのです。外国で戦争が起きているからといって、みずからも竹槍を持って走りまわったりしてはいけません。

戦争が起きないような国造りをするために、しっかりした人をつくり、しっかりとした経済をつくり、しっかりとした農業をつくっていく必要があります。要するに、内を固めていけばよいのです。

隙があると外敵が出てくるので、心に隙をつくらないようにしなくてはなりません。このように、苦悩と対決する場合には、大きく二つの視点があります。

一つは、マクロの視点、仏の視点から、現在の自分を取り巻く不幸を見てみることです。そうすると、意外にたいしたことがなかったり、よくある話であったりすることが多いものです。

やがて過ぎ去っていくものであることもあります。もう一つは、ミクロの視点に立って自分を眺めることです。やたらと大言壮語して、大きなことをやろうとしたり、自分の失敗を正当化しようとして動きまわったりしないことです。

そうしたことをすると、小人物であることがばれてしまいます。失意のときには、泰然として自分を磨いていくのです。あなたがほんとうに必要な人であり、社会に有為の人であるならば、いつまでも放っておかれることはありません。

必ず声がかかります。勝海舟のように、「七年でも十年でも待て」とは言いません。おそらくは半年か一年のうちに、あなたが再評価され、用いられるときが来るでしょう。

そのときのために、口や行動を慎み、みずからの内を磨いていくことが大事です。こうした「確かな足どり」で日々を歩むことが、苦悩と対決し、それを克服していくための導きの一つとなるのです。

🌺　悪霊の諸相・・・

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（私文：心が落ち着く仏法真理）

こういう文章を読むと私は落ち着くのです。これでいいんだと思えて、この通り生きていけば間違いないんだと思えるのです。多分私にとってこれが一番簡単な生き方なのかもしれんません。

二十年以上アメリカに住んだ経験があります。おそらくアナキーな経験を沢山したこともありますが、主エル・カンターレの言う通りに生きていけば間違いがないんだと思えて、心が安心するのです。信仰心ももちろんありますが、私にとって北極星のような存在が主エル・カンターレなのです。　

💗　最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございました。💗

是非とも、幸福の科学　主エル・カンターレ　大川隆法総裁先生　書籍：不動心　を読んでください。

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