⛄💗　愛を妨げるもの　優しさの美学とは何か　💗⛄

幸福の科学　主エル・カンターレ　大川隆法総裁先生　書籍・愛の原点　参照です。

では、愛を妨げるものとはいったい何でしょうか。何がいったい愛を妨げているのでしょうか。この問いに対して答えてみたいと思います。「愛の起原は、永遠の生命があるという事実そのものに起因する」という話をしました。

そして、「愛とは、自と他を隔てることなく、共にはぐくんでいく力である」ということも述べました。こうしてみると、愛を妨げるものとは、この両方の思想に相反するものであろうと思うのです。では、この両方の思想に相反する考えとはいったい何でしょうか。

それは、まず、「人間は永遠の生命である」ということを否定する考えであろうと思います。「人間は永遠の生命を生きている」ということを否定する考えが愛を妨げていると私は思います。「人間は一回限りの生を生きている」と思うからこそ、そこにエゴイズムが生まれてくるのです。

「一回限りの生命、わずか数十年の地上生命でもって、塵や灰となってしまう」と思うからこそ、「われが、われが」「私が、私が」という気持ちが出てくるのではないでしょうか。その気持ちが自と他を分けてしまうのではないでしょうか。

そして、お互いに苦しめ合ったり、悲しみ合ったりするのではないでしょうか。自分の欲望のために、他人を自由にしようとするのではないでしょうか。他人を奴隷にしようとするのではないでしょうか。他人を支配しようとするのではないでしょうか。

なぜ他人の悪口を言うのでしょうか。それは、結局、他人が自分の言うことをきかないからではないでしょうか。他人が自分の思うままにならないからではないでしょうか。他人の気持ちが自分の思うがままにならないから、愚痴をいうのではないでしょうか。

この世的な愚痴や心配性、怒り、妬み、こうした、不道徳といわれているような感情は、根源において、有限の生命という考え方から発しているもんだということができると思います。したがって、愛に目覚めるためには、あるいは、愛を妨げているものから自由になるためには、まず、永遠の生命ということを知る必要があるのではないでしょうか。

もう一つ知らねばならないことは、「愛はお互いを高め合う力である」という考えです。お互いを高め合う力とはいったい何でしょうか。何がお互いを高め合うのでしょうか。お互いを高め合う力、それは結局のところ、与え合う心ではないでしょうか。他を利しようとする心ではないでしょうか。

他の者の足を引っ張って、みずからのみよくなろうとする心の反対ではないでしょうか。お互いに愛を投げ与えてこそ、素晴らしい世界が展開するのです。例えば、AとBという二人の女性がいるとします。Aという人は、「自分のドレスは美しい」と自慢します。

Bという人は、「自分のドレスこそ美しい」と主張します。事実、その二人のドレスは美しいとしましょう。しかし、二人が別々に自分のドレスをほめているだけである場合と、Aという人がBという人のドレスをほめ、Bという人がAという人のドレスをほめる場合とでは、世界がまったく変わってきます。

なぜなら、自分で自分のドレスをほめたところで、宝石の輝きにも似た喜びは生まれてこないからです。自分で自分の服をほめたとて、それはうれしいものではありませんし、その喜びは長く続くものではありません。他の人のドレスを、真心から、心底からほめるからこそ、そのほめる顔に笑みが宿り、ほめられた人の顔にも笑みが宿ります。

一方、ほめられた人も相手をほめると、それによって、自分の顔に笑みが浮かびます。そして、相手もまたうれしいのです。こうした愛の技法、幸福への技法がある以上、これをうまく使っていくことが大事ではないでしょうか。

このように、愛を妨げるものとして、「自分と他人を隔て、自分一人の渦のなかに入ってしまう」という考え方があります。これに対しては、「常に他の人々を喜ばせよう」という気持ちが大事です。そうした気持ちを持っていればこそ、自分もまた多くの人たちから喜びを受けるのです。

幸福を受けるようになってくるのです。こうした考え方を大事にしていただきたいと思います。結局のところ、嫉妬、恐怖心、猜疑心、悪口、愚痴、悲しみ、これらはすべて、自分一人を悲しみの檻のなかに閉じ込めることに起因しているのではないでしょうか。それは、お互いに与え合うことがない人たちの孤独な世界なのではないでしょうか。

人々よ、毎日毎日、心に問いなさい。「今日は人にいったい何を与えようか。どんな言葉を与えようか。どんな笑顔を与えようか。どんな優しい心でもって接しようか」ということをーー。

毎日、このような人たちで世の中が満ち満ちていたら、世界はそれだけでユートピアになります。ユートピアをつくるのは、それほど難しいことではありません。お互いが、毎日、「他の人々を喜ばせよう。幸せにしよう」という気持ちを持つことです。ここにユートピアが始まっていくのです。この観点を決して忘れてはなりません。

善悪の超克・・・

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（私文：人に対して、与える愛をもっとしたいです。）
もっと強くならなければいけないし、もっと仏法真理を学ばなければいけないし、もっと、人の心が分かるようにならなくてはいけないと思います。未熟な自分ではあるけれども、そうであっても、人に対して、愛を与えられることはあるはずです。

相手に時間を与えること、人に対して優しくしてあげること、もし、自分にしてもらい事が分かったら、それを人にもしてあげること、何かできるはずだと思って、毎日を生きていきたいです。もう、自分自身のことはいいから、他の人に何かを届けたいと願っています。

山岡子規の【戦をも　厭わぬ君の船路には、風吹かば吹け　波たたばたて】この言葉が大好きです。

最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございました。
是非とも、幸福の科学　主エル・カンターレ　大川隆法総裁先生　書籍・愛の原点　を読んで下さい。

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