230908:企業文化

https://talknote.com/magazine/corporate-culture/
1.何か

独自の価値観や文化、ルール
価値観
行動規範
外部から企業イメージ
企業風土、社風、紙機風土

·    組織(そしき)風土:組織を構成する従業員が作り上げ、根付いている価値観・ルール・考え方 
·    企業風土:企業全体に根付いている価値観・ルール・考え方。 企業内で自然発生して定着した暗黙のルールや習慣
·    組織文化:企業の方針に合わせて柔軟に変えられる価値観・行動規範
·    社風:組織風土や組織文化を地盤として生まれる企業の雰囲気・印象 (社員や外部の人が感じている)

2.なぜ必要
社員にとって共通の指針となるため、「意思統同じ考えを共有することで一体感や帰属意識が生まれます。
・考えを共有することで一体感や帰属意識が生まれます。
・生産性やモチベーションの向上にも効果があるのです。
・競争優位性を高めることにも繋がります:長い時間をかけて醸成された企業文化は、他社が簡単に真似できるものではないと言えるでしょう。仮に模倣できたとしても、同じ効果は得られるとはかぎりません。(内部・外部)

3.要素

① ビジョン(Vision)

企業として目指すべき未来がなければ、企業文化が生まれることはありません。将来のあるべき姿を共有することが、行動や意思決定における基軸となります。

②使命(Mission)

組織における使命とは「社会にどんな価値を提供するのか」「それにより何を成し遂げたいのか」といった、企業の存在意義を指します。ビジョンが目指すべきゴールであれば、使命は会社のあり方そのものです。

③価値観(Values)

社員の行動や意思決定する際、その基準となるのが価値観です。ビジョンや使命を果たすために「必要なこと」「すべきではないこと」を明確にすることで、組織の価値観が浮かび上がります。

④慣行(Practices)

ビジョンや価値観を企業文化として浸透させるためには、「慣行」に落とし込む必要があります。いくら魅力的な目標を掲げても、実行されなければ意味がありません。社員が目標に向かって進めるよう、制度や環境を整えることが大切です。

⑤人材(People)

企業文化を体現するのは、そこで働く人材です。そのため、企業文化の醸成や浸透において、最も重要な要素と言えるでしょう。企業文化に共感する人ほど、離職率が低く、その文化をより強固なものへと変えていきます。

⑥ストーリー(Story)

ビジョンや価値観に物語性があると、強い共感を得ることが期待できます。その物語に共感したとき、はじめて人の心を動かすことができるでしょう。企業としてのストーリーが語り継がれることで、企業文化はその強さを増していきます。

⑦場所(Place)

「広大な自然の中にある企業」と「都心の一等地にある企業」では、感じ方が異なります。企業の場所は、企業文化に影響する要素の一つです。

⑧外部環境(Environment)

企業のあり方は、「社会情勢」や「時代の変化」の影響を受けて移り変わります。企業文化は醸成して終わりではなく、状況に合わせて柔軟に変化させていくことも大切です。

企業文化を醸成するうえで、これらの8つの要素を考えることは重要です。しかし、企業文化を漠然と考えているだけでは、当然育まれていきません。労使双方が理解を深めたうえで、企業文化へと向き合う必要があります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?