ChatGPTが悪用される?生成AIのハルシネーション問題
ChatGPT使ってますか?
使い方によってはとても便利ですが、まだまだ人間にはかなわないですね。
それは、生成AIが回答してくれる内容が本当に正しいとは限らないからです。
今、生成AIが引き起こす「ハルシネーション(幻覚)」が問題になっています。
ハルシネーションとはいったいなんなのでしょうか。
生成AIのハルシネーション(幻覚)とは?
ChatGPTをはじめとする生成AIは、私たちが質問すると、テキストを生成して答えてくれる便利なツールです。
しかし、たまにおかしなことが起こります。
AIは、何も知らないのに、自信たっぷりに答えてしまうことがあるのです。
これを、ハルシネーションといいます。
生成AIは人間のように考えて答えるわけではなく、統計的に正しい答えとなる可能性が高くなる単語を組み立てて並べているだけなのです。
そのため正しい答えがわからないときでも「わかりません」とは答えることはなく、無理やり回答しようとします。
あたかも正しいかのような表現で答えるので、まるで本当かのように嘘をついてしまうことがあるのです。
生成AIの悪用の可能性
このハルシネーションが、ただの誤答であれば問題ありません。
しかし、こハルネーションを逆手にとって悪意を持って利用したらどうでしょう。
生成AIを使って、嘘の情報を広めたり、人々をだましたりすることができるのです。
今では文章だけでなく画像やプログラムを作成してくれるAIもあります。
さまざまなAIを組み合わせて、偽のWebサイトを作ることもできてしまいます。
その偽サイトが拡散してしまったら、混乱や詐欺の被害が起こるかもしれません。
ハルシネーションを防ぐために
ハルシネーションを使った攻撃を防ぐには、どのような誤りが生成AIによって作られるかを知っておくことが大切です。
一部の企業では、利用者にガイドラインを設けて、ハルシネーション問題を回避しようとしています。
私たちユーザーも、AIの答えを鵜呑みにしないで、情報を確かめる習慣を持つことが大切です。
生成AIのハルシネーションと悪用の問題は、今後深刻な課題となっていくことでしょう。
まだまだ発展途上の生成AIを利用する際は、私たちひとりひとりが警戒し、情報を確認することが重要となるのです。
TODOの気持ち
自分が知らない情報を調べるときは、私はGoogleを使うことがほとんどです。
ChatGPTを使い始めたころ、面白いのでいろいろ質問してみました。
でもやっぱり間違いばっかりだったんですよね。
まだまだ情報をリサーチするには向いてないんじゃないかな〜。
なので、私のおすすめは
すでに自分が持っている情報をまとめる
新しいアイディアを生み出すときに協力してもらう
といった使い方ですね。
とはいえ生成AIは日々成長しています。
今後のAIの進化レベルに応じて、使い方を変えていくのがベストですね。
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