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ぐらんまぁ

今は亡き祖母と夢で出会う。
夢の中では何故か亡くなる前より認知症が強くなっていた。会話が殆ど通じなくても可愛かった。

可愛くて懐かしくて。

目が覚めて泣いていた。


家庭が裕福では無かった僕を間接的に、いや直接的に先頭に立って、育ててくれた。

進路も決まらずに高校を卒業した時に貴方が買ってくれたスーツに袖を通し、貴方のことを懐かしく思い出したから、励ましに会いに来てくれたのかな。

あのスーツを着たら世界一強くなったようなあの頃のピュアな気持ちに戻れたよ。(本当は期待だけが大きいだけで強くなんかなくて。本当は世界一弱い、まだまだ小さい自分な事には今は気付いているけど。)


貴方と笑って過ごした素敵な日々。貴方を悲しませた日々。とってもくだらないことで貴方と会えない生活をしていた日々。そして貴方が居なくなってからの日々。

色々な感情や思い出に後押しされたり後悔させられたりしながら今に至ります。


おばあちゃん、あれから世の中は変わったけど僕は自慢の孫でいられるように今日も生きてます。

おばあちゃん、いつもありがとう。
これからもよろしく。


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