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少女終末旅行を見た話と転売の話

※この記事はアニメ「少女終末旅行」のネタバレがあります。


猛威をふるうコロナウイルスのお陰で自宅待機を余儀なくされ、家の中で何もせずのんべんだらりと過ごしていた私です。
まあ惰眠を貪るのもアリですが、何かしら身になる事をしたいなと思い、普段あまりまとまって時間を取れていなかった、アニメ見る大会を行いました。

「ゆるキャンΔ」や「ゆるゆり」が好きで、主に日常系アニメをよく見るので今回見た「少女終末旅行」もそんな感じかな〜と見始めました。

全て見終わって、たしかに95%くらいは日常系のアニメだったかなという感想です。主人公のチトと
ユーリのかけあいが可愛くてほっこりします。

なぜ「終末」となったのか

なぜ2人で旅をしているのか

銃弾を食べる生き物「ぬこ」は何者なのか

などなど、さまざまな伏線が回収される11話、12話は圧巻でした。

他にも、明らかに自分達のものではない足跡を発見し、いきなりビルが崩れるシーンがありました。


日常アニメかな〜と思っていたら、口の中にあった黒胡椒を噛んでしまった衝撃を得たみたいな感じで、ぴりりとサスペンスな一面もあります。

私はチトがユーリを殴るシーンが好きです。
特に、ユーリが兵器で街を焼け野原にした時。
遊び半分でミサイルをぶっ放し笑うユーリを、「笑い事じゃないだろ!」と真面目に叱るシーンです。

作品を通して、戦争の残虐さ、人間の醜さを垣間見た気がします。また同時に、人間は綺麗な生き物だとも思いました。

「2人いる中で1つしか食料がない時、戦争が起こるんだ」とチトが言っているのはその通りで、「分け合えばいいのにね」と言っているのもその通りで、何故人間は争いをやめられないのかな...と思います。

政治とか世の中の事は分かりませんが、例えば最近だと街からマスクやティッシュが無くなり、高額で転売する人が出始めました。極端な話、これで紛争が起こったりしてもおかしくないですよね。

買いたいから買う、独り占めしたいからする。という転売を行う人々の利己的な考えは、戦争の火種が作られる考えと同じかもしれませんね。

若葉百々

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