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温泉トレッキング(那須岳)ちょっと遠回りで那須岳三山を巡る。

【温泉トレッキング  那須岳】 1泊2日
◆紹介コース:1日目 3時間30分~4時間、2日目 6~7時間山麓駅→峰の茶屋跡→茶臼岳(那須岳)→姥ヶ平→沼原分岐→三斗小屋温泉(泊)→大峠→三本槍岳→朝日岳→峰ノ小屋跡→山麓駅
◆温トレのグレーディング:
コース:★★☆☆☆
体力度:★★☆☆☆
難易度:★★☆☆☆
温泉魅力度:★★★★★
危険個所は朝日岳~峰の茶屋跡にある岩場をトラバースするくさり場。悪天候だと滑りやすいので注意。また峰の茶屋跡の手前にある剣ヶ峰のトラバースは5月末まで雪渓が残るため、滑落に注意。
◆百名山データ:日本百名山、関東百名山、栃木百名山
◆温泉:三斗小屋温泉(日帰り入浴なし)屋内風呂2,内1つは女性専用。露天風呂は混浴(夕方女性専用時間あり)。  [効能]アルカリ性単純泉(低張性中性高温泉)源泉温度 : 40 - 58℃無色透明の源泉 三斗小屋温泉から隠居倉方面へ5分ほど登ると温泉神社があり、更に登ると音を立てて湯気が立ち上る源泉がある。
◆ベストシーズン:5月末~11月上旬。 5月末まではところによって残雪があり、初級者だけでの温トレは危険。ルートによっては道標も少なく、登山者もほとんどいないコース。 未だ白煙を上げる那須岳は茶臼岳の別称。深田久弥の日本百名山の書中では『那須岳とは那須五岳の中枢を成す茶臼岳、朝日岳、三本槍岳のこと』と書かれているため、茶臼岳が那須岳という呼び名で定着してしまった。紹介するコースはこの三山を巡りながら徒歩でしか行けない三斗小屋温泉に宿泊する温トレ。三斗小屋温泉には露天風呂付きの「煙草屋旅館」と露天風呂はないが食事が部屋で食べられる「大黒屋」の2つの温泉小屋があるけど、僕の好みはやっぱり山の中の露天風呂ある「煙草屋旅館」。食事は年中おそらく同じ。4回ほど泊まったことがあるけどメニューはすべて同じだった(笑) 2日目は江戸時代に会津藩が黒磯と会津をつなぐために作った会津中街道を歩いて大峠まで登る。江戸時代に敷き詰められた石畳も荒れてしまい、かえって歩きづらいルートになっている。登りきった大峠には戊辰戦争で官軍を待ち受けた会津藩の塹壕跡が今でも残っている。 三本槍岳までの三山を巡るには三斗小屋温泉を早朝に出発したい。なぜなら山麓駅から更に20分程、下った大丸にある「日本秘湯の会」の「大丸温泉旅館」には川に沿って露天風呂(混浴と女性専用)が5つもあり、日帰り入浴も可能だからだ。(日帰り入浴11時30分~14時30分まで)
#温泉トレッキング #温トレ #温トレマスター #三斗小屋温泉 #煙草屋旅館

茶臼岳 山頂
三斗温泉 煙草屋旅館


露天風呂からの眺め


煙草屋旅館の内風呂 水を入れないと熱くて入れません。
茶臼岳中腹から吹き上がる噴煙


煙草屋旅館から5分ほど隠居倉方面に登るとある温泉神社


更に登ると源泉が!音も蒸気ももの凄くて近づく気になれない
5月中旬はまだ残雪が結構あります
隠居倉
江戸時代、会津藩が黒磯とつなぐために作った会津中街道。
長年、補修もされず、敷石も浮き上がって歩きづらい。
大峠に向かう最後の上りは背丈を超える笹藪を進む


大峠にある石仏


大峠から三本鎗へ向かう
眼下に見える鏡ヶ池。湖畔に空が映っている。

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