接地と地面を押す動作について分析してみた。
接地。陸上をやってたら必ずといっていいレベルできく単語です。
僕のブログをみても
・接地
・スタート
この二つがアクセスが多かったです。
(今はアクセス解析してないんでわからないです)
とくに、僕がブログ書く前はスタート(リアクションタイム?)のことばかりでスタートだけ早く出れても仕方ないだろ。
とか思ってました。
実際、レースというのはどれだけ早くゴールにつけるかです。
競馬でも、後ろから中段まで体力をキープしてゴールギリギリで刺すというパターンは結構多いです。
先行逃げきりで圧勝するパターンって地方競馬でもめったにありませんからね。
話が脱線したので戻します。
ちなみに、これはすり足走法のコアだと確信してます。
地面から反発をもらうという表現は好きじゃない
設置の話に行く前に、日本で早く走るための指導法として高確率で使われるフレーズ
それが、
反発をもらう。
です。
元ネタは不明ですが、なぜかよく使われています。
僕この表現好きじゃないし、今後も使う可能性は0でしょう。
反発をもらう。これをきいてどんなシーンをイメージしますか。
地面に強い衝撃を与えに行く。
そのために足首をガチガチに固めてはしる選手も多い様です。
地面に強い衝撃をあたえて、タータンの合成ゴムの反力をもらう。というのが一般的な解釈っぽいです。
最近では球技の選手が陸上選手に走り方を教えてもらうという流れがあるみたいですが、反発をもらって走るなんて現場に遭遇したら殴ってでも止めたいレベル。
長くなるので割愛しますが。
トップクラスの選手になるほど、目線や重心の上下動というのは少なくなります。
桐生選手がGoProつけて走る動画がありましたが、カメラの上下動がびっくりするくらい少ない。
ベークラチャンネルでもおなじことをしていましたが、彼も同様です。
反発をもらう走りというのは、ボールが跳ねる様に体を弾ませるらしいのですが、体が弾んでるってことは上下動が大きいって意味ですよね。
人間視線が少し上下するだけで脳の処理が追いつかずかなりスピードを落とします。
早く動きたいなら水平に近い動きにしたいのに、上下動を大きくしに行く意味がわからない。
この水平に近い動きに重要になるのが、接地です。
足首を固めて走れば接地も絶対にうまくいきません。
あと、反発をもらうことを意識して走ってる人ってアキレス腱や足首に重傷を負う人が多いイメージがあります。
そりゃそうだよね。としか思いませんが。
そもそも、リラックスしろとかいうのに足首をガチガチに固めて緊張させてる時点で僕には意味が分からないのですが。
余談ですが、僕は爪先を回すとロボットみたいにカクカクに動いて身体検査で一人寂しく居残り食らうくらい足首固いです。
反発じゃなくて反動という人もいるみたいですが、もう呆れて何も言えなかった。
接地についてのおさらい
歩くときの体重移動の順番は
・かかと→小指球→母指球→親指
という順番で抜けていきます。
走る時は、
・土踏まず周辺→小指球→母指球→親指
となります。
これは陸上の本を見ても書いているし、これについて一切異論はないです。
ただ、じゃあこの順番で体重乗せていけばいい。
というと完全に沼にはまります。
接地と地面を押す
アメリカでは地面をpush(押す)というふうに教えられるようです。
(アメリカで一括りにするのも変な話ですが
地面を押す。と聞いて足裏で地面を押す。とイメージする人もいると思いますが。
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