漫画「バビロン大富豪の教え」を高校生が読んだ感想

バトル漫画じゃないので気が進まなかったところ、思ってたものよりずっと面白かったので紹介させていただきます。

おおまかなストーリーとしては、バビロニア(アッシリアと戦う描写から新バビロニアだと思います)で武器職人の家に生まれたバンシル少年が、大富豪のアルカドから「お金持ちとは何か」から始まる様々な教えを受け大富豪になるまでのものです。

ある日バンシルが学びの殿堂と呼ばれるところでアルカドの講義を聞きに行ったのですが、そこでアルカドはこんなことを言っていました。

<黄金に愛される七つの道具>

1.収入の十分の一を貯金せよ

2.欲望に優先順位をつけよ

3.貯えた金に働かせよ

4.危険や天敵から金の堅守せよ

5.よりよきところに住め

6.今日から未来の生活に備えよ

7.自分こそを最大の資本にせよ

と七つの教えを説いてたのですが、高校生の身だと特に3番や4番なんかは身近じゃない部分もあったので個人的に共感納得した部分にしぼらせてもらいます。

まず1番のことですがこれ実際やっていることと似ていたので正直びっくりしましたね。ありがたいことに毎月お小遣い制で親父からお金を貰っているのですが、その値の決め方がこれに似ていて、どういうのかと言いますと一定のお小遣い(それまでの月あたりのお小遣いを基準に約1年分)を年始に貰い、月末に残高の10%を新たに貰うという仕組みです。これは親父が決めた制度なのですが、どこでお金を使うかやどのくらい使うと先月分を上回れるかは、自分次第でいい方向にも金欠にもなるのですごく勉強になります。(貯めてるところからいつ、どれだけお金を引き出したかをちゃんと記録することが必須です。また別記事で詳しく書きます)。

そういった意味で2番にも繋がる部分がありますね。僕の場合は好きなものにどっぷりハマりがちな分、興味のないものは一切触れないのでこの中でも比較的できている方だと思ってはいます。ありがたいことに親父は大学には行かせてくれると言ってくれていて、ただ限度は決めているとのことなので「本当に夏期講習行くべきか」や「塾は続けるべきか」は自分でもシビアに考えてます。「お金は決まった分までは出す。ただどこに使うかはお前が自分で考えて決めろ」というのが親父の方針なので、個人的に共感できる項目です。

あとは7番くらいですかね。今こうやってブログを世の中の仕組みを少しでも知るという目的で、自分の「シンガポールに住む高校生」という資本とともに書かせて貰っています。こういった貴重な体験をさせてもらっているので、このブログは主観的に「シンガポールに住む高校生」の意見体験を書かせてもらっています。


と、この本における学ぶことに対する感想を書きましたが、ストーリーも面白いので是非読んでみてください。高校生でも興味を持てるくらい分かりやすく漫画で著されてるので、文字の多い本が苦手な人にもおすすめです!



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