どこへ逃げれば良いのか。

だいぶ久々な更新です。あまり時事ネタと言いますか、こういった事に対してリアクションする方ではないんですが色々な感情が混じってうわーってなったので書いてみました。

ryuchellさんの事はよく知らないけど、結婚して子供出来て、離婚して性自認で色々あって、これから自分らしく生きていきます!みたいな発信をしてる中で亡くなったっていう流れなのかなって思ってて、想像でしか無いけど、先が見えなくなったのかなと。

結婚も離婚も性自認も、それぞれ当人にとっては大きな決断だと思うし、今より人生が良くなると思ってその道に進んで行ったと思うんだけど、最終的に女性としてってなったものの批判を受けて「じゃあ、もうどうしようもないじゃん」ってなってしまったのかなって。
綺麗な女性になったら全てが覆る、報われる!っていう希望が大きかったのだとしたら、その反動の絶望は底しれない。


ヴィンランド・サガという漫画が好きで、今はアニメもシーズン2まで終わってるんですが、内容は11世紀のヨーロッパ付近のヴァイキング達の物語。
アニメのシーズン2で最初の方に出てくる台詞「生きてさえいれば」それと対になる台詞として後半に出てくる「なぜ生きなければいけないの?」
戦争や奴隷が日常の世界で最愛の人を亡くした人の台詞。
それに対して主人公達は何も答えることが出来ず。
その後に戦争も奴隷もない世界を作るためにヴァイキングの手が届かない地へ逃げようと決意する。

この作品は史実を元にしてるので、この主人公も実在する人物をモチーフに描かれてるわけで、漫画はまだ完結してないですが多分そういう理想の地を目指して開拓していくんだと思います。というか最新巻は開拓に入ってる。

戦争も奴隷もない日本で「なぜ生きなければいけないの?」という考えがよぎった人はどこへ逃げれば良いのだろう?

そんな事を思った。

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