モチベーションを上げるって無意味!第58話

ドットの話

営業で、中々結果が出ず、苦しんでいる人の多くが目標設定を間違えている。

色々な目標設定があるが、私の会社では、年間目標撤廃!四半期目標撤廃!月目標撤廃!週目標撤廃!

日目標のみ!です。

結局、日目標ができない営業に、それ以上長いスパンの目標など掲げさせても無意味だからです。どころか、、、、逆効果。という話を書きます。

まず、目標は定性と定量の2種類。

結局、できることが日々増えないと、結果はついてきません。例え結果が出たとしても、それは『たまたま』であり、まぐれです。だから結果を出し続けることは、できません。逆に、できることが少しずつでも増えていけば、結果はついてきます。(当たり前の話)

重要なのは定性目標。

今日のお客様との会話を書き出し、何に気づかなかったのか?どうして気づけなかったのか?もっと上手い伝え方は無かったか?etc...こうやって、明日の定性目標を設定していく、今日よりも上手くなる。⇨できることが増える。⇨結果が出る。このサイクルをどれくらいのスピードで、回すことができるか?!が、ポイント。

日々の些細な「できること」。これがドット(点)。このドット一つ一つが、結果に直結することは無いが、ある日突然、繋がって線になる。

自転車に乗れるようになりたいと、練習した幼少期を思い出してください。何度も何度も転んでいたのに、乗れる瞬間が突然やってきませんでしたか?仕事も同じです(笑)

長いスパンの目標は自分を弱くするだけです。結果が出なくても、「まだ時間がある」⇨「明日こそ頑張るぞ!」と意気込みに変えて終わり。

今日うまくいかなかったことが、その人の本当の財産のはずなのに。。。

明確、正確に成長する為の定性目標を定められるはずなのに。。。

長い目標は、できない自分を安心させる為の言い訳。

学習意欲は、今日できなかった現実逃避をしたいが為の贖罪。

本を読んだり、ビジネス系動画を観て学ぶのではなく、自分のことなのだから、自分の1日を振り返り、点をいくつも見つけること、そして明日の仕事のテーマ(定性目標)を生み出すことなのです。

学習意欲は、仕事が絶好調の時にするものです。

できることが増え、結果が出続けたら、自然と目標は大きくなり、夢も湧いてくるはずです。

※夢は持つものではなく、湧いてくるものです!この辺を次回掘り下げてみます。



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