犬を飼うために、まずは引越した。

緊急事態宣言の解除、段階的に自粛が明けつつある日々の中、ばたばたと過ごしていました。これからもこんな感じのゆるペース更新ですが、よろしくお願いします。

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今日は、我が家で犬を飼った経緯やそれに伴った住居の環境も変化についても書いていきたいと思います。

村山家では私も彼も実家暮らしの時から犬と生活していたので、犬はかなり身近な存在。実家に帰省した際には犬に会えることも楽しみなひとつでしたが、普段の生活の中でも犬との生活が恋しくなる気持ちが募ってきたのでふたりでも犬を飼いたいを話すようになり、犬を飼う環境について考え出し、実際に整えていく為に動き始めました。


その当時、住んでいたマンションはペット可物件ではなかったですが、気に入っている部屋であった為、まずは当時のマンションのオーナーさんにこの物件でペットを飼うことは本当に難しいのか、とりあえず交渉してみることにしました。普段からオーナーさんと直接やりとりする機会もあり、仲介業者を通して話すよりも直接話すことで熱意が伝わって了承してくれたり、もしかしたら表向きには言ってないけどペットも飼っていいよ、なんてことがないのかやんわり期待してのお願いでした。

ですが結果的には、そのマンションではペットを飼うことはできないというお返事が。

そのマンションでは以前住まわれていた方がペットを飼っていたことはあったらしいのですが、ペット飼育が原因で隣人とのトラブルが発生してしまったことなどの理由で、現在ではペットを飼うことは禁止としている経緯があるとのことでした。そのオーナーさんはとても親切な方だったことが普段のやりとりからも伺えていたので、丁寧にいろいろと教えてくれたりもして、結果ペットを飼うことは無理でしたが、私の性格的に直接話すことで納得感を持って引越しを検討できるようになったので、直接お話しをしてよかったなと感じています。

犬が飼えないと改めて分かったことで、淡い期待は消え去り、本格的にペット飼育可物件を二人で探し始めました。


都内でのペット可物件は、決して多いとは言えなかったので引越し先が決めるまでは約半年くらい要した思います。

引越し先の決め手は、マンションの周りに公園が多く、犬にとって散歩が楽しめる環境が整っていた点と、新築だったので設備が整っており室内環境も犬の体調面も心配が少ないかなと感じた点でした。

それまでに住んでいたマンションは、大人ふたりで住む分には特に大きな問題はなかったですが、築古だったことから冷暖房の設備にやや不便が多く夏は暑くて冬は寒い室内だった為、犬を飼うとなると犬の体調面が心配だなと感じてたこともあって、築浅物件は様々な設備が整っていて安心でした。


ここだ!と決めてからは、すぐに行動開始。申し込みを出して、審査がおり、世の中がコロナ蔓延になる一歩手前の2月中旬ごろに引越しが完了。

今思えば前のマンションのオーナーさんに断られてからは、トントンと事を進めるパワーが湧いて、物件探しては、内見を繰り返してという作業を楽しみつつ、あっという間に半年がすぎて引越していたように思います。


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私自身がこうした犬との暮らしを考え引越しに至ってから、実際に犬と暮らしてみた中で感じていることは犬の飼育環境を整えてあげること、それは室内の環境ももちろんですが、そもそも一緒に犬と暮らす家を考え、責任を持って決めていくことがとても大切だということでした。

現実的な暮らしを考えていくうちに、飼いたい犬よりも飼える犬を選ぶ基準が見えてきたり、様々な都合を鑑みれば今は飼うことがベストの時期じゃないという選択肢も持てるかもしれません。

長いこと一緒に暮らす犬だからこそ、まずは自分と犬の暮らしのベストな飼育環境について考えてみてほしいと思います。

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