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【MMEffect事典】ikClut改変 FJ-Taste【MMDer向け講座】

今回は、ふらり様が配布してくださっているikClut改変 FJ-Tasteをご紹介します。

配布先

配布静画

コンテンツツリー登録: im6413432

分類:色調補正系 動画


使い方

①使いたいCLUT(パレットのようなものです)を選び、「〇〇.x」をアクセサリ操作タブから、またはドラッグアンドドロップで読み込む

「読込」をクリックし、使いたいエフェクトを選択する

②X/ Y/ Tr の値をそれぞれ変更し、自分が作りたい色味に調整する(詳しくは「内容」で後述)

※備考
・Xで彩度と青み、Yで赤みを調整、Trでエフェクトのかかり具合を調整できます。(Xは、Yが0の時、彩度のみが上がり、Yが0より大きい時、青みを調整できます。Yも同じで、Yの場合はXが0より大きいとき赤みを調整できます。)
・上の画像ではマイナスの値を入力していますが、0より小さな値をしても変化はありません。


相性のいいエフェクト

PowerDOF・・・針金P
→上記静画やサンプル画像、こちらの記事のサムネにも使用しております。
よりレトロ可愛い感じになります。
o_Tonemap・・・おたもん様
→さらに細かい色味の調整が出来ます。
o_Diffusion・・・おたもん様
→ほわっとして可愛くなります。
o_Bleach-bypass(o_SurplusFilter)・・・おたもん様
→(白黒映画風)と組み合わせると、ハードボイルドでカッコ良くなります。

情報提供お待ちしています。
このエフェクトと組み合わせたらカッコよかったよ!など、コメント欄で教えてください!

相性の悪いエフェクト

思いつきませんでした。情報提供をお待ちしています。


内容

※照明の位置、色は以下の通り

前述の通り、
Xは、Yが0の時、彩度のみが上がり、Yが0より大きい時、青みを調整できます。
Yに彩度調整の機能はなく、Yの場合はXより数値が大きいとき赤みを調整できます。
どちらも0より大きい場合、彩度の変化は起こりません。

(Y=0)→X=彩度上昇 (0<Y)→X=青調整 
(X=0)→Y=赤調整 (0<X)→Y=赤調整

MAXの値は1,MINの値は0

ノンエフェクト

ヴィンテージ風

X,Y=0, Tr=1.00(デフォルト,サンプル1)はこんな感じ。
彩度が上がり、やや赤みが加わります。

X,Y=0.5, Tr=1.00(サンプル2)はこんな感じ。
彩度が増し、青みがかります。

X=0.6 Y=0.8 Tr=1
個人的にオススメの数値です。昔の映画風。

ポラロイド風

X,Y=0, Tr=1.00(デフォルト,サンプル1)はこんな感じ。
全体的に明度が上がり、ほわっとした感じになります。か わ い い。
特別この色が影響を受けやすい!ということはなく、均等に明度が変化します。

X,Y=0.5, Tr=1.00(サンプル2)はこんな感じ。
明度上昇が控えめになり、紫がかった感じになります。
ヴィンテージ風のサンプル2とほぼ同じ見た目になります。
どちらを使うかはお好みで。

X=0  Y=1  Tr=0.4
個人的にオススメの数値です。昭和の映画のような、哀愁のある画面になります。

何かのアニメ風

X,Y=0, Tr=1.00(デフォルト,サンプル1)はこんな感じ。
全体的に青みがかり、爽やかな夏の海沿いのような雰囲気になります。
ダンスモデルの肌の色味によっては、お肌の透明感を表現することもできそうです。

X=0 Y=0.5 Tr=1(サンプル2)はこんな感じ。
全体的に緑色のフィルターがかかります。森の中などの表現に使えそうです。
この画像からも分かるように、このパレットのみ青-緑の尺度で色が変化します。

X=0.2 Y=0 Tr=0.6
オススメの数値です。元の色味を残しつつ、画面に爽やかさや透明感をプラスできます。一方で、髪など元々暗い、濃い色の部分はさらに強調されてしまうのが気になりますね。

古いフィルム風

X,Y=0, Tr=1.00(デフォルト,サンプル1)はこんな感じ。
髪や看板の支柱、壁の濃い部分などが黒くなり、強調されています。簡易色替えエフェクトとしても使えそうです。(実用性は知らん)
全体的に彩度が落ち、シックな感じになります。

X,Y=0.5, Tr=1.00(サンプル2)はこんな感じ。
ほぼ同じ見た目ですが、ヴィンテージ風、ポラロイド風より気持ち暗いです。

X=0 Y=0.5 Tr=1
オススメ?というより面白い数値です。
BLUE GIANT1巻の表紙っぽい色味になります。

彩度上げ

X,Y=0, Tr=1.00(デフォルト,サンプル)はこんな感じ。
彩度を上げる機能しかありませんので、色味が変わることはありません。
X,またはTrで調整が出来ます。(Xの数値が大きくなると彩度が下がります。Yはいじっても何も変化しません。)

白黒映画風

X,Y=0, Tr=1.00(デフォルト,サンプル)はこんな感じ。
まさしく白黒映画風!記事を書いているとゆりやんさんの声が聞こえてきます(分からない人は「ゆりやん 白黒映画」で検索してみてね。面白いよ)

X=0 Y=0.3 Tr=0.8
個人的にオススメの数値です。セピア風の、ちょっと儚い感じになります。
こちらのパレットも、他のものと同様、X赤み、Y青みを調整できます。


まとめ

エモい雰囲気を作れたり、自分好みの数値を見つけられるやりこみ要素のあるエフェクト。
パレットに応じて様々な表現ができる便利なエフェクトですので、気になった方はぜひ使ってみてください!

※こちらでまとめた情報はMMD,MME好きが趣味でまとめたものです。詳しい仕様や規約は、同梱のRead meで確認してください。

お借りしたもの

ikClut改変 FJ-Taste・・・ふらり様
長富蓮実・・・何奴P(東空とりな)様
街角ステージ・・・くらこ様
にゃんこウォッチ・・・mkys様
PowerDOF・・・針金P
o_Diffusion・・・おたもん様


関連エフェクト
ik_clut ikeno様

ikclut_ex_g OH!YEAH!!!様

最後まで読んでいただきありがとうございました!
情報提供、リクエストお待ちしております!

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