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【MMEffect事典】o_Tonemap_v0_7【MMDer向け講座】

今回は、おたもんさんが配布してくださっているo_Tonemap_v0_7をご紹介します。

配布先

【MME】お手軽トーン補正エフェクトをつくってみた - ニコニコ動画 (nicovideo.jp)

下に参考動画のURLを掲載していますので、そちらもぜひ参考にしてください。

分類:トーンマップ 動画


使い方

⓪ダウンロードしたら、.fxと.xを量産する
最初はPlain/Sepia/Monochrome/psSepia しかありません。
そこで、Plain.x/.fxをコピーします。※必ずセットでコピーします

次に、bitmapフォルダ内の画像と同じ名前に名前を変更します。
今回は、例としてBrightに変更します。

fx/x共に同じ名前にする

続いて、Bright.fxをメモ帳やNotepadなどの文書編集ソフトで開きます。
そして、プリセット指定という欄の""内にBrightと入力します。

コピペ推奨

こうすることで、Brightエフェクトをすぐに使用できるようになります。
これを欲しいエフェクトが揃うまで繰り返します。
ちなみに全部揃えるとこんな感じになります。

これで、いつでも各種エフェクトを使えるようになりました!

①アクセサリ操作から読み込む

【読み込み】をクリック→使いたいエフェクトを選択

②エフェクトのかかり具合を調整
Tr:エフェクトのかかり具合
X:赤の明るさ  Y:緑の明るさ  Z:青の明るさ
※備考その1
XYZはマイナスの値を入力すると暗くすることができます。
それぞれ同じ値を入力すると単純に画面の明るさを調整でき、どれかの値だけ大きくor小さくすると画面に色を加えつつ明るさを調整できます。

左はXYZを-1にしたもの。
右はXを-1,YZを0にしたもの。

※備考その2

背景にステージやスカイドームがないとMMDの画面上は灰色になりますが、出力すると透過されます。

このまま出力するとちゃんと背景が透過された(灰色ではない)状態で出力される

相性のいいエフェクト

・o_ShadowFlame おたもん様
画面の端に色をつけられるエフェクト。
→Sepia/psSepiaと組み合わせることで古いドラマや映画っぽい雰囲気にできます。

・Exclude Elle/データP様
ポストエフェクトを適用しないモデルを作ることができるエフェクト。
→contrast と組み合わせることで、シャドウが濃いめのモデルと薄目のモデルを並べた際の陰の濃さを補正できます。
※元々シャドウが濃いモデルにContrastを適用されないように設定する

その他、情報提供お待ちしています。
このエフェクトと組み合わせたらカッコよかったよ!など、コメント欄で教えてください!

相性の悪いエフェクト


同じく、情報提供をお待ちしています。


内容

※画像は初期値で掲載・アルファベット順

Bright

画面が全体的に明るくなります。
Zを調整したりして昼の屋外表現などにも使えそうです。

Contrast

コントラストが上がります。
かかり方が薄めなので、微調整に使えそうです。
また、Read me によると、暗い部分を沈めて明るい部分はあまり変化がないそうです。

Contrast_Strong

上と比べると、明るい部分もより強調される印象です。
Read meによると、contrast と違い明るい部分のコントラストも上がります。
トゥーン調のシェーダーとの相性がよさそうです。

Cross-process

陰影がなくなり、パステルっぽい感じになります。
Read me によると、

フィルムと現像のネガポジがあべこべになったかのような味のある画面作りを行います。風景映像向け。

Read meより。原文ママ

とのことですので、人物モデルに使用するのには向かないかもしれません。

Dark

画面が暗くなります。
このエフェクトは中間を引き下げているので、光が当たっている部分や影が濃い部分はあまり影響を受けません。画像だと髪のハイライトが分かりやすいと思います。

Inversion

色が反転します。
ホラー系の動画と相性がよさそうです。
また、MMD紙芝居やドラマでショックを受けた表現にも使えそうですね。

Negative-film

いわゆるカメラのネガを表現できます。
明るい部分が黒潰れしやすいので、他のエフェクトと組み合わせて調節する必要があります。

Plain

適用しただけでは何も起きません。明るさや色味を調節するのに使うことができます。

psSepia

モノクロとセピアの中間っぽい感じになります。
ちょっと昔のテレビっぽい表現ができそうですね。

Monochrome

画面が黒~白の間の色で表現されるようになります。
XYZの値を変えると画面全体の明度が変わります。
つまり-の値を入力しても暗い部分が強調されるのではなく全体的に色が変わります。

Sepia

画面がセピア調になります。他のセピア系エフェクトよりも明るめな印象です。また、画像の通り真っ黒な部分はあまり影響を受けません。


まとめ

動画全体の色味や明るさを調節することが出来る、かなり自由度の高いエフェクトです。
自分好みのパラメータを見つけるのも楽しみの一つになりそうですね。
また、こちらのエフェクトを改変したエフェクトも多数配布されていますので、いろいろなエフェクトを試してみてください!

※こちらでまとめた情報はMMD,MME好きが趣味でまとめたものです。詳しい仕様や規約は、同梱のRead meで確認してください。

お借りしたもの

o_Tonemap_v0_7・・・おたもん様
夢見りあむ・・・歩*様
寝室・・・あさぬ様
餃子(中華料理セットver1.0)・・・キャベツ鉢様
MacBookPro(TouchBar)・・・S.Aikawa様
箸(お箸セット1)・・・モノゾフ様


最後まで読んでいただきありがとうございました!
情報提供、リクエストお待ちしております!

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