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【MMEffect事典】Pallet Shader【MMDer向け講座】

今回は、めめさんが配布してくださっているPallet Shader (パレットシェーダー)をご紹介します。

配布先

http://bowlroll.net/up/dl37090


配布先にて参考動画、参考静画のURLが記載されていますので、ぜひご覧ください。

分類:シェーダー 動画


使い方:MMEタブから割り当てる

MMEタブから割り当て

相性のいいエフェクト

Excellent Shadow(そぼろ氏)に対応 ※Read meに記載あり

Toon系のエフェクト ※色合いがはっきりするため

その他、情報提供をお待ちしています。


内容

※apricot, black shadowには、エッジが追加されるものも同梱されています。画像の掲載は省略します。

今回は、

①光/影がどのように変化するか ➁全体的な雰囲気 ➂乗算スフィアとの相性(このエフェクトはものによって乗算スフィアが割り当てられている材質が白飛びしてしまいます)

の観点で書いていきます。

apricot

画像2

 暗い所が白くなります。(上の画像だと口内など)もちろん光が当たっている場所も明るくなるため、照明操作での調節が必要です。

 全体的に紫がかった雰囲気になります。

 乗算スフィアとの相性が悪いようです。(※上画像だと王冠や胸のハート部分)白飛びする場合は、その箇所は割り当てないことで解決します。照明をいじっても、相性の悪い材質だと白飛びしたままになってしまいます。

black shadow

画像3

 影になる部分が真っ黒になります。また、光が当たっている部分も黒くなるようです。影の境界線もパキッとしているので、リアル系シェーダーとは相性が悪そうです。また、上の画像でも分かるように、鼻や目元にもはっきりえと影が出てしまうため、スポットライト系のエフェクトと組み合わせた方が良いかもしれません。

 アメコミっぽい雰囲気になります。コントラストや彩度を上げるともっとアメコミっぽくなりそうです。

 乗算スフィアとの相性は良く、白飛びされずに表示されています。

clay

画像4

強い光/影が緑みがかった灰色になります。

文字通り、モデルが泥を被ったかのような見た目にすることができます。濃い色の部分は残ることもあるため、泥人形的な表現をする場合はテクスチャをいじらなければならないかもしれません。

乗算スフィアとの相性が悪く、白飛びしてしまいます。

color rim

画像5

エッジ、明るいところが黄緑に、暗い所が水色になります。こちらの範囲は、照明操作ではなくカメラ操作の影響を受けます。

これまでと違い、モデル自体の色が変わらないため、他エフェクトとの併用がしやすそうです。

乗算スフィアが割り当てられている材質は、白飛びしてしまいます。

contrast yellow

画像6

明るい部分は青みがかり、シャドウは濃い目に出ます。照明の影響が出やすいため、追及するのが楽しいです。

全体的に黄色みがかり、明度や彩度が少し下がったように見えます。個人的に、ゴッホの絵に似てるなと思いました。

乗算スフィア部分は白飛びしてしまいました。

metalic blue

画像7

明るい場所、中間、暗い場所が明確に分かれます。

やや青みがかった銀のような質感になります。スカイドームの色を変えましたが影響がなかったため、周りの色を反射しているわけではないようです。※メタリック系エフェクトの適用を禁止しているモデルもあるので、規約をよく読んでから使ってください。

乗算スフィアが割り当てられている材質も、白飛びせずに表示されます。

metalic green

画像8

上のmetalic blueよりもシャドウが薄いです。明るい部分は、濃い緑色になります。

メタリック感はやや薄めな印象です。何となくですが、幸が薄そうな印象になります。

乗算スフィアとの相性は良く、普通に表示されます。

metalic horror

画像9

光が当たっている部分を残して黒くなるようです。色が薄い部分は白くなってしまいます。

その名の通り、ホラー感のある仕上がりになります。他のエフェクトの組み合わせによって、面白い演出が作れそうです。

乗算スフィアの部分は、少し色が黒っぽくなりますが白飛びはしません。

monoCM

画像10

強く光が当たっている部分が水色、ピンクに変化します。シャドウはやや濃い目に出ます。

最近良く見るおしゃれなMVみたいな雰囲気が作れます。カワイイ。

乗算スフィアとの相性は悪く、白飛びしてしまいます。

mono rose

画像11

やや緑みがかったシャドウになります。明るい部分とのコントラストは小さめ。

森の中など、周りが緑みがかっていると馴染みそうです。やや彩度が下がる印象です。

乗算スフィアの箇所は白飛びしてしまいます。

navel

画像12

metalic系統に近い明暗になります。濃いシャドウが帯状に出るため、気になる人は気になるかもしれません。

朱色や黄色が基調となっているため、ポップな印象になります。

乗算スフィアが割り当てられているところも、白飛びせず表示されます。

night pink

画像13

光が当たっている部分がピンクまたは白になります。それ以外は水色になります。元が濃い色の場合、地の色が少し残ります。

今回のように、背景の色と合わせるとカッコいい画が作れそうです。

乗算スフィアの箇所は、白飛びしてしまいます。

shocking pink

画像14

明るい部分がピンク色になります。こちらも帯状にシャドウが出来るため、気になるかもしれません。

使い方によって、おしゃれにできそうです。全体的に白っぽくなるため、モデルの色味には注意が必要ですね。

乗算スフィアの箇所は、白くなってしまいます。

sihouette

画像15

モデルが白黒になります。コントラストがかなりはっきりしています。乗算スフィアの箇所は、影響を受けず薄いシャドウになっていますね。

瞳など、一部適応しない箇所を作りつつ使うと、クールなモノトーンを表現できそうです。

前述の通り、乗算スフィアの箇所は適用されません。

smalt

画像16

やや黄色っぽいシャドウやハイライトができます。濃い色の箇所だと、シャドウが濃い緑っぽくなります。

夏の爽やかな雰囲気に合いそうです。他のものと比べ色合いが大きく変わらないため、モデルを選ばないのも特徴です。

乗算スフィアの箇所はエフェクトが適用されず、白飛びします。

soft mono

画像17

やや濃い目のシャドウがかかります。他に見られるようなパキッとしたハイライトはありません。

青い部分が緑がかったり黄色くなったりします。また、色が濃くなる印象です。

乗算スフィアの箇所は、白飛びしてしまいました。

spot adult

画像18

明るい所は白くなります。全体的に彩度が上がっているようにも見えます。

大きく色味が変わらないため、肌などに適用するのがよさそうです。名前にもあるように、ちょっとしっとりした感じにもなります。

乗算スフィアとの相性は良くないようです。白飛びしてしまいました。

spot night

画像19

上と同じく光が当たっている部分が白くなります。影はほとんど出ません。

色味が青っぽくなるため、肌に適用すると体調が悪そうに見えるかもしれません。夜など、暗い場所との相性がよさそうです。

乗算スフィアの箇所に適用すると、白飛びしてしまいます。

tamamushi

画像20

シャドウが薄い藍色、影との境界線が紫がかったピンクになります。全体的に彩度が下がっています。

このモデルの場合、マットに仕上がっていますが、適用するモデルによってはテカテカした印象になることもあります。いろんなモデルで試すのも楽しそうですね!

乗算スフィアの箇所は白飛びしてしまいます。

tar

画像21

まさにタールを被ったかのような黒になります。光が当たっている部分は白かったり茶色いマーブルになったりリアルです。

ミリタリー系だと汚しに使ったりできそうです。

乗算スフィアの箇所は白飛びしてしまいます。

まとめ

シェーダーのためMMDだけではエフェクトのかかり具合が調整できません。とはいえ見るからに効果が出るエフェクトのため、質感を出すというよりも、演出に使った方がよいかもしれません。

※こちらでまとめた情報はMMD,MME好きが趣味でまとめたものです。詳しい仕様や規約は、同梱のRead meで確認してください。

お借りしたもの

本田未央 Star!!衣装版・・・haruchan様

RGB設定できる単色ドーム・・・ぐらたん様

Pallet Shader・・・めめ様


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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