見出し画像

【号外】初戦(準々決勝)の見どころ 町田監督

はじめに

こんにちは。専松ラグビー部OB会広報部です。
本日は「号外」ということで、10月30日(金)の秋の大会初戦を目前に、町田監督からメッセージを頂きました。
日頃選手達がどのように準備して、試合にどう臨むのか。
試合を観戦(視聴)するにあたり、非常に興味深い内容です。
ぜひご一読ください。
文:OB会広報部

【号外】町田監督から

いよいよ2021年度の花園予選がスタートします。

今年度も新型コロナウイルスの影響を受けました。
新人戦や合宿が中止になり、活動制限は昨年よりも厳しい状況となりました。
練習試合の機会も著しく減った中、素晴らしいチームに育てた選手を誇りに思います。
また、活動を支えてくれた保護者やOBの方々に心より感謝致します。

様々な外部環境の変化がありました。
しかし、
ラグビーの本質は何も変わっていません。
私たちの目指すべき状況も一切変わりません。
常に「ラグビーを通じて臨むべき状況への変化」がテーマでした。
コントロール不能なこと(活動制限)に、コントロール可能なこと(内部環境)を如何に邪魔させないかが重要なポイントでした。「選択」と「集中」は昨年以上に加速しました。
大切にするべきモノは守り、変化の必要性があるモノは変える。
コロナ禍において、
専大松戸高校ラグビー部の「Identity」はより洗練されたと確信しています。

3年生を中心にチームは大きく変化しました。
これまで以上に特徴を持ったチームに仕上がっています。
なぜ厳しい環境の中で実現できたのか?
それは、
選手自らがそれぞれの『覚悟』を持って臨んでくれた結果です。

対戦相手は、フィジカルに強みを持つチームです。
簡単にはいかない試合になるはずです。
選手たちは、どんな意図を持ったゲームにするのか?
次戦出場権を得るために、どんな状況を実現する必要があるのか?
選手の思考をプレーから感じ取ってもらえたら幸いです。

どんな「問い」を設定するのかで結果は変わってきます。
今年は3つの「問い」を設定しました。
ラグビーとはどんな枠組み(構造)なのか?
ゲーム中に必要な状況をどう作り出すのか?
勝つチームとはどんな状態のことなのか?

これら全ての「問い」に対する答えを感じてもらえると思います。

ラグビーは人生を教えてくれます。
困難な状況に直面した時に、自分の本当の姿が見えてきます。
カオス(混沌)と向き合う態度や姿勢は自ら獲得するしかありません。
苦しい時間帯での選手たちの振る舞いに注目して下さい。

専修大学松戸高等学校
ラグビー部 監督 町田裕一

おわりに

まずは初戦。10月30日(土)に日体大柏高校と激突します。(シードなので準々決勝からの登場です)
相手はトンガからの留学生3人を中心に、フィジカル全開のチームです。
監督の思いと選手達の覚悟が、最高の成果をもたらしてくれるでしょう!
残念ながらグランド観戦できるのは保護者のみと制限されています。
※当初無観客試合の予定でしたが緩和
試合の様子は千葉テレビさんがLIVEで放映してくれます。
応援よろしくお願いします!

【試合予定】
10月30日(土)準々決勝 vs 日体大柏高校
11月7日(日)準決勝
11月13日(土)決勝

文:OB会広報部

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?