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情報リテラシー論 レポート3

今回の授業は検索エンジンについて。これがないとネット生活が始まらないですね。このレポートでは主にGoogleとYahoo!について記述していきます。よろしくお願いします!

検索エンジン

検索エンジンといえば……
Google!

分からないことがあればとりあえずGoogle先生に聞く。1日に何度Gのアイコンをタップしていることか。ですが、そんな私も前はYahoo!ユーザーでした。私のように検索エンジンといえばGoogleか Yahoo!だという日本人は多いのではないでしょうか。

実はYahoo!は1999年にシェアが世界で1位になり、その後も日本では2004年あたりまでシェアの大部分を占めていました。

それではなぜYahoo!は日本でトップシェアを誇れたのでしょうか?また、現在Googleに取って代わられた原因は何だったのでしょうか?


Yahoo!の策略

Yahoo!は、インターネットを開いた時ブラウザをホーム画面に設定し、ポータルサイトにする事を徹底して行いました。つまり、インターネットを立ち上げると自動的にYahoo!を開いているということです。
皆さんはYahoo!のホームページを見たことありますか?

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ショッピング、ニュース、エンタメなどなど……ずらりとカテゴリーが並びます。ここがYahoo!の特徴。なんと、インターネット業界にカテゴリーを生み出したのはYahoo!だったのです。

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↑たどるように検索するのがカテゴリー検索です。

当たり前に使っていたカテゴリー検索がそれまで無かったとは驚きました。Yahoo!は画期的な発明をしたと思います。
開けばなんでも揃っている、まるで幕の内弁当なYahoo!のホーム画面。
ですが、スマホが普及し、スマホのホーム画面によってYahoo!を開けばなんでも揃っているという価値が失われます。

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ショッピングがしたい、天気が知りたいとなれば専用のアプリを使うようになります。


Googleの戦略

Yahoo!でカテゴリー検索の便利さを実感しましたが、実はこれには限界があります。
インターネット上には膨大な量のサイトが日々誕生し、今や20億サイトに到達しようとしています。これでは、いくらカテゴリーを作っても分けきれません。
ここでGoogleが生み出したのはキーワード検索です。

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たどることなく、直接目的のサイトまで行き着きます。無限に広がるインターネットの世界にはキーワード検索のやり方が合っていたようです。
2014年になると、ついにYahoo!のカテゴリー検索は終了してしまいました。


なぜ無料で使えるのか?

そもそもなぜこのように便利な検索エンジンを我々は無料で使えるのでしょうか?
GoogleとYahoo!はそれぞれ違うメリットのために無料にしています。


Yahoo!のメリット

Yahoo!といえば、Yahoo!ショッピングやYahoo!オークションなど、Yahoo!〇〇をよく目にしますよね?つまり、利用者をYahoo!〇〇に連れて行きたいがために無料にして利用者を増やしていました。


Googleのメリット

実はGoogle、検索エンジンの会社ではなく広告代理店だったのです。検索をすると出てくる広告、Googleはこれを見てもらうために無料にして利用者を増やす必要がありました。

「検索」との付き合い方

時代と共にみるみるうちに変わって行くインターネットで生き残るには、臨機応変に対応する力次に何が必要なのかを予想できることが重要なのだと分かりました。
また、インターネットが始まってから現在に至るまで、検索回数が年々増えているという結果があります。私自身、小学生の時は検索なんてしなくても楽しく生きていられました。ですが、今は1日に何度も検索をかけることが習慣のようになっています。こうなってしまうのは、それだけ情報が溢れかえっているからです。
自ら新しいものを生み出すには自分の頭で考え、ネットの情報に頼ってばかりではいられないなと思いました。

それではまた、次回のレポートで。


教授は横田秀珠先生




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