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②いつから一月万冊は報道チャンネルみたいになったのか?
2017年から、烏賀陽弘道氏と交流が始まった。一月万冊の配信で著書『フェイクニュースの見分け方』を紹介すると共に、長い感想文を書いて送ったらしい。イベント「万冊祭」のトークゲストに招くことは、すぐに決まったようである。
「一月万冊」という良書を読む活動をしている清水有高さんのすぐれた書評です。
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) July 28, 2017
フェイクニュースの見分け方 烏賀陽弘道さん著 感想 | 速読多読 一月万冊 https://t.co/D53dQlL9Qn #一月万冊 @monthlymansatsuさんから
生活苦のためカメラ・レンズを売りに出しております。
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) July 30, 2017
ポートレイトの名作 Carl Zeiss Sonnar T* 135mm F2.8 ヤシカコンタックスマウント MMJ https://t.co/b7NXYPknN7 #ヤフオク
400人収容の東京・新宿の紀伊国屋ホールで講演をすることになりました。主催は、私財を投じて、良書をたくさん読む社会活動をしておられる「一月万冊」の清水有高さん。
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) August 4, 2017
9月17日19時30分〜21時 「真実を見極める情報の見抜き方」https://t.co/1ecrmdtDBn
ご報告遅れてすみません。福島第一原発事故の続報を続けるためのクラウドファンディングは約142人の寄付者様から計約155万円のご寄付を頂戴しました。ありがとうございました。CF会社が2割取るため、120万円ほどが私に残ります。https://t.co/v2NdmA3xdP
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) August 4, 2017
とりあえず取材を一年続けて、資金が枯渇したらまた同じようにクラウド・ファンディングでご寄付を募集しようと思っています。またよろしくお願いします。
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) August 5, 2017
9・17の新宿・紀伊国屋ホールでの公開対論「フェイクニュースの見分け方」、なんと7万円のVIP席が10席売れたそうです!!
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) August 7, 2017
もっと安い席も無料席もあるよ!!https://t.co/1ecrmdtDBn
生活苦のため腕時計を売りに出しております
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) August 7, 2017
ALPHA INDUSTRIES 50周年記念 レアもの腕時計 (新品 訳あり) https://t.co/mOKTrAD6iP #ヤフオク
9月17日の新宿・紀伊国屋ホール、なんと400席中370席が無料 タダウガヤ見るチャンスです!!
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) August 14, 2017
*18時00分〜19時15分 本当に大量に読めて理解できる速読多読の仕方 講演者 一月万冊・清水有高氏
*19時30分〜21時 真実を見極める情報の見抜き方 烏賀陽弘道&清水氏
烏賀陽氏の経済状況についてのアピールは、見ていて痛々しさも感じてしまう。
いま、ここが私の「ひとり独立メディア」です。いちびって「ワンマン・アーミー」といいたいんですが。読者からの寄付とクラウドファンディングで取材の交通費や宿泊費をまかない、ネットで直接報告し、売上で生活費に当ててます。https://t.co/ovLm7f1qYJ
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) August 20, 2017
私が過去に「19冊本を書いている」というと「印税生活でいいですなあ」とかとんでもないピンボケ発言をするアホがいます。著者の取り分=印税は定価の10%にすぎません。新書ですと800円ですから80円。印刷部数なんで1万部くらいですから、80万円です。これで食っていけると思いますか?
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) August 29, 2017
「メルトダウンまでの五十年」など、執筆開始時は明石書店が「四千部発売する」と約束したくせに、いざ原稿を納めたら「やっぱり二千部」と裏切ったせいで、報酬が半額に。5年かけて取材した本の報酬が50万円でした。みなさん、我々がそういうバカみたいな労働条件だって知らないでしょ?
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) August 29, 2017
私がそんなブラック企業もマザーテレサに見えるような劣悪な条件で本を書いていても生活をしていけているのは①扶養家族がいない②限界まで支出を減らしている③写真撮影というもうひとつの職業がある④読書会やワークショップをする⑤投げ銭がある⑥クラウドファンディングがある、などの幸運のおかげ
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) August 29, 2017
ですから「印税で暮らせていいですなあ」とか「取材経費は印税で稼げばいいでしょう」とか、現実を知りもしないくせにエラソーな説教を言うバカには「そうなるといいですねえ」とニコニコ笑いつつ心の中でそいつの顔にツバを吐きかけています。
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) August 29, 2017
みなさんがスマホやTVに夢中になってくださっているおかげで、報道関係の本が初版以後重版になるなんてまずないですね。よって報道系の本はだいたい報酬が50〜80万円でおしまい。
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) August 29, 2017
イベント「万冊祭」のトークゲストに招かれたことは、烏賀陽氏にとっても転機となったようだ。
いよいよ本日午後6時です!
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) September 17, 2017
新宿・紀伊国屋ホールで烏賀陽が近著「フェイクニュースの見分け方」について話します。なんと入場無料。良書の読書を推進する「一月万冊」の清水有高さんの主催。ホストも勤めてくださいます。
東京・新宿東口の紀伊国屋ホールの「一月万冊祭り」始まりましたぞ。 pic.twitter.com/YZlJdsU2S7
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) September 17, 2017
9月17日、良書の読書を進める団体「一月万冊」初のリアル集会に、ゲスト講演者としてお招きいただきました。400席ある新宿・紀伊国屋ホールがほぼ満席、会場で拙著が180冊売れました。感謝感激です。@monthlymansatsu https://t.co/DpbaWjfApG
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) September 18, 2017
ゲストとして登壇した烏賀陽弘道氏には、一月万冊から約30万円が寄付された。
先日、新宿・紀伊国屋でゲストスピーカーに招いてくださった「一月万冊祭」では、会場で拙著「フェイクニュースとは何か」「Jポップは死んだ」が180冊売れたそうです。おそらく1か所の会場で売れた冊数では最高記録ではないかなあ。ありがとうございました! @monthlymansatsu
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) September 20, 2017
「一月万冊」の応援を得てからの拙著「フェイクニュースの見分け方」「Jポップは死んだ」の売れ行き増を見ていると、今はこうしたインディペンデントなネット上の「よき紹介者」が、かつての新聞書評欄や書評家の役割を果たしているのだと目からウロコが落ちました。@monthlymansatsu
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) September 20, 2017
「一月万冊」の清水有高さんの事務所に打ち合わせに行ったら、そのままその場のノリでライブストリーミングに出演することに!!www
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) September 21, 2017
「フェイクニュースの見分け方」「JPOPは死んだ」の烏賀陽弘道さんと「一月万冊」清水有高対談 https://t.co/GQwb2rSSPC
こうして、ライブ配信にゲスト出演するようになった。ここから現在のような「報道や時事問題について解説するチャンネル」に発展していったようだ。
いつの間にかレビューが33もついてました。平均星は5分の4.いやがらせレビューが平均点を下げていることを考えると、望外の高評価です。
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) September 24, 2017
フェイクニュースの見分け方 (新潮新書) 烏賀陽 弘道 https://t.co/M2ow1PhINO @amazonJPさんから
「一月万冊」の清水さんと対話していて虚を突かれたのは「なぜ烏賀陽を信用するか」という理由が「朝日新聞社を辞めてまで報道に打ち込み、以来14年間質の高い本を書き続けているから」だったこと。自分にとって「当たり前の仕事」を持続することが信用になった@monthlymansatsu
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) September 28, 2017
私がいつも思うのは、パン屋はパンを焼き、大工は家を建てる。報道記者である私も、同じように読者にだけ忠実に、できる限り一次情報に近い情報を、私の願望やバイアスや、「社の事情」など関係なしに知らせてきたに過ぎない。でも結局はそれが身を結んでいる。@monthlymansatsu
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) September 28, 2017
烏賀陽氏にとって、スポンサーとの良い出会いだった。「見ている人はちゃんと見ている」「信念を貫いて続けていればいつか評価される」と感じたのではないか。
この烏賀陽氏の紹介(京都大学の同期)で安冨歩教授も出演、また烏賀陽氏と同様に声を掛けてジャーナリスト本間龍氏の出演も始まった。安冨教授の紹介で虐待防止の活動家である今一生氏が出演して、2017年中に現在のレギュラー出演者が顔を揃えた。
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