週刊少年ジャンプ4回目持ち込み作品「Tough Lovers」1/2 3 広田翔@漫画家志望 2022年3月3日 12:51 タイトルは「愛の鞭を振る者」、そんな意味が込められています。 このネームは実際に全国の書店で起こっている犯罪を下敷きにしています。前回「絵はもっとラフで良い」と言われたので、今回は描き込んでいません。 わかりにくいですが無線で話しています。「初めての逮捕」が達成されるべき主人公の目的になります。 近年、書店は本当に厳しい状態に置かれています。皆さんも「書店でチェックしてAmazonで買う」ではなく、ぜひ「書店で購入」して下さい。書店が無くなって困るのは私たちです。Amazonのリコメンド機能に知識の供給源を握られるなんて、ちょっとしたディストピアです。 編集さん曰く「主人公たちのキャラがパッとしないので、読んでいてストレスがある」 今回、「引き」「めくり」「またぎ」はかなり意識しました。1番左下のコマが引きです。 編集者さん曰く「カメラワークが短調。もっと工夫を」 編集者さん曰く「ガラムスーリアのコマがデカ過ぎ。こんなに強調しなくても必要な情報は伝わる」 編集者さん曰く「万引きGメンはマイナーで面白い題材だが、発展性がないから、連載になっても2〜3話でネタが尽きてしまう」 店内の平面図がちょっとわかりにくかったかもしれません。 小学生による非行の7割は万引きで、少年万引きに占める割合は過去最多となっています。 現行犯逮捕であれば、一般人でも犯人を捕まえて良いことになっています。皆さんも万引き犯を見つけたら、犯人が「店を出た段階」で捕まえちゃって下さい笑 ナルトを意識しためくりです笑 編集者さん曰く「このページは悪くない。でも吹き出しを分割するなど、もっと見やすくする工夫をすべき」 大体、悪いことする奴は想像力が乏しいと思います。私も人のことは言えませんが。 大人が舐められてるから、子供がつけ上がるのだと思います。本気で怒られたことのない子供が多すぎるのではないでしょうか。 編集者さん曰く「作家性が出過ぎるのは1番ダメ。ご都合主義に走り、作り物の作品だと読者が意識してしまう。バグをなくして読者を引き込み、夢の国に連れていくこと」このネームは自分が言いたいことを詰め込みすぎました。 ここら辺は万引き家族を下敷きにしています。 編集者さん曰く「万引き被害額の話はもっと最初に持ってきて、主人公たちの動機として明示すべき。初めに持って来れば、読者の関心を掴むことができた」 前回、「もっと原作者らしい作品を!」と言われたので、今回は王道マンガを中断し、取材などもしてみました。 わかりづらいですが、1番上のコマの左側の人間は主人公です。ラフに描きすぎて回想シーンを黒く縁取りするのを忘れています笑 建物の中をほとんど描いたことがなかったので、今回はかなり苦戦しました。 バストアップばかりですね。まだまだ引き出しが足りません。先は長いです笑 編集者さん曰く「主人公の目的がわからない。何か唯一無二の特徴が必要」まずGメンに共感させ、読者に受け入れてもらう。何かそのためのエピソードを用意する。万引きに実家の店を潰された背景も冒頭で明かし、主人公の動機をハッキリさせるべきだった。店が潰れて父親が死んだ件は最悪、なくても作れたかもしれない」 言い訳すると、主人公の父親の仇が万引き犯だと明かした場合、すぐに犬川が狙われてしまうのではないかと考えた次第です。 全然、英語しゃべれないのですが、何となく好きです。生の英語に触れたくて京都に滞在していたこともあります笑 お金に余裕ができたら英会話習います。 編集者さん曰く「ジャンプのメタだね笑」 ここはフィクションではありません。現実にこういう犯行手口の奴らが存在しています。 ワンピファンたちの力で万引きを減らせないかな、なんて妄想と期待をして作ったページです笑 編集者さん曰く「突き飛ばされたところにトラックが走ってくるのは、作者のご都合主義に見える」事前に店の前が激しい通りである、などの補足描写を入れるべきでした。続きhttps://note.com/10000hours/n/ne1a69c3c9e5f 3 私の活動に共感していただけたらサポートをお願いします! いただいたサポートは「SUBARU」の連載前倒しに使わせていただきます! サポート