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500万円の借金を作った、幸運なお金の引き寄せ

みんなが引き寄せたいものと言えば、お金が一番ではないでしょうか?実際にお金があれば、欲しいものは何でも買えるし、悩み事も減るはずです。お金に対して間違った考えを持っていなければ、お金はどんどん増えるし、急に目の前に出現したりもします。しかし、お金に対して間違った思考を持っていれば、預金残高はどんどん減り、お金を使う機会が増えていきます。

引き寄せとは、なんでも願い事を叶えてしまうのです。私の場合、引き寄せで一夜にして500万円の借金を作ってしまったことがあります。

みんなにとっての500万円の借金がどんなものなのかはわかりませんが、私のように幸運にして500万円の借金を作ってしまうことはよくあります。

あなたが、この借金に対して嫌悪感を持つなら、このnoteを読み進めてほしいです。お金に対して間違った考えを持っているにすぎないということがあります。そうでないなら、このnoteを読む必要はないでしょう。

まずは実際に私がした借金の体験談を聞いてほしいです。

毎月40万円の給料で残高がいつもマイナス10万円

私が社会人になって間もない頃、ダブルワークをし、毎月40万円を稼いでいました。眠い目をこすりながら働いていた本業は消費者金融の電話営業(OL)。携帯電話のない時代だったので、電話帳から一軒一軒の家の電話に営業電話をするのが当たり前でした。

急に電話に出た人に対して「ご融資のご案内です(お金借りませんか?)」と言うのだから、ほとんどの人が、1秒で電話を切ります。しかし、地道に電話をすれば、いつかヒットするのです。世の中にお金がなくて困っている人はごまんといて、困っているところに「お金、貸しますよ!」と言うのだから、食いつく人はいるんですよね。ホームページもない時代。個人への営業はこれが普通でした。

営業成績が良い人は、どんどん高給取りになっていくような会社でした。しかし、20代前半の私はそんなことを気にもせず、営業成績より『18時になれば帰りたい。1分たりとも残業をしたくない!』と会社を飛び出して帰宅。だから給料はソコソコ。それでも良い時には30万近くになるお給料をいただいていました。

週に何度かはスナックでバイトというダブルワーク生活。合計の給料は約40万になっていました。しかし、それを何に使ったか?今となっては全く覚えていません。高級品が好きだったわけでもないし、毎晩のように外食したわけでもありません。ところが、どういうわけか、最終的に通帳の残高が-10万円になってしまうのです。(そこに給料が補填されて、復活するけど、また-10万になる)

もちろん、スナックが終わった後にみんなで飲みに行くことはありましたし、趣味のレコードを集めたりもしていました。毎日のようにバーへ行く時もありました。切実にお金のことを考えていなかったのが原因だと推測できます。まだ結婚も考えていない20代前半で、毎月40万円給料があれば「まぁいいか」と思ってもしかたなかったのかもしれません。

私のように、若い頃、何にお金を使ったかわからず、たくさんのお金を失った人は少なくないはずです。しかし、後に考えてみると、原因はそこではなかったのです。私がお金を使ったのは、自分の環境(仕事)のせいだったのです。

仕事をしていると、不思議なくらい毎月のように、お客さまが亡くなっていきます。借金苦に首を吊ってしまうのです。特に事業貸付をしている部署がそうでした。経営者というのは、どこの銀行も相手をしてくれなくなると、最終手段で消費者金融に手を出す人がいます。

その頃の利率は29.2%。かなり高いです。当時、経営者が消費者金融からお金を借りるのは、終わらない地獄の始まりのようでした。その結果、経営者は借金苦に首をつってしまうのです。

ある日、60代の女性が亡くなったと連絡がありました。自社で貸し付けたのは10万円でした。ネットワークで貸し付け情報を調べてもせいぜい50〜60万円の借金しかありませんでした。しかし、こういう年配の人もすぐに借金苦で亡くなってしまうのです。60代といえば、収入源が年金しかありません。その年金も、しっかりあるのは、正社員として働き、まともに年金の支払いをしていた人のみです。

そんな、人が次々になくなるような仕事の環境にいると、「借金=悪いもの」という考え方が根付いてしまいます。お金が必要な人に貸したのに、その人は幸せになるどころか死んでしまいます。そうすると、不思議なことにそこで働いていた私たちは潜在意識に「お金=悪いもの=排除」という方式ができ、その結果お金を使ってしまいます。

当時、同僚の多くもカードローンを抱えていました。最近になって、銀行の営業マン数人に訪ねると、未婚の銀行の営業マンのほとんどが、なかなか貯金ができず浪費している傾向だとわかりました(私調べ)。

ある銀行の営業マンがお金を使ってしまう理由は「会社で動いているお金が大きいので、それと同じように使ってしまう」と言いました。金融に勤めていると、お金の感覚は狂いやすいのかもしれません。

でもそれは、まさに、自分で引き寄せをおこなっています。

借金は悪ではない

借金をしてしまう理由は人それぞれですが、「借金=悪」と考えてはいけません。全てのお金は同じ粒子からできています。
そのお金に、良いも悪いもないんです。

税金や消費税が悪いと考えがちですが、そのためのお金は、みんな私たちの財布の中に入っているお金と代わりありません。自分の中で悪だと考えると、上記に書いた通り、お金はどんどん自分から逃げるようにして出ていくので気をつけましょう。

結局私の残高が回復したのは、その仕事を辞めた後でした。

自分の環境に注意しましょう。特に自分がお金持ちになりたいのならお金に対してネガティブな話題ばかりしている人から離れましょう。「お金は悪者だ」こう言っていることになって、自分の潜在意識にも刻まれてしまいます。

お金持ちになりたいなら、どんなお金であっても愛しましょう。そうしないと、お金は寄ってきません。


私はこうして一夜にして幸運な500万円の借金を背負った

私は26歳で起業し、もう何年も経営者を続けています。だから何度もお金の苦労をしてきました。夜の仕事をした方が稼げるのではないか?と考えることもありましたが、子どもがいたし、夜の仕事のお世話にはなりませんでした。心の中では、きっとどうにかなると信じていたんですよね。

私は、起業当時からすごい量の本を読んでいます。もともとジョセフ・マーフィーの著書が好きだったということもあり、すぐに引き寄せの法則にはまりました。その中でも当時大流行した本に「ザ・シークレット/ロンダ・バーン」という本にはすぐに影響を受けました。

この本の記事に、私がお金を引き寄せるきっかけになった話があります。

その記事は、ジャックという作家が、当時サラリーマンとして働いていて、いつも「もっとお金が欲しい」と願っていた時、一緒に仕事をしていた実業家に、「目標を持ち、それを信じ、それが本当であるかのように行動しなさい」との助言をもらうことから始まります。ジャックは、年収を10万ドル(日本円で約一千万円)にすべく、それだけの紙幣を紙を切り、絵で書いて作り、ベッド上の天井に貼り、毎日眺め、イメージを続けました。その結果、その年の年収が約10万ドルになったのです。

私はこれまで、引き寄せの本を多数読んでいるのですが、これと同じような行動でお金を引き寄せたという話を、何度か見かけました。

つまり、その行動は効果が高いということですよね?

私はそれを実践してみたくなりました。しかしながら、お札に見立てた紙をを自分で作っていく作業というのはかなり骨が折れます。

そんな時に、友達がSNSでアップしている100万円のメモ帳を見つけました。100万円と同じ厚みで手前と後ろに、お札によく似た絵柄があるのです。私はそのメモ帳を、ネットショップで5冊手に入れました。そして、それを眺めながら、いつもお金の使い道を考えたのです。

売っているところからお借りしました。

私の引き寄せたかった願いは「仕事を安定させるための預金残高500万円」。当時、私の仕事は収入が不安定で、毎月コンスタントに入ってくるお金がありませんでした。いつも月末になると、かつかつ。なんとかなると考えていたものの、内心は震え上がるような気持ちを押さえつけていました。

最初の2、3ヶ月は何も起こりませんでした。たまに100万円のメモ帳を財布に入れ持ち歩いてみたりもしましたが、500万円を現実に引き寄せることができずにしました。そして、チャンスがあるような仕事もめぐってきませんでした。

その後、家の中のモノが壊れ始めるという異常事態が発生しました。これは自分に家の中のモノが調和していないというサインです。
(※調和の法則については別の記事にて)

私はそれに気がつき、たくさんのものを捨て、整理を始めました。
家の整理が終わると、会社の外構が気になり、草むしりや掃除をするようになっていました。

私は新たな調和がやってくるとわくわくしていました。

半年経った頃、目に止まった商工会のチラシに、融資相談というのがありました。日本政策金融公庫が行なっている相談会です。商工会と手を組んで普通よりも安い金利で貸し付けをしてくれるんです。いつもなら捨てるチラシですが、この時ばかりはお金に困っていたこともあり、チラシを握りしめて商工会へ行きました。

その後、私は願い通りぴったりの500万円を借り入れしました。これは後々とても幸運な出来事につながって行きます。

私は先にも書きましたが、借金に対して間違った考え方を捨てていたおかげで、このお金は自分が引き寄せたもので神から与えられしお金だと考えていました。だからなのか?それからは幸運が連続して訪れました。

借り入れをすると、それを手元金に一緒に仕事をできそうな会社と協業し、新たな事業を始めることができました。おかげで、借金はすぐに完済し、新たなお金の流入ができました。

私がこの借金を「悪」だと思っていたら、今頃どうなっていたのかはわかりません。借金をした後、ポジティブな気持ちを保ち続け、新たな活力になったからこそ、今があるのだと考えています。

お金を愛せばお金は現れる

私たちは幸運な借金を日頃から行なっています。それはクレジットカード利用や、車や家のローンです。これらはレバレッジを産むために必要なお金です。

しかしそのお金を生かすも殺すも自分次第です。「お金を使う人、お金に使われる人」のような言葉が存在するように、お金を管理していないと、いつまで経っても目の前のお金に泳がされ、お金に使われているような感覚になります。

お金を愛してあげると、そのお金をはもっとお金を連れて来ると聞きますが、引き寄せの法則にとって、愛と感謝は重要なキーワードです。

お金を使うだけで、管理していないと、そこに愛は生まれませんし、感謝もできません。お金を増やしたいと考えたら、まずは管理が必要です。そして、お金を使う事に感謝しましょう。

私はお金を引き寄せるようになって、より、お金やモノ、人、環境に感謝するようになりました。それは引き寄せる事ができなかった過去があるからです。

おかげで、幸せな500万円の借金ができました。

自分が持っているお金も、借金も、税金も、全ては同じお金です。あなたがお金を欲しいと望むなら、それはみんなステキなお金です。どんなお金であっても、当然のように愛しましょう。自分のお金を管理できていれば、それは全く怖いものではなくなるのだから。

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