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【#NFTSchool】 GORO /Goro Ishihataさん(@goroishihata)が語る作品と戦略

この記事はPolygonが独自取材した、Goro Ishihataさん(@goroishihata)の取材記事になります。


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Goro Ishihataさんの自己紹介

GOROはかつて、美大で油絵を学びながら画家を目指していた大変有望な若者だった。

しかし、老人クラブの様な画壇や美術団体、コネで入選作が決まる低レベルな公募展など諸々嫌になり絵を発表するのを止め、だらだら生きてきたが正直いって人生全く楽しくなかった。

その後いろいろあって離島に避難し、今は人目を忍んで暮らしている!

2021年に負債を返済するためにNFTを開始。今はスーパーマーケットのアルバイトもやめ、NFT一本で戦っているYO

GORO作品の説明

クリプトゴロー: 毎日1枚ハンドメイドで自画像を作成するシリーズ。2000日後にGOROが死に、2,000体で完結する予定。

ミニゴロー: クリプトゴローズの縮小版。10,000体のジェネラティブ

ソルゴロー: ソラナで3,000体のジェネラティブ。

(ミニゴローとソルゴローは、クリプトゴローのホルダーへの特典としてエアドロップ用+より多くの人にGORO作品を持ってもらい流動性を作り出す為の宣伝材料として作られたもの)

GOROさんのコアな価値観として意識していることは?

クリプトゴローみたいな毎日~してみた。的なコンセプトは現代アートの世界では割とベターなものなんだけど(吉村芳夫や宮島達夫など)自分はもともとアート畑から出てきた人間なので”アートとして見れるか”っていう部分は結構意識しちゃってる所はあるYO。

GOROは油絵だと19世紀あたりのアカデミズム絵画と呼ばれるものが好きで、それらは現代のリアリズムとは違い、「すごいホンモノっぽく見えるんだけど、見えたものを理想的にデフォルメしている」事が特徴なんだ。

ちなみに「ファイナルリクエスト」っていう全部ドット絵で描かれたマンガがあって、ゲームの世界のキャラが最終的にリアル世界に進出していくって筋書なんだけど、映画のマトリックスだったり、プラトンの「洞窟の比喩」、そしてアカデミズム絵画のような「イデア的な世界」をテーマにしたものに興味を持っているし、作品の基本コンセプトとなっている。

つまり並行世界ゴローワールドで自身の投影たるクリプトゴロー達が暮らしていて、そこにヘンリーダーガー的な自分だけの王国が作れないか?という試みだ。

GOROさんの実際の仕事内容

・ツイッター
・Discord
・毎日のアートワーク作成(クリプトゴロー・DailyWorks)
・その他仕込み(HP作成、新しいプロジェクトのアートワークやミントサイト作成、ホルダー向け特典送付など)

NFTアートでチャレンジしようと思ったきっかけは?

配送や仕入れの手続きがいらないため、圧倒的に効率的(税金はかかるけど)だし、早めに参入しとけばヒカキンみたいになれると思った

作品を作るときにマーケットのトレンドなどを参考にするか,しないか

めっちゃ参考にする

たくさんの人に対して買ってもらうためにしているもの

-国内

宗教団体を作り、お布施をする代わりでNFTを買うような構造を作ろうと思っている

-海外

昔は英語でいっぱいツイートしてて、海外のホルダーばかりだったけど、ヒカキンも日本語一本だし最近は日本語多めにしてる

GORO作るときにどうのように考えてテーマ選定をしたか

クリプトパンクス、100日間生きたワニ、あとアートっぽい要素をいれたかったので自画像を取り入れた。

GOROシリーズを作り始めるきっかけは?

知名度のない個人アーティストが戦う場合、1日1枚シリーズのような、時間軸方向にリソースを分散する作戦の方が合理的だと思ったからだYO

その代償としてプロジェクトがスロースタート設計になるので、流動性が出て本格的に価値が上がるのは2-3年後と予想している。

クリプトゴローの流動性の低さをカバーし、知名度アップを図る為にジェネラティブのミニゴロー、ソルゴローを投入してみた。

どのようなユーザーが特に買ってくれている層か?

BCGゲーマーや外国株投資家などアーリーアダプター的な人が多い印象

自分のプロダクトを出すときのチェーン選定に関しての決め方

最初はETHだったけどガス大が高すぎてギブアウェイなど様々な活動に支障が出たので、コントラクトを自前で用意したタイミングでPolyognにしたYO。海外勢からは不評だけど、今後はL2が伸びると思ってるので問題ないとの判断

創作する時に大切にしている価値観は?

後世に遺して恥ずかしくないもの、自分の作品と呼べるものだけを作るようにしている。

クオリティをキープし続けるために作品に対して意識していることは?

出来ない事をしようとしない。複雑なアイディアは極力排除し、シンプルなアイディアで完璧を目指している。

やり続けるために大切なことは?

なんとかマネタイズできるように頑張る。お金が続かなくなったら続けるのが厳しくなるので、日々ヒヤヒヤしている

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