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【#NFTSchool】CRAZY BEARSさんが語るグローバルで活躍するNFTコレクタブルズ、コミュニティの戦略とは?

この記事はコレクタブルズNFT作成のCRAZY BEARSさんにグローバルで活躍するNFTコレクタブルズ、コミュニティの戦略とはというイベントを書き起こしたものです。

PolygonJapan(@0xPolygonJapan)では、NFTアーティストの方や第一線で活躍する方々をお呼びして、#NFTSchool と言う配信をTwitterSpaseにておこなっています。


ゲスト:CRAZY BEARSチーム(@CrazyBearsNFT)
司会進行:PolygonJapanコミュニティマネージャー岡山佳孝 (@okayama1991)

今後のイベントの最新情報は下記のアカウントで告知します。ぜひフォローよろしくお願いいたします。

PolygonJapanTwitterアカウント(@0xPolygonJapan)


自己紹介

C)まずCRAZY BEARS collectionの方からご紹介からからさせていただきます。ご存知の方もこの中にいらっしゃると思うんですけども、三百以上あるプロパティからランダムに組み合わせ生成されている、黄色いクマをモチーフにしたコレクNFT コレクションとなっておりまして、現在3000体mintされています。

ありがたいことにすべて売り切れとなっていて、今後もまだまだ新しいものを追加予定となっています。ローンチが去年の十二月頃になるので大体二か月ほどになって、現在オーナー数が1000人以上くらいで、ボリュームトードが55ETHぐらいですね。日本の中では一定の地位があるコレクションなんじゃないかなと思っております。

岡山)最初からマーケットは海外だったんですか?

C)むしろ最初が海外でしたね。国内にリーチし始めたのが本当最近で、一月の半ば頃からようやく国内でも日本語でのツイートとか、日本人に向けてのマーケティングみたいなのがちょっと始めたという感じで、日本ではまだ本当に一週間ぐらいかもしれないですね。

岡山)始めてからは何か月ぐらいですか?

C)2ヶ月弱くらいです。


ビジョン、今後の目指す世界観は?

C)もとは、サービス開発とかゲーム開発とかをやっていて、自分たちができる技術とかデザイン開発を通して何か誰かを喜ばせたいというところから色々やってきています。私たちが持っている技術とか経験とかを活かして、今できることは何か、と考えときにNFTでした。それが運良くというか誰かとって価値のあるものになってるっていうような感じになっています。

例えると、スターバックス等に近く、コーヒーを販売しているのではなくて、あくまでコーヒーショップのような雰囲気や居場所をサービスとして提供しているイメージ近いです。プロジェクトを通して誰かに、サービスや価値を届けられたらなと思い進めています。


Crazy Bearsさんの作品戦略の上段として意識していることは?

C)プロジェクトを始めるにあたって、まず考えたことが海外のマーケットをターゲットとすること、コミュニティドリブンという2つがありました。海外をターゲットとした理由は、マーケットが小さいエリアを攻めてそこで事業を持続させるのは大変ということ。大規模な速度感ですすめるのが難しいと感じたからです。

日本の市場だと、世界全体と比較すると小さいのかなと思っていて、それこそ日本人だけに販売して大成功したとしても、おそらくBAYCみたいな規模になれないだろうなとは想像していたので、なるべく価値を大きくするためには、海外なのかなと認識していました。

岡山)最初は市場規模の観点から決めたんですね。

C)ただでさえ、グローバルでもNFTの市場は、まだ黎明期なのでその中で一部を狙うというのは危険かなと思っていました。コレクティブNFTという事業としてみた時の話なので、アーティストさんとかになると考え方は違うのかなと思います。

岡山)事業側面でということですね。お二人起業家ということで利益最大化みたいなところが意思決定の重要なポイントとしてあったんですね。

C)TAMサイズを見ることはスタートアップとしてはいい判断の部分ではないという意見もあるんですけど、やはりTAMが小さいと成長が遅くなってしまうので、重要視した上で海外という判断になりました。

岡山)もうひとつコミュニティドリブンということをテーマとして掲げられていたと思うのですが、「コミュニティドリブン」の定義とは?をお聞きできますでしょうか?

C)Web3だからコミュニティドリブンということで進んでいたわけではないです。

元々インターネットやSNSが普及していたりしたので、プロダクトだけで勝負すると上には上がいるので定着しなかったり拡散しないというハードルがあるかと思います。

やはり人と人のつながりがあるから拡散されたりするので、コミュニティの重要性というのはユーザを維持する上では意識しないととは常に思っていました。

NFT界隈でコミュニティの重要性が高まっているというのは最初は知らなかったんですけど、BAYCなどを調べていくうちにやはりアートだけという価値ではないんだなと改めて知りました。

ユーザーは、むしろイラストを買っているのではなくてコミュニティに参加するためにその額を出して買っているんだなというのを意識しました。なんでその額を出してでも参加券がほしいのかみたいなところが重要になるのかなと。

岡山)コミュニティドリブンが上手だなと思った海外の取り組みやニュースなどはどういうものがありましたか?

C)BAYCに関して絵柄は個人的には好みではなく、海外の人はこういうのが好きだろうなと思いながら見ていました。Doodlesを知ったときはとてもタイプの絵柄だったのでめちゃめちゃ欲しいと思いました。

Doodlesは購入した人がオフラインイベントに参加できたり壁にDoodlesの絵が飾られたり、ペイントで書かれていたりしているのを見たんですけれど、ああいう世界観が好きな人同士が集まって選ばれ価値のある人同士のコミュニケーションが生まれることはNFTの本質というかこれだけ価値が上がっている理由だなと思いました。

岡山)海外ターゲット、コミュニティドリブンで行くということが上段で決まったということですね。

C)あと自分達のリソースでできるということも決めました。そこを超えると大抵失敗するので。

岡山)自分達のリソースでできないと判断したというのはどういうことがありましたか?

C)ハイクオリティの3Dモデル、CloneXみたいなところはそのように判断しました。一点物で勝負して何億で売るということは私達にはできないので、できるアーティストはすごいなと思っていました。イラストの制作期間は土日の2日だけで準備しました。とにかく速度重視ということを意識していました。

岡山)仮設検証で何を確かめるためにプロダクトを出しましたか?

C)売れなかった場合、なんで売れなかったかということを考えて実際に買っている人から声を聞いてアップデートしてということを考えていました。

岡山)初期のプロダクトローンチ時、販売数は多くなかったとお聞きしていますが、どういうフィードバックがありましたか?

C)最初2週間くらいは音沙汰がなく一個も売れなかったです。ある時に、あなたのNFT欲しいんだけどgas代が高すぎて買えないって言われました。

その時、Ethereumで出だしてて、本格的にやるならEthereum、お試しでやるならPolygonと言われていたので、結論としては最初本格的にやりたかったので思考停止的にEthereumでやると決めました。

その人に、Polygonでやるつもりはないのか、と言われて初めて気付かされました。


NFTアートが来るという仮説に対して、意思決定できた要因は?

岡山)NFTマーケットがくるということをなぜ思ったのかお聞きしたいです。

C)NFTをやれば絶対成功するという確信が最初からあったわけではなくて、うまく行くかもしれないということを速度感を持ってとにくやるということを意識していました。

YoutubeでOpenseaの存在を知って、なんだか面白そうだしやってみようかというかんじで最初は好奇心で、2週間くらいで実験できそうだからやってみようという感じでやってみました。


中期的な戦略を考える上でのトレンドは?

C)グローバルで成功しているプロジェクトでいうと、例えばBAYCやDoodlesであったりとか、そこの共通点やトレンドはあまりないのかなと思っていて、それぞれに欲しい人がいて、それぞれに買う理由があるのかなと思っています。

Azukiが流行ったからAzukiの派生プロジェクトをスタートさせ、簡単にお金を稼ぐということはあると思うんですけれど、それは本質的な成功ではないかなと思っています。大きなトレンドがあるわけではなく、それぞれのプロジェクトで世界観を統一したり、権力や知名度がある人がチームを組んでマーケティングしたりということが最近の海外ではあると思いますね。

コレクティブNFTに関しては、アート、コミュニティ、テクノロジーの3軸が重要な柱になっているのでそれぞれのリソースを持ったところが参入してくると負けてしまうので、そこの強化をしていくことがやっていこうかなと思っていることです。

スマホが流行ったときの流れと一緒かなと思っています。アプリとかゲームが最初流行ったときにクオリティが高いゲームがあったわけではないと思いますが、それでも人気のあるものが出てきたり稼ぐ人が出てきたりして、今そういうフェーズだと思っていて、今後やはりゲームだとすごい大手がハイクオリティのものを出してくるとなると、どうしても個人や興味本位でやっている方は戦えなくなるのかなと思っています。

岡山)海外のプロジェクトとかだとどのようなものが進んでいるとかご存知だったりしますか?

C)プロジェクトごとに独自トークンを発行するのが結構当たり前になってきていると思うのですけれど、NFTを持っているだけで毎日送られてきて毎日給料日みたいな状態になっていて、ある意味ベーシックインカムみたいな状態になりそうだなという流れがあるかと思います。DeFiと融合してきているので、それを見据えてチームを構成するみたいなパターンが多いと思います。

岡山)NFTfiといわれるやつですね。ちなみにNFTfiがどのように生まれたかご存知だったりしますか?

C)たぶんそれぞれ別の価値があったものの技術同士を合わせて、時間とともに融合されてきたものだと思っています。元から同じところから生まれてきたものではないと思います。


-トレンドを読むために考えていること、見ている指標は?

C)Openseaのトップランキングとかは見ていますし、上位になんで上がってきているのかを見るのは価値があると思います。すべて同じ法則性があるわけではないが、なぜ売れたか因数分解していくのは大事だと思います。

例えば、創設者がヒットしているプロジェクトを持っているからだとか、あるコミュニティが取り上げられて有名になったとか、あとはコミュニティがすごい盛んで今熱いと注目されているとか、すごいテクノロジーが使われているとかそれぞれに理由がある。Azukiとかは全部踏まえられているが、それぞれ要素を知っていったほうがいいのかなと思います。


コレクタブルを作るときに考えていたことは?

C)どういう人をターゲットにして作るのかとか、メタデータの種類をどのくらい用意するのかとか、値段をどのくらいにするのかとかを考えていました。あとはアイテム数とか、リリースしたときにどのように価値を高めていくのか、コミュニティをどのように大きくしていくのかとかです。

岡山)御社はグローバルマーケットでのターゲット設定だと思うのですが、実際にどのような人をターゲットにしていましたか?

C)組織という解像度が最初はなかったので、ざっくりと考えてしまっていた。NFTが好きな人が好きなものは何なのかを考えて、エンジニアとかITリテラシーが高い人は男性の方が多いのかなとか考えたりしたりしました。

岡山)御社の今のCRAZY BEARSはどのような要素が積み上がってできたのですか?

C)最初寿司とかラーメンとかありかなと思ったんですけれど、もうあったんですね。なるべく多くの人から愛されるのはクマかネコかなと。じゃあ最初実験的にクマを選んだという感じです。


Polygonを使う理由

C)最初選択肢としてあったのはEthereumとPolygonでした。日本語記事とかで見たのはEthereumがベーシックだよと書かれていました。何も考えずにEthereumでコレクション発行しようと考えていて、3万円くらいのgas代かかるようでした。

gas代をなるべく抑えたかったというのもあるんですけれど、かと言ってPolygonについて調べるとあくまでお試しだったらPolygonという記事が多かったです。多少のgas代がかかってもEthereumなのかなと思ってました。仕方ないからgas代安いときにコレクション発行して、なんとかリリースして、1000体くらい出しました。

2週間くらいは誰からも買われなかったときに、さきほどのユーザから「Polygonで出さないのか?」と言われ、本格的にやるなら良くないんじゃないかとかユーザとやり取りしていました。

そこで海外の記事とかで調べ始めると、どちらかというとEthereumでやるのは必ず売れることが分かっている高額なプロジェクトが前提ならEthereumプロジェクトで、それ以外の例えば、信頼のないチームが開発してあくまで好奇心で買いたいとか、少額で取引が発生するのはPolygonだと書かれていました。

だったらPolygonでやるのは意外と間違いじゃないかなと思いました。そこで全く同じだと見分けがつかずややこしくなるので、少し色をポップにしてパステルカラーとかにして出したのが今のCRAZY BEARSです。

岡山)実際にPolygon使ってみてどうでしたか?

C)助かっていることのほうが多いです。Ethereumにしとけばよかったと思ったことはないです。

海外のコミュニティからはEthereumでなんで出さないのかと言われますが、出してたけど一個も売れなかったということがあるので、じゃあPolygonが正しかったという風になるんですね。

最近独自コントラクトに移行するという話になって、コレクション自体も移行するので今1000人くらいオーナーがいたんですけど、3000体発行して全部売れてたんで、それを全部新しいコレクションに移行する必要があるということになって全部我々のウォレットに送り返してもらって全部また送り返すということをやってるんですよ。

これがETHだとgas代が高すぎてたぶんプロジェクトが終わっていたということもあるので、そこに関しては本当にPolygonで助かりました。


チームでの役割と個々の仕事内容

C)ファウンダーは2人でやっていて、1人はイラスト・アーティストとしての仕事・エンジニアリング・コミュニティマネージャー、もう一人はファイナンス・バックオフィス・お金のマネジメントという感じで分けています。

ファウンダー以外には、海外の人が2人コミュニティのadminとしてチームに入っていて、discordやTwitterの管理をしてもらっています。私が英語を喋れないので代弁者になってもらっている。

一番多いのはカナダとアメリカの人に買ってもらっていて、中国とかアジアの方もいるのですが、ほぼカナダとアメリカです。Twitterとかでホルダーを見ているとすでに同じようなポップなNFTを持っている人がいます。

あとはdiscordとかみてるとゲーマーとか多いのかなと思います。

岡山)規模が大きくなるときにどのようなプロモーションとかマーケティングをして、どういう施策が良かったですか?

C)一気に最初から売れなかったので、あらゆることをしました。それこそTwitterとかdiscordでNFTを買っている人にリプを送りまくったりとかしていて、1人目にようやく購入してもらいました。

この人がさっきのadminの一人の外人でもあるんですけれど、買ったことを拡散してくれたり、ヘッダー画像作ったりしてくれたりすることからはじまり、買ってくれた人に必ず連絡をしていました。

そのやり取りをするついでにdiscordを用意していたので、買ってくれた人や興味ある人に一人ずつ全員メッセージ送ってとにかく入ってもらっていました。

これを繰り返しているうちにすでに持っているオーナーから他のオーナーに口コミが強くて、そこからだんだん売れるようになりました。1日数個、土日で10個くらい売れるような流れが来ました。そこから持っている人が多くなったので、giveawayとかしても多少ほしい人が出てきたのでgiveawayをはじめてさらに勢いがついてきました。


コミュニティリテンションを高めるためにしている施策は?

C)discordをはじめは用意しましたがチャンネルは数個しかなくて、最初はただ会話できるだけでユーザが増えるにつれてdiscordを整理し始めました。そもそもユーザを逃さないというか、なるべくプロダクトを愛してもらうアイデアとして、サービス開発時からディズニーランドを参考にしていて、知り合いにオリエンタルランドのマーケティングを担当している方がいて、その方の本を読んですごい勉強になりました。そこに書かれていることがコミュニティを運営していく上ですごい重要だと学びました。

そこに書いてあったのが、「Something Happen」で行くたびに常に面白いことがあるということで、discordに入るたびに常に同じような情報がある状況ではなくて、行く度に新しい情報があってワクワクがあることが重要かなと思いました。

あとはVIPになれる場所を用意してあげるということで、discordコミュニティを用意してあげることでCRAZY BEARSを10個持っている人がちゃんとVIPとして扱われたり、レアなものを持っている人が優越感に浸れたり喜べる環境を作る、ディズニーみたいに一人ひとりが主人公として楽しめる環境を意識しているのかなと思います。

あとはアニーバーサリーを重視するとか、記念のときに行くたびに何かものをあげて無料でもらえることが重要であって、ものをもらうと必ずもらったときの記憶ずっと心に根付いて、もらったものを見るたびにあの時楽しかったなと蘇るから重要だと意識しています。

あとは一人一人にパーソナライズしてあげるとか、ユーザ一人一人にヒアリングしたりフィードバックを受けたり、定期的な季節のイベントを開催するとか細かいところを意識してます。

岡山)Discordでユーザさんにサプライズをするために何をしているんですか?

C)喜んでくれたり面白いものなら正直なんでもいいかなと思っていて、一番いいのは新しい新商品がDropされるよとかは喜ばれますがこれは毎日できないので、ボリュームトレードがこのくらいまで増えたよとか事実を共有したりしています。

他だと、CRAZY BEARSのイラストを書いて楽しませたり、他の人のツイートを紹介したりだとかなるべく喜べるものを常に提供しています。

岡山)今一番盛り上がっているのは何ですか?

C)新しいプロパティを公開して盛り上がっているのはありますね。


購入者がまた買ってくれるような仕組み作りは具体的に何をしているのか?

C)最初は、自分が書きたい絵を書いて販売していたが、コミュニティが出来上がってからは、これ書いたらコミュニティが喜ぶだろうなとか、こういうのが好きだろうなとかを常に考えています。なので、次に何かを出すときに喜んでいるのかが想像できるようになってきて、その瞬間が一番楽しいです。

岡山)初期に買ってくれた人のニーズの延長線上に新シリーズのテーマをずっとおいているような感じなんですね。

C)そうですね、タトゥー入れているものを欲しいと言われた時にリサーチして、常にフィードバックをもらったりして次の公開に繋げています。

岡山)初期ユーザの延長線上に作るのか、ターゲット層変えたいからちょっとずらすのかでいうと、どっちのパターンの方が多いのでしょうか?

C)新しい方にずらしてしまうと今いる人が喜ばなくなってしまうと思います。ゲーム開発で学んだのですが、やはり今いる人たちを喜ばせることが重要であって、喜ばなかったとしてもサイドプロジェクトで小さく取り込みたいから挑戦していくということは大事かと思います。


ユーザーを喜ばすために何をしているか?

C)絵のクオリティはそこまで心配はしていなくて、元々上手いから買ってくれてるわけではないです。このパーツがほしい人がいるかとか、これを入れたら喜んでくれるかとかを意識してチェックしています。

書いても喜ばないだろうなということは入れる必要がなく、時間割くのはもったいないと思います。あとは既存のコレクションに入れるにあたって今の世界を壊さないかという最低限のチェックはしています。


コレクションを運営して分かったこと

C)元々日本人だったということもあって、海外の人と会話して気付かされたことが多くて、やはり日本と海外との違いは感じています。例えば日本だと、コレクションを公開するときに○○さんのコレクションをポジティブに言ったりすることが多いんですけれど、海外だとfloor priceが高くなっていくことがいいことなので、少し下がると色々すごい言われます。

二次流通に関しても、日本人だとニ次流通されたらある意味ラッキーで価値が上がると思われていますが、海外だと二次流通での取引が当たり前で基本がセカンダリーのfloor priceで買うことが当たり前なのでそこの価値観が若干違います。

プロジェクトチームについての情報は海外だとすごい求めてきて、私達も最初匿名でやってましたが、ある程度コミュニティが大きくなってくると早く個人情報を公開しろと言われて、やはり大金を払って購入する分、誰がやっているのかとか持って逃げないかとかすごい心配されて、海外だとある程度成長したら利益だけ持って逃げちゃったとかあるので、自分たちが投資する分、利益だけを求めてないかとか今後の安全性とかを意識して求められますね。

岡山)じゃあ海外でやっているプロジェクトとかは全部公開する感じなんですか?

C)そういうプロジェクトは多いです。Twitter、Linkedinとかも公開してたりしています。あとどこの会社で働いていたとかですかね。デューデリのような感じです。身元を調べる行為をする人もいます。最初コレクティブNFTはアートだと思っていましたが、やってみたらサービスだと分かりましたね。

プロジェクトを継続的に維持していくことが重要なので、リリースして販売し始めたら終わりではなくその後の運営も重要だと思っていて、ゲーム開発とかサブスクのサービスと本当に近いです。

どうしても販売するだけ販売してコミュニティもないしTwitterも無いとなるとただ単に販売はしたけどアップデートが何もないことになってしまうので価値がないのかなと思います。

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