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Eve&Birthとわたし
■初めに
毎度ながらの注意書き。これはLiSAちゃんの「Eve&Birth」公演を全通したオタクの個人的な感想です。解釈違いもあるかもしれませんが、お手柔らかにお願いします。(タイトルつけるのが苦手でツアー名+わたしにしていますが、一体いつまで続くのか…笑)
■約束の地へ捧ぐEve
12月のLADYBUGツアーの武道館公演にて、発表された「Eve&Birth」公演。
中でも「the Eve」公演は「LADYBUG」公演の際に中止になってしまった福岡と、ツアーでも行くことができなかった仙台。
この二つの土地でデートできなきゃ、10周年は終われないということで、設けられた約束。
LiSAとしてホール公演を行うのは、紅蓮華ツアー以来でもうとにかく近かった。
もちろん、「LADYBUG」公演のときも近く感じられたのですが、物理的に近いホールはもうすごくてすごくて。
福岡のときも仙台のときもLiSAちゃんはステージギリギリの部分に立ち、「こーんなに近いんだよ!三階の人は、うーん?マンション三階ぐらいですね!?」やら「ボール投げれる距離だよ!」などお茶目な発言していました。
そんな近い距離でのデートを彩った曲はこちら。
往け
Rising Hope
だってアタシのヒーロー。
エスケープゲーム
愛錠
GL
罪人
明け星
炎
KALEIDO
rapid lady ハレーション
HADASHi NO STEP
紅蓮華
RUNAWAY
LiTTLE DEViL PARADE
マコトシヤカ
Mr.Launcher
NEW ME
私の!!!最推し!!!!の!!!エスケープゲームが!!!
福岡のときに「LADYBUGツアーじゃやれなかったことしてもいい?半分に分けて~」という風に『エスケープゲーム』の流れが出た瞬間に、そわそわが止まらなかったし、イントロが流れるまで半信半疑でした。そして確定だとわかった瞬間、もう嬉しくて嬉しくて。泣いて動けなかったオタクは私です。
といった具合に、本人もMCで触れていましたが、懐かしい曲や代表曲を散りばめながらも、来れなかった期間に出た新曲たちと、LADYBUGツアーの象徴的な曲が並べられたセトリでした。私みたいに久しぶりに聞けて歓喜したオタクさんも多いはず。
有観客デートでは、初披露の曲も数曲ありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1652359696261-bX5ZiG0jB9.png)
マイクスタンドを優しくなぞる指先が視線を奪う、海底のように深い愛を歌う『愛錠』
グロッケンを奏で、フロアを優しく見渡しながら、「ずっといたい」と願った『KALEIDO』
新しい遊び方。進化したウェーブハンマーを手にして、サイリウムの色を自在操る『rapid lady ハレーション』
![](https://assets.st-note.com/img/1652270059097-Y4tdtuBZ4W.png?width=800)
聴くだけで元気が湧いてくる、LiSAのパワフルな応援歌『マコトシヤカ』
当たり前のことですが、音源聴く、テレビで歌唱を見る、と、リアルで聴くとでは、全く違うというか、感じ方は段違いで。
『愛錠』のしっとりとした雰囲気には一気に飲まれましたし、『KALEIDO』では「ずっといたい ずっといたい 仙台/福岡と」と地名に触れて歌ってくれてジーンとしたのはもちろん、歌詞がもう刺さりまくりですし、なにより『rapid lady ハレーション』がずるい。
もはやお馴染みになりつつあるウェーブハンマーを振ると、LiSAッ子たちがサイリウムのカラーを変えるという新しい遊び方を提案していました。色がパーッと変わっていく様は圧巻でしたし、なによりLiSAちゃんと一緒に何かをするのが楽しすぎる。
こういった会場全体を巻き込むのがほんとうにうまい、ワクワクの天才すぎる~!
あと『rapid lady ハレーション』の途中で、『rapid life シンドローム』の一部が流れたり、とにかく流れが最高すぎましたね。
『マコトシヤカ』については多くを語る必要もなく、楽しい。ああやってわちゃわちゃとして遊ぶ感じ、田淵節が効いていて、本当にデート向きです。
LiVE is Smile Always〜Eve&Birth〜
— LiSA (@LiSA_OLiVE) April 29, 2022
最高だった。
みんながくれた瞬間が幸せすぎた。余韻を味わってる。ゆっくり心に染み渡って、また歌になる。
大切に作ったツアーだったから、またお伝えさせてください。
いつか見せるんだ。
僕が勝ち取った最強のピースを✌️
ありがとうございました。#LiSAEB pic.twitter.com/jp0fHrl1Xg
あと、10周年の終わりを迎えるこのタイミングで聴く『Mr.Launcher』はなかなか感慨深いものがありました。まだ走り方を探りながらも突き進んでいったあの頃の曲。
今では、国民的アーティストとなった彼女が「壁に並んだ歴代の勇者達は 僕の知らない世界を越えて来たんだ 次に隣で笑うのは… そう僕に間違いない!!」と歌う。
もうLiSAちゃんは壁に並ぶ勇者の一人だよ!!と思うと同時に、まだまだこんなものじゃないよ!とLiSAちゃんが言っているようにも聞こえて。
ほんともうLiSAちゃんはずるいです。
■その場所で、デートをする意味
「帰りたくないよ~」
そう言ってしゃがみこんでしまう、LiSAちゃんを会場中が微笑ましく見守るあの瞬間、本当に愛おしくて好きです。
なんというか、最強最高の曲たちで創り上げるデートが大好きなのですが、同じぐらいにLiSAちゃんの人柄が好きなんですよね。きっと同じ人も多いと思います。やはり、LiSAちゃんがLiSAッ子を想ってくれている、というのがきちんと伝わるからなんですよね。
だから、福岡でも、仙台でも、LiSAちゃんはかならずその土地の話をしていました。
福岡では、中止になってしまってごめんなさいと謝りながら、約束を果たしにきた、と。なかなか福岡に来ることはできないけれども、SNSとかそういうの通じて想いは伝わっていて、福岡の地に降り立ったとき、久しぶりの感じはしなかった。みんながそばにいるのを感じている。
仙台は何度もデートをやっていて、中には誕生日のデートもあって、大切な日を重ねてきた、などMCで触れることはもちろんですが、『エスケープゲーム』の前振りで「どこからきたん~?長崎??」と客席に絡んだり、「仙台といえば、萩の月やずんだやな?」など土地の名産品に触れたり。
遠征民の私ですら、その場所で、デートをすることを大切にするLiSAちゃんの気持ちにいつも嬉しくなってしまいます。
ただの公演の一つとしてではなく、その場所でやる意味を、その場所で紡いでいった思い出を、きちんと伝える。一瞬一瞬を大切にするLiSAちゃんだからこその、愛と思いやり。
■虜にするライブ
「the Eve」福岡公演を終え、迎えるは10周年の終わりと11周年の始まりの「the Birth」公演。ダンサーHappyも引き連れた武道館公演は、ただ、ただ、凄かった。圧倒された。
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『明け星』はまるで舞台のよう。妖艶でダークな世界観を、衣装で、ダンサーで、小道具で、演出をし、息を忘れるほどの没入感。
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そして、ここののすけ兄さんがそっとお立ち台から降りるLiSAちゃんをエスコートする場面、とてつもなく最幸で思わず拝んでしまいました。
『Merry Hurry Berry』のキュートさ。ダンスはパワーアップし、より一体的に、より可愛く、ブラッシュアップ。
ミニオンが登場し、さらに賑やかさが増してよかったですし、のすけたちがユニバごっこして、LiSAちゃんに怒られる流れは最高で、本当にテーマパークでしたね。
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『Rally Go Round』のわちゃわちゃとした雰囲気はいつ聴いても大好きなのですが、Happyのポンポンが可愛すぎますし、なにより横アリ「364+JOKER」公演以来のプリクラ演出!!めちゃくちゃ可愛くて沸きました。
ギター演奏で紡ぐ『She』『cancellation』はとてつもなく痺れましたし、「ONLiNE LEO-NiNE」のような照明演出によって映し出されるLiSAちゃんのシルエットがなによりもかっこいい。
![](https://assets.st-note.com/img/1652270926289-FZWgOA0Vrf.png)
LiSA ブログより引用
そしてみんな大好き『DOCTOR』の骸骨。「メガスピーカー」公演で初出演して以降、「364+JOKER」では亀甲縛りの固定カメラ付で会場を盛り上げたアレが再び登場し、高揚感MAX。
「the Eve」公演と同じ曲を行っていても、「the Birth」公演では衣装や演出を変え、ステージの規模によって、魅せ方を変える。会場に合わせた形に変化していくのがなかなか面白くもあり、新鮮でありました。
なにより、人を引き付ける演出、構成が凄まじい。目、耳だけではなく、心までもしっかり掴んで離さない。さすが、ねりねりの天才…!
■散りばめられた、カケラ
11年、どこかで支えてくれたキミが
思い出の片隅に残してくれているカケラがどこかにあるといいな。
と、音と演出と言葉にのせて届けた2022.4.20でした。
自身のブログでも触れたように「the Birth」公演は、今までの軌跡を意図的に表現している印象がありました。
先で触れた『cancellation』と同様に『unlasting』の演出も「ONLiNE LEO-NiNE」のときに寄せていましたし、『DOCOTOR』の骸骨は、幕張の「メガスピーカー」、横アリの「364+JOKER」公演ですし、
『Merry Hurry Berry』も「LiTTLE DEViL PARADE」アリーナ公演のレトロPOPなイメージを引き継いでいて、『明け星』の着物×唐傘は「eN」公演付近で使われた印象的な演出で。
過去に何度も披露しているギターでの演奏や、『Catch the Moment』『ROCK-mode’18』『Psychedelic Drive』らのライブ定番曲は様々な公演で体感した人も多いはず。
それから、2019年の紅蓮華さまが、2022年には沢山新芽が生えてすくすく大きくなって、#LiSAEB に連れてきたの🌱
— LiSA (@LiSA_OLiVE) April 29, 2022
気がついた? pic.twitter.com/TdokARaC52
中でも『紅蓮華』は特に象徴的で、SEに今までのLiSAを支えた代表曲を混ぜる演出がとても好きでした。
色々のタイミングに恵まれたのもそうですが、LiSAのこれまでがあったからこそ、アーティストLiSAの血が通う曲だったからこそ、日本中に咲き誇ったわけで。
そんなアーティストの成長に、感慨深さを与えつつ、視覚的にもわかるように、「紅蓮華」公演のアイコンである蓮や、当時ステージ上に設置されていた紅蓮華さまが、時の経過を表した姿で設置されていました。
それらはまるで「あ~あのときのあれみたい!」「初めて行ったあの場所でもこの曲聴いたな」とか、LiSAちゃんのデートを通じて、これまでの11年間を振り返っているようで、まさにソロデビューの記念日だからこその、特別な流れ。
なにより(「the Eve」もそうですが)、一曲目に『往け』を持ってきたのが、相当にずるい。
「LADYBUG」公演のときも『dawn』で心をぎゅっと持っていかれた方が多かったと思うのですが、この10周年の終わりと11周年の始まりに『往け』で幕開けするのは、策士以外のなにものでもないです。
『往け』は、未来の自分が過去の自分を俯瞰しながら、過去から今へと繋がって戻る曲で、過去に傷つき、悲しみ、落ち込んだ日々があったからこそ、今の自分へと繋がっていると自身の軌跡を受け止めた、おまじないのうた。
今、この瞬間を全力で楽しみながらも、まるで思い出のアルバムをめくるかのように、こんな風にたくさん遊んだね、とこれまでの11年間を曲や演出や言葉を通して、語りかけてくるセトリの始まりに、『往け』を据える。
わかりますか?
相当ずるくないですか?(二度目)
■夢の場所はホームへ
完璧を目指し、がむしゃらに走っていた初めての武道館。
涙を流し、苦い思い出の場所だった武道館は、今やLiSA名義ワンマンでは最多の9回をこなすホームへ。「ただいま」と言って、帰ってくる場所へ。
そんな場所で歌う『晴レ舞台』はとても最幸だった。
「the Birth」公演自体が特別な日であるのはもちろんのことだけれども、LiSAちゃんが武道館で、『晴レ舞台』を歌う、その事実が嬉しかった。
と、いうのは、様々なところで語られているようにLiSAがアーティストとしてデビューする際に夢の終着点としていたのが、武道館だったこともありますが、この地にまつわる話はそれだけではなく、
上記のインタビューで語っているように、LiSAが小学生のころに受けたオーディションで立った舞台でもあり、アーティストを志すきっかけになった場所でもあり、大げさな言い方をすれば、LiSAの芽吹きの地。
![](https://assets.st-note.com/img/1652272699608-65tghxZlnX.png?width=800)
幾重にも意味が重なる場所で、歌う『晴レ舞台』は、本当の意味でも晴れ舞台だった。
あの頃の自分すらも愛し、前へ前へ、より楽しい方向へと突き進む姿は頼もしく、心強く、最強。
武道館はもう、彼女のもの。
■そして、12年目へ
私は私の道を、あなたはあなたの道を。
一生懸命生きた未来(NEW ME)で
また逢いましょう。
「the Eve」公演でも、「the Birth」公演でも、LiSAちゃんは同じような言葉を紡いでいました。
不安定な世界となり、予定していたデートはすべて中止。それは、ファンである私たちも悲しかったですが、それ以上に一生懸命ねりねりしたLiSAちゃん自身が悲しかったはず。浮かんでは消え、何度も様子を見て、ようやく繋がった「LADYBUG」公演。そして、今回の「Eve&Birth」
従来通りには遊べないけれども、私たちなりの楽しみ方を模索しながら、今日もいい日だっ!と笑える日へ。たとえ、どんなに暗い世界だったとしても、暗いからこそ、見つけられるものがある、光がある。
こんなときがあったね、そう言って笑い合えるように、今日を一生懸命に、生き抜こう。そんなLiSAちゃんなりの、前向きなメッセージ。
『NEW ME』
またあそぼうね。
— LiSA (@LiSA_OLiVE) April 29, 2022
今度は一緒に歌おうね。
それぞれの今日を一生懸命生きた先で。
その先の未来(NEWME)で、またあいましょう。#LiSAEB #NEWME pic.twitter.com/o8YU3XyVvV
広大な大地と自然に囲まれた、一台のロケット。LiSAの名前が刻まれたロケットが発射されていくのは、あまりにもスケール感が大きく、壮大で、驚いた。(ちなみにロケット発射と同時に「the Birth」公演では銀テープが飛んだ)
ええ?宇宙に行くの?なんて思わず笑ってしまうけれども、進化し続けていくLiSAちゃんとなら、宇宙の果てまで飛んでいけそう。
なんて思ってしまうほどに、LiSAちゃんのデートは、最幸なのだ。
そう、僕らはまだ終わらない。
だから、進むしかない。
「季節が変わる頃にまた会おうね」
LiSAちゃんが言った言葉。季節が変わる頃は、夏なのか、秋なのか、はたまた冬なのか。アイコンが変わったものの、未だ発表もないまま過ぎていく日々。10周年を全速力で走り抜け、盛大に12年目を祝ったLiSAちゃんがこのあとに作り上げるもの。
オタクはそれを楽しみに、日々生き抜いていこう。
まだまだ語りない部分はたくさんありますが(『LiTTLE DEViL PARADE』からの『Rally Go Round』『マコトシヤカ』の流れが可愛くて最高だとか、久しぶりに聴くフル歌唱の『Catch the Moment』だとか、『TODAY』とか諸々)永遠に続いてしまいますので、この辺で。
これを読んでいるあなたはどの部分にグッときましたか?
もしよろしければ教えてください。
■最後に
🌱#LiSAッコーデ 〜Eve&Birth編〜🌱
— なぎ📝 (@repotwXX) April 29, 2022
青が一番好きだから考えるのもワクワクした😖💙 Eveは青と花を中心的にねりねりして、Birthは4/20であることに意味をもたせたり、お誕生日仕様にしたり。やっぱり推しと会う時には、最高な自分で居たいから、おしゃれは最強の武装👊#LiSAEB pic.twitter.com/UdmVcVQaoG
『LADYBUG』公演に引き続き、LiSAッコーデ紹介です。
私なりのデートの楽しみ方(笑)
やっぱり推しに会うからには最高の自分でいたいから、誰になんと言われようが、自分の好みでメイクもお洋服もキメキメにするのが好きです。
しかも今回は、私の大好きな青がメインカラーだったので、テンション上がって髪色に青を入れちゃいました。とってもとっても好評で嬉しかったな~(でもベースが抜きっぱなし金髪だがら、色移りしないように毎日シャンプーハットして地獄だったw)
個人的には仙台の日につけたヘッドドレスがお気に入り。髪の毛プリン気味をごまかすために生地から選んで作りました。
誰のためでもなく、自分のためで自己満足。
所詮それまでなのに、フォロワーさんも楽しみと言ってくれたりして、もうびっくらぶ…!!!
次はどんなテーマですかね。今から楽しみ。
レポ共々お付き合いいただけますと幸いです。
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