生きてまた会いましょう。
2年前の夏、8月8日
19歳。一人暮らし。
大学の課題に追われ、
アルバイトに追われ、
家族関係、友情関係に悩み、
大好きだった人に捨てられを繰り返して、
「もう疲れた。ああ、死のう。」
何も考えずドラッグストアに走り、風邪薬とカミソリを大量に買い、風呂場であの世に行こうとした。
「明日には、変われるやろか。」
「明日には、笑えるやろか。」
5時間ほど意識を失って目覚めると
「イノチミジカシコイセヨオトメ」が流れていた。
いつかけたんだろう。
いつからかかってたのだろう。
分からなかった。
でも、涙が溢れて止まらなかった。
なんでか分からなかった。
ひたすら泣いた。
真っ赤な風呂場で、泣いて泣いて泣いて、泣いた。
異変を察知した大好きな友達からは長文のLINE。
文末には、
「クリープのライブ必ず一緒に行こう」
ああそうだ、ライブ、初めてのライブ。
何を死のうとしてたんだろう。
あんな奴のために、あんな事のために、大切な約束を捨てて死のうとするなんて。
「明日には、変われるやろか。」
「明日には、笑えるやろか。」
まだ私には、明日がある。
明日も明後日も明明後日もある。
何度だって変われる。
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2023年3月11日幕張メッセ
「生きて、また会いましょう。」
尾崎さんからのこの言葉、凄く凄く刺さりました。
クリープハイプに生かされて、
今日も変わろうと生きています。
明日には変われる
明日には笑える
そう思うとどんなことにも無敵でいられて
今日も明日も、明後日も、明明後日も、
生きよう。
クリープハイプは私の生きる全てです。
ありがとう。
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