私らしいはたらき方

私が高校生の頃は、俗にいう就職氷河期というやつで、今振り返ると私は「私らしい」働き方というものに向き合って来なかったし、「働き方」というものをそこまで考えた事なんてなかったと思う。

高校の進路相談のときに担任に言われた1言

「お前みたいな奴は学校に行ったほうがいい。落ちこぼれる。」

進路など特に考えてもなく、流行り始め?のフリーターという言葉が新鮮(当時の私からしたらカッコよく聞こえた笑)フリーターでいいです〜みたいな会話を担任とした時に言われた。

担任が嫌いな類の人間だったこともあり、私は「フリーターが落ちこぼれって誰が決めたんだよ💢ふざけんなクソが💢」と反発心も含んだ怒りに駆られたのを覚えている。

うちの両親はとにかく「普通」を推してくる人間だった。
それと同時に子供(私)の事をうまく認めてあげるのが苦手な両親だった。
幼少期から無意識に両親の発言を自身の否定に結びつけてしまう子供だった。

高校受験の際もそうだった。電車通学しなければいけないが私はその学校でやりたいことがあった。私立だし、遠いし反対される確信はあったけれども話をした。

「私立は高い」「うちには弟がいるから」「お金がかかる」「行ったとしても毎日通うんだよ」「お前には無理だね」

予想通りの反応で(笑)
そこから私は、特にやりたい事をやりたいとあまり親に言わなくなった傾向が強い気がする。
(今思えば、私が長続きしないのを親は見抜いていたのかもしれない)

なので高校を卒業してからは学生時代からのコンビニのアルバイトを引き継いで働いていた。
特にやりたい事もなく、アルバイトしながら高校の時の友達とかと遊んだりしていた。
半年くらい、そんな感じだったと思う。

その後、大手?と言われるディスカウントストアで働く事になった。
初めての9時間拘束。コンビニは近所だったし従業員は少なかった。

戸惑いながらスタートしたけど...当時はもうカスハラなんていう言葉は存在しなくて(笑)

お客様は絶対的神様な時代(笑)

とにかく笑顔!!!何かあったら即謝罪!!!
典型的THEブラック企業(笑)
私はそこで、頑張り過ぎたと今なら言える。

毎日毎日お客や従業員の顔色を伺いながらの勤務。どうしたら相手が嬉しくなるか喜んでくれるか。失敗も沢山して、沢山怒られるわ、泣いたりもした。
ルールや、決まりだと言いながら、それを破る事を平気でする輩や、
ルールや、決まりを掲げておきながら

「お客様の言う事は絶対です!」
「お客様は神様です!!!」

カスハラという言葉がこの時にあったら、当時の私は、もっと自分の意思や意見を言えるようになっていたのだろうか...

スーパー、コンビニなど。
色々な仕事をしてきて思ったのは。

お金よりも、私は自身の体と心の声を大切にする働き方が合っている気がする。

人は嫌いではないけど、他人との連携プレイが私には難しく、どうしても重くなる。
気を使い過ぎる性格がゆえだ。

最近は、何か1人でやりたいなと思いが強い。
病気を抱えてるからこそ、余計に。

お金もガッツリ欲しいわけでもないし‥
ただ、自由に。やりたい。

組織に属している以上は
やっぱり周りと協力しなければいけないし、やり取りをしなければ行けないことのほうが多い

それが私は苦手で、こなせたとしても帰宅して疲弊感で寝込んでしまうことも多々。

ホントの意味での【マイペース】【単独】を活かせる働き方を今後目指していきたい。

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