3日目 Light Delight

お疲れ様です。

3日目はLight Delightについて書いていきます。
ここまで、「今回のPoppin'partyの歌う歌詞は未来を語っていて欲しい」という話をしてきましたが、それに加えて今日は少し別の話もしたいと思います。

前回はこちら

今日最初に僕が話したいのは、Poppin'partyの届ける音楽が彼女たちのバックグラウンドを全く知らないMyGOのファンやキャラクターとしてのMyGOにとって「余計なお世話」になってしまう可能性についてです。

例えば「前へススメ！」というメッセージ一つを伝えるにしても
「何の努力もしていない、壁にぶち当たっていない薄っぺらな人間」が「今を必死に生きている」MyGOに対して「今が辛くても頑張れよ」と言ったところで何も響きません。むしろMyGOの歩んできた道を知っている人がこれを聞けば「どの口が言っているんだ」と腹立たしく思うかもしれません。

今回の合同ライブにあたって、Poppin'partyのストーリーをよく知らない状態で会場に向かうファンも少なく無いと思います。
さらに言えば、キャラクターとしてのMyGOもPoppin'partyが歩んできた道のりを知らない状態でライブが始まるでしょう。
知らない人に未来を説かれても意味不明です。

本当なら会場にいる人全員にBanG Dreamのアニメを全話視聴させたいところですが、残念ながらそれは出来ないので、そうなってくるとPoppin'partyは彼女たちの「音楽」で歩んできた歴史や境遇を伝えるしかありません。

そこで歌って欲しいのがLight Delightです。

Light Delightという曲の歌詞は、Poppin'partyがPoppin'partyとして出来上がるまで、つまりSPACEのオーディションで声が出なくなり、逃げ出してしまった香澄が、仲間たちのおかげで声を取り戻し、Poppin'partyに帰ってくるまでの話ではないかと考えています。

側から見ると明るくて悩みなんて無さそうな香澄やPoppin'partyというバンドも、大きな壁に立ち向かい乗り越えてきた歴史があって現在に至ることをLight Delightという曲を通して、MyGOにもそのファンにもしっかりと伝えられるはずです。

そして、Poppin'partyが歩んできた道を少しでも知れたなら彼女たちの奏でる音楽や詞に"厚み"が出てくるし、今後の思考の一助にすることも出来ることでしょう。

あとはもう単純に僕がLight Delightを聴きたいです。
聴いてバカみたいに泣きたいです。

一度は塞ぎ込んで手放そうとしてしまったキラキラドキドキ【Light Delight】に向かって必死に歌う戸山香澄を観て、聴いて、終わりたいです。

これからもPoppin'partyでキラキラドキドキ【Light Delight】を探して、見つけていきたいという戸山香澄の覚悟に心臓をぶち抜かれて、昇天したいです。

山吹沙綾が歌う「自分のこと好きになれるよ」でアホみたいな量の涙を流して世界を沈め、横浜アリーナをノアの方舟として次の世界に旅立ちたいです。

あとは、Light Delightといえばこの神のブログもありますね。

西本りみ『Light Delight』

Poppin'partyベース担当西本りみさんがLight Delightについて書いてくれているアメブロです。
内容は5thで演奏されたLight Delightの映像から曲の歌詞に対する彼女の感想を綴ったものです。

その中でも特に僕が「これは…」と思った部分を抜き出して、引用させていただきます。

大丈夫だよ。

1年後、5年後、10年後。

きっと世界は同じじゃない。

あなたの未来を、あなた自身が、信じてあげてほしいな。

西本りみ『Light Delight』

このnoteを書こうと思い、改めてこの言葉を見た時に、僕はMyGOの「栞」という楽曲を思い浮かべました。

Poppin'partyの歌詞は前向きなことが多いです。
前を向いていれば、進んでいれば、きっといつか良い事がある。そんな感じ。

だけど、人間はいつも前向きでいるなんて不可能です。
時には落ち込んで前を向けなかったり、どちらが前なのかすら、わからなくなったりする事もあります。

そういう状況に陥った際に「大丈夫だよ、1人じゃないよ」と言ってくれるのがLight DelightやPoppin'partyだし「自分自身を優しく受け止めて」と伝えてくれるのが栞やMyGO!!!!!なんだと思います。

正直どっちが刺さるかは人によって、場合によって変わってくるでしょう。しかし、これまでとは違う考え方を一つ頭の片隅に置いておくだけで、見えてくる景色が変わったり、辛い時の逃げ場所に出来たり、救われることも多いです。

せっかくの合同ライブなので、これまでMyGOを自分の居場所にしていた人達はPoppin'partyを、Poppin'partyを居場所にしていた人達はMyGOを新たな居場所に出来るようなメッセージ性を披露しあってくれる事も期待しています。Poppin'party最高。

あ！小日向美香さんと結婚しました。