「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-4 MILLION THE@TER!!!!」大千穐楽!


 先日2月24日と25日の二日間に渡り、Kアリーナ横浜にて開催された「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-4 MILLION THE@TER!!!!」に行って参りました。

 ミリオンライブの10周年ツアーの千秋楽であり、10年目にしてようやくミリオンスターズ39人が全員集合するということもあり、なんとしてでも現地参加したいという気持ちが強かったので、二日間両日参加できて本当によかったです。

(実は打算的な話で、アソプレ先行から着席指定を狙って応募したので、結果両日当選したという次第です。Twitter(あXか)のTLを見ても最後まで競争率が物凄かったらしいので、アソプレの段階で着席指定で取ったのは我ながら作戦勝ちと思いました)

 コンセプトが一貫していたact-1からact-3と異なり、act-4はこれまでのツアーの集大成。

 それでいて出演人数もミリオンのライブとしてはday1もday2も最大規模(day2に至ってはアイマス全体で見ても単独ライブとしてはシンデレラ10thのファイナル公演に次ぐ多さ)。

 これほどいい意味でセトリを予想できない公演もなかなかなく、公演概要が発表された時点でもう圧巻でした。





 実と言うとここ数年、ライブ現地に行き過ぎてるな、と思っておりまして。

 そのせいか現地に行くという行為自体に慣れていた感覚があったんですよね。

 加えて今回は場所的に遠征の必要がなかったので事前の準備というものもほとんどなくて、それこそ準備というほどの準備なんて前日にスーパーにボタン電池を買いに行ったくらいで。

 なので今回もいつも通り2月末にライブだっていう実感が全然なかったんです。

 だのに一週間前とかになると急にソワソワしだして、「あ、もう来週なんだ」「今週末に始まっちゃうんだ」って気もそぞろになって。

 普段ライブ前に心構えなんて全然しないのに、一週間前からアイマス関係のコンテンツに触れないでいたりとかしていたんですね。

 冷静でいられてると思ったけど、自分が思っている以上に自分は今回のライブを楽しみにしてたんだって思って、ちょっと嬉しくなりました。

 ああ、この歳になってもまだ無邪気に楽しみを待てるんだ、って。





 それはさておき今回のライブの本編。

 Day1開幕「Welcome!!」はさすがにテンション上がりましたね。

 ミリオンのライブでいうとHOTCHPOTCH以来の「Welcome!!」。

 未来→翼→紬→歌織さんからの全員の「みんなありがとう!」も個人的に嬉しかったです。

 そして続いて披露された「Legend Girls!!」。

 ミリオンライブにとって初のユニット曲であるこの曲でact-4のライブを始める幕開けは、まさしく伝説の始まりでした。

 あとゲームサイズでのメドレー形式でソロ曲をやってくれたのも嬉しかったですね。

 ミリオンのライブの、ソロ曲を大事にしてくれるセトリはプロデューサーとして本当に嬉しいです。

 それだけでも一人一人を大事にしてくれてるってことが伝わりますから。

 Day1のソロ曲で言うと「透明なプロローグ」を聞けたのは本当によかったです。

 ミリオンのライブ自体は3rd福岡から行き始めているんですが、現地に行けたのが6th福岡が初めてなので、担当なのにこの曲を現地で聞けたことがなかったんですよね。
(それを言うと百合子のソロでそれまで現地できてたのは「恋のWa・Wo・N」だけになるんですが、この話は悲しくなるのでやめましょう)

 現地至上主義ってわけでもないのですが、やはり担当のソロ曲を一度くらい生で聴きたいという気持ちは拭えないのがプロデューサーのサガなので、百合子の初めてのソロを聞くことができて嬉しかったです。

 Day1のソロ曲で他に刺さった曲はのり子の「マイペース☆マイウェイ」ですね。

 CDで初めて聞いた時はそこまで刺さらないけれど、改めて聞いたりライブとかで聞いたりすると深く食い込んでくる曲っていうのがありまして、この曲はまさにそれに該当する曲です。

 これも浜崎さんの表現力が為せる業なのでしょうか。とにかくグッときましたね。





 私の中で「Day1といえば」となったTOP3の楽曲がありまして。

 その内の一曲が「Harmony 4 You」です。

 センターが香里さんなのはもちろんなのですが、両サイドに伊藤さんと小岩井さんとは。

 こういうところで周年ライブの忘れ物を回収してくれるのは素直に嬉しかったです。

 これは同じことがDay2の「夢にかけるRainbow」にも言えますね。いや本当にありがとうございます…。

 次の一曲が「dans l’obscurite」。

 いや、この曲はですね、私個人が聴きたいというより、歌ってくれて本当によかったって気持ちになりました(いや何様だっていうのは百も承知なんですけど)。

 いや、だって、あんなに披露されるたびに毎回「いつか完全体になりたい」って話をされたら、聞いてる身としてはその願いが叶ってほしいって思っちゃうじゃないですか…。

 口にこそしなかったんですが、この曲だけはやってほしいと切に願っていたので、やってくれたのは本当に感無量でした。

 そして最後の一曲が「カワラナイモノ」。

 この曲は3rd仙台、7thを経て完全に私の中で泣き曲になってるので、10年目にして初めてオリメンで披露されたこともあってもうダメでした。

 過去に歌唱メンバーが変わったことで歌詞に秘められた意味とか思いに気づけたこともあって、それが改めてオリメンで歌われたことで心に響いたと言いますか。

 元々好きではあったんですが、この曲もまたライブを経てますます好きになった曲なんだな、と改めて実感しました。





 Day1は「EVERYDAY STARS!!」と「Rat A Tat!!!」で次のDay2への始まり・開幕を魅せて幕を下ろし、そして翌日。

 開幕「サウンド・オブ・ビギニング」に本気でビックリしてしまったんですが、後になって冷静に考えるとこれ以上に始まりにふさわしい曲もないな、と思いました。

 だってこの曲はまごうことなき「始まりの曲」ですし、MTSFの曲の中では唯一五人全員が揃ってますし。

 ま、琴葉Pとしては現地でこの曲を聴けただけで大満足でしたね。

 そしてソロメドレー1ブロック目で披露された「ユニゾン☆ビート」。

 もうね、戸田さんの姿が見えただけで泣いてましたよ、こちらは。

 しかもこの曲、戸田さんがミリオンのライブ初参加の2ndで初披露された以来の曲ですし、ミリシタの歩のソロ曲としても最初に実装された曲ですし。

 歩にとっても、きっと戸田さんにとってもすごく大切なこの曲を10周年の千秋楽で歌ってくれて、しかもあんなキレッキレなパフォーマンスを魅せてくれて、本当にありがとうって気持ちでいっぱいでした(これ書いてる今も泣きそうですわ)。

 ソロ曲で言ったら忘れちゃいけないのは「Sing a Wing Song」。

 自分の弱さごと「大丈夫」と背中を押してくれる、琴葉なりの成長を感じられるこの曲を、10年琴葉に寄り添ってきた種田さんが10周年のソロ曲として歌ってくれたことに本当に感謝です。

 琴葉のソロ曲は全部好きなんですが、この曲も自分の中では泣き曲です。種田さんの個別衣装も相まって、もう言葉を失っておりました。

 その前の「オレンジノキオク」でも泣いてましたし、ライブ終盤の信号機のソロ曲バトンの前に歌われた「夢にかけるRainbow」もそうですし、今回のライブは過去一琴葉と種田さんに情緒を翻弄されたライブでした。





 一歩間違えると限界オタクになってしまいそうなので、ここらで一旦冷静になりますか。

 久しぶりの「Up!10sion♪Pleeeeeeeeease!」や久しぶりの声出し「Happy Darling」も楽しかったですし、3rd幕張の「アライブファクター」のアンサー的意味がありそうな「深層マーメイド」もカッコよかったですね。

 あと個人的にようやくクレシェンドブルーで「Shooting Stars」が歌われたことが嬉しかったです。

 クレシェンドブルーも少女ストーム!や灼熱少女同様LTHの中で数少ないシアター組だけで構成されたユニットですし、これら三つのユニットって自分の中では歴戦の強豪ユニットと言いますか、ミリオンの歴史を支えてきた代表的なユニットっていう位置付けでしたので。

 「Growing Storm!」と「ジレるハートに火をつけて」が何度かフルメンで歌われてる中、「Shooting Stars」が「Flooding」にフルメンを譲っているのをちょっと寂しくも思っていたので、逆に前の二つの曲を今回のツアーではやらずに「Shooting Stars」をやってくれたところにも、忘れ物を回収してくれた感じがして嬉しかったです。

 そして「夢にかけるRainbow」からの信号機ソロ曲メドレー、フルの未来飛行から全員が集まってそのまま「UNION!!」と、この流れが完璧すぎました。

 ここでもってミリオンの周年曲を全て披露してくれたというのも、これまでの「ミリオンライブ!」の歴史の集大成にして、10周年ツアーのゴールというメッセージを受け取った気がして感慨深かったです。

 とまあ、こうして一曲一曲振り返っていくのもいいですが、そうなるとダラダラ文字数ばかりが増えてしまうと思うのでこの辺で。

 ただ本当にすごい選曲でずっと楽しかったです。本当にありがとうございました。





 これはTwitter(あXか)で流れてきて目にしたことなんですが、最後の山崎さんのMCで(39人全員でライブに出たくってというあたり)種田さんが感極まってしまったらしく、その後の「Thank You!」で他のキャストさんと順々に抱き合っていたらしくて。

 いかんせん座席がレベル7の最前だったので最後のわちゃわちゃの細かいところまでは視認できず、真相を知るべくもないのですが、その話を聞いた時じんわりきちゃいました。

 4thをリアルタイムで見届けたからこそ、尚更今回全員揃ったことが本当に感慨深くて。

 ミリオンライブが好きでよかったな、って心から思った二日間でした。

 あとライブ後にインスタに上がっていた種田さんのストーリーズも見てて泣いちゃいました。投稿もそのうちされるらしいのでぜひ見てください(ダイマ)。





 今回のライブは近年稀に見るくらい感情が掻き回されたライブだったので、本当に最初から最後までずっと楽しかったです。

 11周年ライブも発表されましたし、HOTCHPOTCH2も発表されましたし。

 本当にミリオンライブは止まらねえ、ですね。

 私も10周年記念のターンテーブルを注文するという誓いを立てましたし()。

 今後も「ミリオンライブ!」を好きで居続けられたら、と思っております。

 ありがとう、「アイドルマスターミリオンライブ!」!

 そして11周年おめでとう!

 ではまた次のライブかどこかで。




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