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 2023年に読んで面白かった本

小説以外はアレクサの読み上げで読むことが多かったです。

買ったけどしばらく積読していた作品。もっと早く読めばよかった。
下巻が特に面白かったです。実写化が楽しみ。

科学者たちが、実際に動物に対しての実験によって、動物たちはある一定のタンパク質の量まで食べるような習慣が動物たちにあることを発見する。

動物にはタンパク質の量を自動的に調整する力が備わっているのに、なぜ人類は食べ過ぎたり、肥満になってしまうのか…?

前半に出てくる様々な実験も面白いです。後半戦は加工食品と人類の食欲についての記述が多くなります。


両方とも、限られた人生の時間をどう使うか、という観点で書かれた本ですが、前者は死ぬときに「残さない方法」、後者は「限られた時間だからなんでも効率化することをやめよう」という内容。両方とも良かったです。定期的に読み直したい。

高野さんの書籍は以前から知っていたのですが、西南シルクロードが面白かったので一気読みしました。以下の作品も読みました。個人的に最初に読むとしたら、アヘン王国潜入記か謎の独立国家ソマリランドがおすすめです。新作のイラク水滸伝も近いうちに読みたい。

圧倒のノンフィクション。
12人の兄弟のうち、6人が統合失調症と診断された家族を追うドキュメンタリー。
統合失調症の昔の扱いが酷すぎて読んでいると気分が重くなりますが、その後、社会で認知されていく過程も書かれており、統合失調症の社会での扱いがどのように変わっていったか、その中に当時を生き抜いた家族や科学者たちの力があったかを知ることが出来ました。

圧倒のノンフィクションパート2。
読み始めてから圧倒されて一気に読んでしまった。著者が自身の家庭環境から、教育という機会を得て、大学院まで進んでいく。その中での著者が家族と何度もコミュニケーションを取ろうとする姿に自分は心が苦しくなった。異常な、命が脅かされる環境であっても、家族とのつながりをさっぱりと切ることは難しいんだな…。

2024年はもっと色々と読みたいです。
個人的には、SF小説やノンフィクション、ドキュメンタリー系の書籍を読みたいなぁ。


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