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JOPT TOKYO2023#1 全参レポ

はじめに

 こんにちは、蒼井ぷろとです。
 今回はポーカーの全国大会のひとつであるJOPTに参加してまいりましたのでそのレポをしたいと思います!
 年末からずっと待ちわびていたポーカーの祭典、思う存分楽しんでまいりました!


事前準備

 大会に行ったことがない方向けに説明すると、大規模なポーカー大会の種目は大きく2つ、メインイベントと呼ばれる、事前に予選で獲得したチケットが無いと入れない大会と、サイドイベントという施設利用料だけで参加できるイベントに分けられます。
 私はもちろんメインイベントにも参加したかったのでチケット獲得のため去年から予選にも参加しておりました!
 そして見事チケットを4枚手に入れ、フルスタックでの参加を決めることができました!
 補足すると、メインイベントの大半はチケットの枚数でアドオンが可能になっています。大会の大体が3枚でフルスタックになるようになってるかな。今回は4枚以降の権利は5万円相当のバウチャーに変換できたので、3枚フルスタック、4枚目はバウチャー変換、という形を取りました。
 また、試合の多くが深夜にもつれこむ(むしろ深夜から開催の種目すらある)ため、事前にホテルの予約も済ませておきました。近場の人はタクシーで帰ってもいいとは思いますが、疲れるしね。。

深夜に飛んだら帰れない(公式Twitterより)

初日 

 メインイベントがひかえていることもあり、肩慣らしにまずは最初の種目であるWarmupへ。
 日中からポーカーができるの最高!! っていいながら即飛びましたw
 (なじみのディーラーさんが途中チップリだったようです!)
 知ってる人が同じ会場で頑張っていると思うと、こちらも負けてられないぞ!とようやく闘争心が湧き出しましたw
 次に出場したのはミステリーバウンティ。こちらは相手を飛ばした分だけバウンティチップを獲得でき、最終的な枚数ぶんくじ引きができる、おなじみの人にはおなじみのやつ。ちなみに私の人生初インプライズはWPTのミステリーバウンティでしたw
 しかしこちらもふるわず。相手を飛ばすことに躍起になって、逆にとばされまくりましたw それじゃ意味ないw
 そしてこの辺りで、ありがたいことにベストドレッサー賞をいただきました!後から聞いた話ですが、これを狙いに来ている人も数多くいるのだとか。私自身はベストドレッサー賞の存在自体知らないで来ていましたので、本当にラッキーしましたw ありがとうございました! 新年初インプライズはベストドレッサー賞!

 そのあとgg150も出ましたが微妙な成績で、初日だし、ホテル取ってるし、せっかくだからとバイインしたターボで意外にも走る走る!
 どんどんチップが増えていき、気づいたらFTへチップリで突入していました!!
 FTの記念撮影を済ませ、試合再開は午前4時
 本当に近くに宿を取っておいてよかった。。。

公式Twitterより

 しかもこの時一緒に写ってくれたコンパニオンさんも顔なじみっていう!
負けられない戦い、初日にして開幕——
 
いつにましてハンドを固く固く、まずは入賞(6位)を目指しました。そしてバブルライン突破! 入賞が確定しました!!!
 ポーカーフェイスで戦いを進めていましたが、頭の中では自分の分身が舞い踊っていましたw 初日からインプライズ!
 
しかしここで慢心してはいけません、、! 私の過去最高インプライズは6位。次のインプライズはそれより上を目指していましたので、なるべく上の順位を狙えるように、チップを守りに守りました。
 そして迎えたヘッズアップ! 耐えた、、! しかしそれは同時に、ほかの7人をもう一人の方が全員飛ばしたことを意味していました。
 スタック差は歴然。多分6倍くらいあったんじゃないかな。。。
 ヘッズアップ慣れしていないこともあり、夜中で頭が回らなくなっていたこともあり、惜しくも準優勝にて決着いたしました><
 ここから、優勝するためにはある程度の冒険も必要なんだな、と実感。
 飛ばされなければ2位はとれるけど、一生優勝できないぞ!!

最後は握手で称えあいました!

 この時点で時刻は朝6時頃。
 もはや睡眠時間すらほぼないまま二日目を迎えることとなりました。。。
 うれしい悲鳴ですがこれがのちにいたい打撃の一つとなることに。。。。

二日目

 そうして睡眠時間もろくにとれぬまま朝を迎え(というか朝に寝たのですが)、二日目最初の種目であるbuilderへ出場しました。しかしこちらはふるわず、早々に退散しました。。
 その後、気になっていたレディースカップへふらっと参加しました。
 女性プレーヤーだけが参加資格を持つこの種目。ポーカーの女性人口が少ないことから、大きな大会のサイド種目としてこうした大会が行われていることも珍しくありません。ラスベガスで行われる世界大会のWSOPでも採用されています。
 こちらもチップが3枚くらいになってブレイクに入り、ほかの種目に参加していた友人に一言「瀕死」とだけ伝え、息も絶え絶えで次のラウンドへ進みました。

もはや手元のチップが見えない(ちゃんとゲーム中ですw)

 (飛んだら友人が出ている大会に合流しよう。。)
 とか考えていたのをよそに、そこからグングン増えるスタック。
 自分でも信じられないくらいの成長を遂げ、ピーク時にはなんと90万点までスタックが増えました!(ちなみに初期スタックは3万点なので、30倍くらいになっています)

ピーク時のスタック。もはや1000点が小銭に見える

 そんなこんなで、2夜連続FT
 翌日にはメインイベントが控えていたので本当は早々に退散するつもりでしたのですが、これは帰れない。うれしい悲鳴!
 ただ、FTのなかではそこまでスタックが多いほうではなく、入賞も3位からだったので、前回のように耐えれば入賞できるとは思えませんでした。
 そのため、入賞のために昨日と少し作戦を変えました。
 当たって砕けろ!作戦!
 ゲームに参加する頻度をそこまで下げずに、持ち味のアグレッシブさを保ったまま周囲のスタックを崩していく作戦でした。
 残念ながら強めのハンドに負けてしまい入賞は逃しましたが、私はこの作戦で立ち向かったことは今でも全く後悔していません。もう優勝しかほしくなかったからね。
 ちなみにこの種目が始まったのは19時と、Turboよりも早い時間であったにもかかわらず、記憶ではFT開始はTurboより遅い午前4時45分。。。
 噂によると、優勝者が決まったのは朝8時ほどのことだったとか、、!
 みなさんのガッツにただただリスペクトです!!

FTのみなさん

三日目(メインイベント) 

 そうこうして完全な寝不足で迎えたメインイベント
 目標、まずは3日続く本戦をきちんと3日走りきること!
 あわよくば、スプリンター賞チップリーダー賞をどこかでうけること!
 ※本大会には最初に特定の点数へ到達した選手3人を表彰するスプリンター賞と、1日目2日目各日のチップリーダーを表彰するチップリーダー賞が存在します。ほかのメインイベントではあったりなかったり。
 さて、燃料(レッドブル)を投入し、いざ戦へ!!!

 燃料が功を奏したのか、なんと途中、17時ごろで、スプリンター賞まで残り2000点まで到達しました!
 ここで強めにでてチップをかせげればスプリンター賞間違いなし!!
 
 というところで惜しくも失速しました。。。
 そこからみるみるスタックを減らしていき、18時台にはプレイヤーアウト、、、><
 敗因? 言わずもがな2日間連続FTの疲れが出てしまったのです。。。
 次回から、メインイベントに出るならそれまでのサイドイベントはそこそこにしておこうと肝に銘じました。とほほ。。
 とんだ時間が時間だったので、約束していた深夜開催のタッグ戦まで仮眠をとり、midnight turboへ参戦!
 ポーカーは基本的に1人ずつで対戦する競技ですが、タッグ戦といって、二人一組でタッグを組んでときに相談しながらプレイするスタイルの種目も存在します。前回のタッグ戦は会場で相方を急遽探したのですが、今回はきちんと相手を探した上で参加できましたw
 ちなみに私が組んだタッグバディは、私とはほぼ正反対な戦法をとるタイプでした。ですので、同じ手札を見ても、ゲームに乗るか降りるかの判断も違うことが多く、よい学びになりました!
 結果は惜しくもインプライズならず、でしたが、そのあと感想戦をしたり、タッグ戦ならではの楽しみ方ができました。
 そのあとノリで一緒にHyperに出場しましたが、ハイパーならではの爆速なストラクチャーの上がり方についていけず、入賞ならず。
 でも、いい思い出がつくれました!

四日目

 さて、まだ私には使えていない権利がありました。
 5万円分のバウチャーチケットです。
 本来はレディースの裏で実施されていた大会に出場して消費するつもりだったのですが、レディースが走れてしまったのでかなわず、この日まで残ってしまっていました。
 そこで、私はある選択を決意しました。
 Plutiumに、出る。
 この大会は、参加費10万円と高額な大会となります。
 しかし、バウチャーがあれば5万円で出場ができるのです。
 5万といってもポンと出せる金額では総じてありませんでしたが、この機会に出よう!と腹をくくって出場しました。
 しかし全く振るわず。。
 ダメな日はさっさとあきらめればいいのに、その後PPTの一日目に出てみたり、Monsterstackに出てみたりしました。全部ダメ。
 そういう日はさっさと帰って寝るほうがいいということを、実感しました。


最終日

 最終日となると、残りの種目も少なくなってきます。
 まずはMegastackに出ましたが、AKハンドに小気味いいほどにスタックを奪われてしまい、それが敗因で飛びました。今でも大反省をしています。。
 その後NLH 6-max Championshipにも出ましたが、完全に疲れてしまっていて思うようなプレイができませんでした。
 心身そろそろ限界だったので、ここにて私のJOPTは幕を閉じました。
 ナイスラン私!

まとめ

 結果として1入賞、2FTと上々な出来ではあったのですが、今後の教訓としたいことが2つできました。

  • ポーカー大会はある種のマラソンである

  • FT付近では特にチップの感覚がバグるので、BBでの計算を怠らないようにする

 これをしっかりと胸に焼き付け、21日に行われるMargeや、次回以降のJOPTへと生かしていきたいと思います!
 今度こそ優勝してやる~~~~!


最後まで読んでいただきありがとうございます! こんな感じでちょっとズレた記事を掲載していく所存ですので、気に入ってくださったらぜひスキ・サポートのほどいただけますと励みになります!