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ありがとうインテレオンウーラオス(シティリーグS2備忘録)

割引あり

シティリーグ振り返り

 どうも連撃の人です。お久しぶりです。
 今回は、シティリーグS2をベスト8という結果で終えたので、Eレギュへの感謝を込めて現環境のインテレオンウーラオスのリストの説明と当日のマッチごとの大まかな対戦内容を説明したいと思います。環境における立ち位置と環境デッキごとに対する立ち回りで意識していることと相手する側の対策を有料部分で解説できたらと思います。

軽い自己紹介

私の実績は以下の通りです。

  • CL愛知2023Day1 6-3完走

  • シティリーグ2024S2 ベスト8(NEW!)

  • その他自主大会トナメ上がり数回、準優勝1回

 実績少ないんですが、note書くなら1回やってみたかったんですよね~はい、調子乗りました。
 Eレギュ開始からポケカ復帰と競技ポケカデビューし、以降れんげきウーラオスはこすり続けてきました。


当日持って行ったリスト


 今環境はインテラオスの躍進が続いており、様々な連撃使いの方々がnoteでリストの解説されていらっしゃるので、特徴的な部分だけ説明していきます。

ドラピオン

 最近ミュウが減少傾向にありましたが、直前にミライドンが増加傾向にあり、ミュウがトドロクツキと同じくらい(64人会場に3か4人)いてもおかしくないと考えたので採用しました。あと、私が不利対面でも勝ちルートをデッキリストに残しておきたい信念があり、以前から採用していたから残っているっていうのもあります。

バトルVIPパス

 これは前日の調整で初動札にあたれなさ過ぎて萎えたので、初動につながる札を増やしたいというコンセプトを遂行するために4枚目を採用しました。本番で初手に抱えていたり、後攻1ターン目のサポートで引き込むなど4枚採用の強みを実感できたのでこの判断は結果論良い方向に作用したと思います。

カウンターキャッチャー

 かなり入賞リストに採用されているのを散見するのですが、個人的に思うところのあるカードだったのでちょっと触れます。この枠前日までボス採用するか悩んでいました。というのも、「カウンターキャッチャー」の使いたい場面が、
1.ベンチのポケモンをバトル場に呼び出してわざでダメージを与える。もしくはきぜつさせる。
2.バトル場のポケモンをベンチに下げて特性「ダブルシューター」でダメカンをのせる。
3.「ナンジャモ」のハンド干渉と合わせて使用して、ロックして相手の要求枚数を1枚増やしながら、「キョダイウズマキ」や「しっぷうつき」の低打点を与えることで1ターン作って勝ちへの打点を稼ぐ。
の3つが考えられるのですが、今回のリストは後述する理由から「カイ」が不採用であるため、「サイドの残り枚数が相手より多い」限られたタイミングで使用することが困難であり、一番強い使い方である3の場合は「ナンジャモ」を使用する都合上「カイ」が当たりにならないという問題点がありました。この点から採用するかどうかかなり悩みましたが、「カウンターキャッチャー」が再録されてからボスの枠に採用しており、直前に変更するにはリスキーな部分だったので、「カウンターキャッチャー」を残しました。

デヴォリューション

 古代未来環境のインテラオスの新たなフィニッシャーです。「博士の研究」で流すことを考慮して2枚採用しました。直前まで「デヴォリューション」1枚「ペパー」2枚や「デヴォリューション」2枚「ペパー」1枚など試しましたが、「カイ」同様後述する理由から「ペパー」は不採用になりました。

博士の研究

 本当は4枚採用したかったのですが、「ナンジャモ」との兼ね合いで3枚になりました。これまでの経験則からですが、このインテレオンウーラオスというデッキが非常にかみ合いデッキであるため、終盤のゲーム作りを少しでも楽にするために山札の圧縮が重要な要素だと思いました。この山札の圧縮をかけられるサポートが「博士の研究」でこのカードすごいこと書いてあって、手札すべて捨てて7枚引けるんですよ。7枚も。
 今回のリストの前に「ペパー」4枚採用の後攻エヴォリューション型を1か月使用していたのですが、当たり札(この場合ペパー)増やしてもかみ合いが加速するだけなのではないだろうかという疑惑があったので、グッズの当たりを増やすより、山札の圧縮をかけれる札を増やして終盤に山札が少ない状況を目指したほうがデッキの回りがよくなると考え、「博士の研究」を3枚採用しました。
 この当たり札より圧縮できる札を増やした方がいいというのは私の経験則による部分が大きすぎるため、うまく言語化できません。インテレオンウーラオスがでてきた時から触った人がなんかいってるなぁくらいでお願いします。

当日のマッチアップと結果

 結果は予選全勝5-0のベスト8トナメ1没でした。インテラオスの生前葬のために義務感でデッキ選択をしたうえ、最後に勝ち越せればいいかなという気持ちで臨んだので、予選全勝は自分でもびっくりしています。最後の最後に連撃使いとして恥ずかしくはない成績で締めくくれたのではないでしょうか。
 では、当日のマッチの詳細です。

1戦目:悪リザ(ピジョットex)

後攻
「インテレオンV」スタート。後攻1ターン目手張りできず、博士の研究からバトルVIPパス絡めて「ウーラオスV」「インテレオンV」「テッポウオ」出して終了。後攻2ターン目メロン手張りから「キョダイレンゲキ」で「ヒトカゲ」を盤面から無くた。後攻3ターン目でてきたHP60の「ヒトカゲ」でヨガループ。「ヒトカゲ」倒しきれなかったけど、その後なんだかんだで勝ち。

2戦目:悪リザ(オトシドリex)

後攻
先1「オトシドリex」のわざ「ファストキャリー」で盤面作られる。「ヒトカゲ」2枚「エンテイV」「ジラーチ」「ポッポ」の盤面で終了。先1でこの盤面作りに貢献できる「オトシドリex」もしかしてやれるんじゃね?とか考えていました。
後攻1ターン目のこちらは無難に「インテレオンV」スタートから手張りできず(いつもの)「テッポウオ」「ウーラオスV」出して終了。
先攻2ターン目、「ジェットエネルギー」を「エンテイV」手張りからの特性「しゅんそく」使用で何も引き込めなかったらしくターンエンド。
後攻2ターン目、「キョダイウズマキ」で「エンテイV」を処理してサイド先行のゲーム展開に。
先攻3ターン目、トップ「ペパー」から「ふしぎなあめ」で「ピジョットex」に進化そこから「リザードンex」も着地。「オトシドリex」に「ダブルターボエネルギー」を手張りからわざ「シャドーウインド」で手札に戻りながら130ダメージを「インテレオンVMAX」 に刻まれてターン終了。
後攻3ターン目、「メロン」から「キョダイレンゲキ」でヒトカゲ2枚取って終了。このターンまでに「インテレオンVMAX 」の特性「ダブルシューター」2回で「ジラーチ」と「ピジョットex」にダメカンが4個ずつのせる。
先攻4ターン目、「ボスの指令」で「インテレオンVMAX 」をよばれ、「リザードンex」のわざ「バーニングダーク」でのせられていた130ダメージを合わせて「インテレオンVMAX」がきぜつ。
後攻4ターン目、もう1枚の「インテレオンVMAX」の特性「ダブルシューター」を「ジラーチ」と「ピジョットex」にのせ、「かがやくフーディン」の特性「ペインスプーン」で「ピジョットex」のダメカン1個を「ジラーチ」に載せ替えてきぜつさせ、わざ「デヴォリューション」で「ピジョットex」退化で「ポッポ」にダメカンが5個乗っているためきぜつでサイド2-2-2のプランでとって勝ち。

3戦目:ロスギラ

先攻
後攻1ターン目「ギラティナV」(説明のためにこれをギラティナ(A)とします)でアビスシーク。
先攻2ターン目「キョダイウズマキ」でエネルギーを戻さず「ギラティナV(A)」に70ダメージを刻む。
後攻2ターン目、再びアビスシーク(だったはず。というか、ここアビスシークじゃないとこのプランで勝った説明がつかないです。)
先攻3ターン目「メロン」と「れんげきエネルギー」てばりで「キョダイレンゲキ」を70のせた「ギラティナV(A)」とベンチの「ギラティナV」(これをギラティナBとします)に120ダメージずつのせて終了。このターンまでに「ダブルシューター」を「ギラティナV(B)」と「キュワワー」に合計3回当てている。
後攻3ターン目、「いれかえカート」を「キュワワー」にあてられてダメカンが6個から3個になる。「マナフィ」出される。「れんげきウーラオスVMAX」が「スターレクイエム」できぜつ。
先攻4ターン目、れんげきエネルギーがついたままの「インテレオンVMAX」のわざ「キョダイウズマキ」で「ギラティナVSTAR(A)」(70+120
+140)をきぜつ。このターンにダブルシューターを2回宣言する。(1回目「マナフィ」と「キュワワー」、2回目「マナフィ」と「ギラティナVSTAR(B)」。)
現状の盤面→マナフィダメカン4個、キュワワーダメカン5個、ギラティナVSTAR(B)ダメカン20個
後攻4ターン目、「ヤミラミ」のわざ「ロストマイン」で「オクタン」とられたはず。(このへん曖昧です。)
先攻5ターン目、「キュワワー」で「ヨガループ」。「キョダイウズマキ」1回と「ペインスプーン」で「マナフィ」をきぜつギラティナVSTAR(B)にダメカン22個。追加ターンに「デヴォリューション」宣言でギラティナきぜつで、2-4でツツジケアして勝ち。
 一応、当日残したメモが以下の画像です。

4戦目:ターボトドロクツキ

先攻
先攻1ターン目。「チャーレムV」スタート。後攻1ターン目の「カラミティストーム」で負けたくないので、「かがやくフーディン」と「インテレオンV」だして「インテレオンV」に「基本水エネルギー」てばりして終了。
後攻1ターン目、「イキリテイク」と「かくしふだ」から案の定「カラミティストーム」で「チャーレムV」きぜつ。なんなら2枚目の「トドロクツキex」も見え、このターンで負けを悟りましたが、相手の盤面には「基本水エネルギー」があり、「エネルギーつけかえ」を採用した型だと判明し、ワンチャンハンド干渉から事故を狙えるかもしれないということであきらめず継続。
先攻2ターン目、「インテレオンV」に「れんげきエネルギー」はりからのわざ「アクアバレット」で、バトル場の「トドロクツキex」に120ダメージとベンチの「イキリンコex」に20ダメージ。ワンチャンキョレンでベンチのイキリンコを倒す未来にかけて「イキリンコex」を選択。
後攻2ターン目、「インテレオンV」が「カラミティストーム」できぜつ。
先攻3ターン目、盤面「かがやくフーディン」のみでたねぎれ負けかと思ったところにまさかのトップクララ。激熱でした。「クララ」で「インテレオンV」「チャーレムV」「基本水エネルギー」1枚を選択し手札へ。「インテレオンV」をベンチに出し、「基本水エネルギー」をそのままてばり。ボスないお祈りで「ペインスプーン」でバトル場の「トドロクツキex」のダメカン1個をベンチの「トドロクツキex」にのせてかえて終了。
後攻3ターン目、お相手ほとんど動かず悩んでから、スタジアムなしでの「カラミティストーム」宣言。「かがやくフーディン」が弱点できぜつ。文字通り首の皮一枚つながりました。(サイド0-5)
先攻4ターン目、トップがまさかの「森の封印石」。封印石から「ナンジャモ」サーチで即使用。6枚から「れんげきエネルギー」を引き込み「インテレオンV」に手張り。そのまま「アクアバレット」でバトル場の「トドロクツキex」をきぜつ、「イキリンコex」に20ダメージ。
後攻4ターン目、相手の盤面の状況はバトル場に「かがやくゲッコウガ」で「基本水エネルギー」1枚、ベンチにダメカンが1個の「トドロクツキex」に「基本悪エネルギー」1枚、ダメカンが4個の「イキリンコex」。トラッシュには「オーリム博士の気迫」が3枚。で、手札がトップ込み2枚。「トドロクツキex」出して終了。
先攻5ターン目。カウンターキャッチャーでエネルギー0枚の「トドロクツキex」でロック。バトル場を「インテレオンVMAX」に進化させながら、ベンチに「れんげきウーラオスV」を出し、キョレンをちらつかせます。「キョダイウズマキ」で基本水エネルギーを回収して、終了。
後攻5ターン目、トップ「トレッキングシューズ」から「トレッキングシューズ」がつながったが、「キバナ」トラッシュで終了。
先攻6ターン目、「ウーラオスV」に基本水エネルギーをてばり。「キバナ」トラッシュを見て、「キョダイウズマキ」で「トドロクツキex」をきぜつさせ、取得サイド4-5。
後攻6ターン目何もなく、先攻7ターン目、ベンチのVを「れんげきウーラオスVMAX」に進化させ、「れんげきエネルギー」てばりから「キョダイレンゲキ」でベンチの「イキリンコex」をきぜつさせて勝ち。不利対面をサイド5枚取られてからまくるという奇跡の勝利でした。

5戦目:ロスギラ

後攻
先攻2ターン目、「ギラティナV(A)」でアビスシーク
後攻2ターン目、「ギラティナV(A)」に70ダメージの「キョダイウズマキ」
先攻3ターン目、「いれかえカート」で「ギラティナV(A)」を30回復。「ギラティナV(A)」でアビスシーク。
後攻3ターン目、「ダブルシューター」を1回宣言→「ギラティナVSTAR(B)」と「キュワワー」。「キョダイレンゲキ」をベンチの「ギラティナV(B)」と「かがやくゲッコウガ」。
先攻4ターン目、「いれかえカート」で「キュワワー」のダメカンがなくなる。「ウーラオスVMAX」に「ギラティナVSTAR(A)」で「スターレクイエム」。サイド0-3。
後攻4ターン目、ベンチの「かがやくゲッコウガ」でヨガループ。追加ターンで「ギラティナVSTAR(A)」に140ダメージの「キョダイウズマキ」。4ターン目と追加ターン合計で「ダブルシューター」を2回宣言。1回目、2回目ともに「ギラティナVSTAR(B)」と「キュワワー」。
後攻5ターン目、あなぬけのひもでバトル場の「ギラティナVSTAR(A)」がベンチに。バトル場に「キュワワー」がでる。おそらく、ヨガループをケアしたもの。「ダブルシューター」を2回宣言。1回目、2回目ともに「ギラティナVSTAR(A)」「ギラティナVSTAR(B)」。「デヴォリューション」で「ギラティナ(A)」「ギラティナ(B)」きぜつ。
後攻6ターン目、ダブシュケアででてきた「キュワワー」に「キョダイウズマキ」当てて勝ち。
 一応、当日残したメモが以下の画像です。

トナメ1戦目:カビゴンLO

圧倒的不利対面。しかも1枚採用のミミッキュスタートされてしまい、本当に何もできずにおわり…

まとめ

 ここまで読んでいただきありがとうございました。以下の有料部分では、現在の環境デッキへのインテラオスのプランを説明しながら、対抗策としてプランをどのように崩すかを解説していきたいと思います。
 環境デッキごとのプランの説明は、悪リザードン、ロストギラティナ、サーナイトの3つについて書いていきたいと思います。あと、そのほかのデッキ(ミュウパオジアンミライドン)も意識していることをさらっと(ほんとにさらっと)書けたらと思います。

各対面へのインテラオス側のプランと対策

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