20211128

11月28日。友達が遠くへ旅立った日。あれから二年経ちましたが、いつも少しだけ絶望しながら淡々と過ごして、たまにそれをひっくり返すような希望と出逢いながら生きています。そして相変わらず恋愛は超が付くくらい下手くそです。生きているからこそ死にたいと思うこともあります。贅沢な悩みです。

出会いと別れはセットですが、少しばかり早すぎたように思います。栄四丁目、Party'zの通りの交差点、「バイバイ！またね！」と手を振ったあの日を今もまだ思い出せます。

一生や永遠という言葉を使わなくなった事、もう次はないかもしれないと思う別れ方がある事、生きていれば会えるという言葉の無責任さ。今を大事にしたいと思えるようになったのは紛れもなくあなたのおかげです。

私はできるだけ、正直に、まっすぐに生きたい。そして今日くらいは、心の底から優しく有りたい。

彼の分までと言えるほど大した人間ではありませんが、私は私なりに全うしたいです。どちらかと言うと経験しなくて良いことだらけの23年ですが、こんな私だから書ける言葉がある、感じることがある、きっとこれは誇れる。

大丈夫、私はまだ生きてるよ。