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西洋の靴、日本の草履

靴は西洋で生まれました。西洋の道は石畳で、西洋では靴は「外部から足を守るもの」というイメージらしいです。

昔昔は日本人は草鞋を履いていました。鼻緒を足指で掴み、舗装もされていないがたがたの道を翔っていく。飛脚の人は草鞋で走っていて、結構足が速かったらしいです。
たぶん昔の人は現代の人と違い、足の機能が活発で、足裏の皮は厚く、またより敏感であったと思います。


翔っているとき、接地時に敏感に危ない箇所を避けて接地したと考えられます。これは、現代のとび職の人にも言えることです。より足本来の動きができる地下足袋が、頑丈だけど身動きが取れない安全靴より高所作業ではより安全であり、地下足袋という履物が現代まで残っている所以です。


現在は日本の道は舗装されて固いので、裸足で歩くというわけにはいきませんが、日本文化の「足裏感覚」をできるだけ養っていきたいと思います。

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