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課題図書『プリズン・サークル』を語り合う(3)

※この記事には、本のネタバレを含む内容が書き連ねてあります

課題図書『プリズン・サークル』坂上香(岩波書店)

課題範囲:対談読書室 2022年10月1日(土)

6 いじめという囚われ
7 性暴力 光のまだ当たらない場所

坂上香『プリズン・サークル』目次より

富岡の着眼点

  • 熟考した結果、今回は小見出しのみのレジュメといたしました。

  • 今回の読書会は、本文中の事例をベースに、「いじめに対するフリートーク」「性暴力に対するフリートーク」「暴力全般に対するフリートーク」という、「フリートーク回」にしようと思います。

大切なお知らせ:読書会の途中入退室について
『プリズン・サークル』の司会進行役の富岡です。
第2回「対談読書室」以降の内容が人によってはしんどいものになるので、リスナーの皆さんの途中入退室は無言であっても随時可能にしたいと思います。
また、スピーカーであっても、発言中にしんどくなった場合はクールダウンのための途中退室・再入室を認めたいと思います。スピーカーの方は、(可能であれば)途中退室・再入室する旨お知らせくださいますようお願いいたします。

6 いじめという囚われ

優しくされる、イコール怖かったんですよ。なんか裏があるんじゃないかなって。(健太郎)

『プリズン・サークル』坂上香(岩波書店)99ページより
  1. お金がすべてに優先する

  2. 母には言えなかった

  3. 訪れた転機

  4. 加害者側の語りを聴いて

  5. いじめの影

7 性暴力 光のまだ当たらない場所

無視されたら死んでるのと一緒じゃない?ぐらいまで思うんですよね。周りの人全員から無視されて、誰も僕の相手をしてくれなかったら、僕は存在してない、みたいな。(吉峰)

『プリズン・サークル』坂上香(岩波書店)117ページより
  1. 男性の性暴力被害

  2. 「葛藤の手紙」を読む

  3. なぜ被害者に向けて書いたか

  4. 破り捨てた手紙

  5. 性的虐待のあと

  6. 一軍コンプレックス

  7. 多くを知らない


読書室の窓辺から

参加人数
・スピーカー :3名
・リスナー* :4名
*スピーカーによるディスカッション中は聴き手に徹し、読書会の全体の振り返り時に任意で発言可

読書室の風景
スピーカーによるフリートークを各章3回ずつ回し、最後の感想を語り合いましたが、参加者(スピーカー、リスナー)の皆さんの熱量が高かったので、アフタートークとして、さらに茶話会でそれぞれの思いを語り合い、考えを深めることができました。

読書室からのお知らせ

今回から、内容を丁寧に扱うために課題範囲を狭くしております。

クリスマス・イブからお正月にかけて(12/24~1/7)は、メンバーの皆さまが忙しいだろうという富岡の予想で、「冬休み」とさせていただきます。
冬休み中は、次回課題本を読んだり、ご家族とのお時間、じぶん時間など、ゆっくりとお過ごしください。