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課題図書『プリズン・サークル』を語り合う(7)

※この記事には、本のネタバレを含む内容が書き連ねてあります

課題図書『プリズン・サークル』坂上香(岩波書店)

対談読書室:2022年12月10日(土)の課題範囲

エピローグ「嘘つきの少年」のその後

『プリズン・サークル』坂上香(岩波書店)目次より

今回の小見出し

エピローグ「嘘つきの少年」のその後

自分が嘘しかつけないことを町中の人に聞こえるように叫べば、事情を知った町の人と仲良くなれる。(「嘘つきの少年」より)

『プリズン・サークル』坂上香(岩波書店)249ページより
  • 当事者の声

  • アフタートーク

  • 語りを奪われて

  • 家族が発言する場

  • 一枚の写真

  • 私の物語

  • エンディングをいかにつくるか

書籍全体の振り返り

4人の主人公について

拓也(津田 拓也)
プロローグ・エピローグの「嘘つきの少年」の筆者
詐欺罪・詐欺未遂、刑期:2年4ヶ月

真人(岸辺 真人)
強盗致傷罪・窃盗罪・建造物侵入罪、刑期:8年

翔(上原 翔)
傷害致死、刑期:8年

健太郎(河出 健太郎)
強盗罪、刑期:5年

目次

プロローグ「新しい刑務所」
1.ある傍観者の物語
2.感情を見つめる
3.隠さずに生きたい
4.暴力を学び落とす
5.聴かれる体験と証人
6.いじめという囚われ
7.性暴力 光のまだ当たらない場所
8.排除よりも包摂
9.助けを諦めさせる社会
10.二つの椅子から見えたもの
11.被害者と加害者のあいだ
12.サンクチュアリを手わたす
13.罰の文化を再考する
エピローグ「嘘つきの少年」のその後

『プリズン・サークル』坂上香(岩波書店)

読書室からのお知らせ

今回で、課題本『プリズン・サークル』を読む会は終了となります。
次期課題本の候補については、下記が推薦されています。詳細は本のタイトルのリンクからご覧ください。

具体的な書名