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和装女子目線で#withyellowイベントを振り返る

#withyellow  運動とは

キュカさまの、このnoteが分かり易く的確なので、キュカさまにご許可をいただいたうえでシェアさせていただきます。

要するに、「黄色のものを身につけて、加害者が加害しづらい空気をつくろう。もし、被害に遭われた方がいたら、見て見ぬ振りをせず、助けよう」という趣旨の運動です。

私のイベント参加のきっかけ

#withyellow 運動とキュカさま開発のアプリ「痴漢レーダー」のことは、2020年1月11日に参加したフラワーデモのツイートをエゴサーチをして知りました。

連帯の意を示すのを決めたのは、私や私の身の回りの人が、アプリ「痴漢レーダー」で報告可能な被害に遭っているから、というのが最初の動機です。

そして何より、「試験の日は、受験生は遅刻できないから痴漢し放題」という趣旨のネット上の書き込みに、心底腹を立てました。
私は塾講師をしていた経験がありますが、教え子を痴漢被害に遭わせるために送り出した覚えはありません。男子生徒も女子生徒もです。彼ら彼女らの人生の節目の行き帰りを、加害者の勝手な言い分で好きにさせたくなかったのです。

そういう思いで、センター試験2日間の見守り活動と、1月18日に行われた渋谷駅でのイベントに参加させていただきました。

なぜ、和装か

和装での参加だったので、「この人、ふざけているんじゃないか?」と思われるかもしれないと思っております。
決して、ふざけた気持ちでいたわけではないことをここで説明させていただきたく思います。

私が和装だったのは、「賛同者らしい格好」に波紋を投げかけるのが目的でした。

よく、痴漢被害者は「被害者の服装がいけないんだ」と被害を個人責任論にされがちです。
ですが、「被害者らしい格好」「被害者らしくない格好」ってなんなのでしょう。地味な服を着ていても、いわゆる「魅力的な」服を着ていても、被害に遭われた方々がいらっしゃるのは何故なのでしょう。

私の考える結論は、どんな格好であろうと加害者には関係ないのです。
そして、被害者がどんな格好であろうと、それは被害者の落ち度ではないのです。被害者には、好きな服を着て公共交通機関に乗る権利があるのです。

私は、「黄色のものを身につける」という運動の趣旨を尊重しつつ、「らしい格好」という、「こういう服装だから、こういう思想・立場の持ち主だ」という勝手な決めつけ全般に波紋を投げかけたかったのです。

渋谷でのイベントに参加してみて

街頭で、参加者が自分たちで言葉にしたプラカードを掲げながら、参加者の方々とお話をさせていただきました。被害経験のある方、被害経験はないが犯罪を見逃したくない方、色々なお立場の方がその場にいらっしゃいました。

詳細は個々人のプライバシーに触れるので控えますが、「『まじで痴漢やめろ』センター試験痴漢に電車内パトロールで対抗、女子中高生や男性も」というBusiness Insider Japanの記事に当日の参加者の方々の声も寄せられているので、ご参考までにリンクを貼っておきます。

主催のキュカさまから、「これは第一回目である」というメッセージが発信され、継続的にイベントが開催される予定の旨のお言葉を頂戴しました。
ぜひ、イベントが続いてほしいですし、回を重ねるごとに社会も変わっていってほしいと願います。

いつも心に  #withyellow

最後に、私の決意のツイートを載せておきます。