自己紹介

神戸生まれの神戸育ちです。父がクラシック音楽が大好きで、毎日クラシック音楽を聴いていたこと、専業主婦だった母の、女も手に職をつけた方がいい、という考えの元、小さい頃からピアノを習い、母が教育ママならぬ、教育ピアノママであった関係で、私は西洋のクラシック音楽にどっぷりつかる環境で育ちました。ただ私自身は、ピアノの個人競争がいやで、私には向かない、と普通高校に進み、合唱部に入りました。そして、朝、昼、放課後、夏休みと練習に明け暮れ、みんなで音楽を作り上げる喜びを知りました。
 大阪で万国博覧会がありました。叔父のフィアンセが、西ドイツ館のホステスとして働いていて、ドイツ語、英語を巧みに操って外国人と会話をしている様を見て、憧れ、叔母と同じコース、関西学院大学に入学し、ESSとドイツ語会話研究会に入りました。大学卒業後、父の勧めで、西独に留学し、運よくミュンヘン大学の音楽学科にも入学できました。ミュンヘンで本物のオペラを見て、はじめて、西洋音楽のすばらしさ、にめざめました。
 帰国後、英語とドイツを使うOLとして働き、音楽は聴く専門だったのですが、阪神大震災の実家の全壊、同時に始まった母の闘病生活の介護中、ドイツ歌曲が私自身の心の支えになり、ドイツ歌曲のピアノ伴奏の勉強を始めました。今ちょっと闘病中、でも、楽しく生きます。

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