【みやまる】通ぶれる野球バナシ 40球目

ー身も心も超人!糸井天然伝説ー

 今現役で一番「面白エピソード」という意味で伝説が多いのはオリックスの背番号7、糸井嘉男だろう。球界屈指の運動神経で「全身バネ」「ほかのスポーツでも活躍できるのでは」とも言われる彼の天然伝説を紹介しよう。

 ★そもそもどんな選手?

 03年近畿大学から日本ハムに投手として入団。07年から野手に転向し09年リーグ最多二塁打をゲットするなど一気にブレイク。13年に2対3のトレードでオリックスに移籍、更に日本代表選出、翌年にはついに首位打者獲得と進化し続ける外野手。

★天然伝説

 近畿大学時代、先輩から「お前ノーコンだな」と投球を評された時の発言。糸井は「ちゃんとみんなと同じのを着てますよ」と練習着をアピール。「濃紺」と勘違いしたらしい。

 同じく近大時代。怒り心頭のコーチが拳を振り上げたところ糸井は何を思ったか「いえ~い」とハイタッチ。あっけにとられるコーチ。

 プロ入り後打者に転向して初めての打席。打った後3塁に走って行った。

 コーチから心を無にして打席に入れとアドバイスしたところ、どうしたら心を無にできるか悩みあえなく凡退。

 オリックス移籍後、森脇監督からWBCでの遠征の帰りだったため、「時差ボケは大丈夫か」と聞かれ「時差ボケって何ですか?」。森脇監督があきれつつも説明すると「そういうのは向こうが合わせてくれるんで大丈夫ですよ」。


 以上が糸井の長嶋茂雄・新庄剛志とはちょっと違うテイストの「伝説」のほんの一部でした。ちなみに最後のエピソードの後日談。森脇はこの爆笑のエピソードを記者に「なるほどと思った。みんなは糸井を天然と言うが博士号をとった人とかの言葉という感じがする」と一人感心していた・・・・・。???。


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