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ジョンが出会った読者たち【第30話】

5/24フェスボルタ アーリーサマーの目玉になるか?
中3ボルタプロジェクト始動!

「アイツは何者なんだ!?」。1月に開催したロックフェス『フェスボルタ』で出演者以上に目立ち、会場の話題をさらっていた人物がいます。誰から頼まれたわけでもなく、勝手に自主的にドンキで買ったメイド服と金髪ウィッグを身にまとい、ひとりやってきた女。いや、女といってもまだ14歳。そう、このページが始まってまだ間もない頃から電話をしてきて、去年のブロス26周年記念号の折りには、きゃりーぱみゅぱみゅ本人に向かって「あたし超えてみせますから!」と大見得を切った「中3ボルタ」です(※連載当時は中学2年生なんですけどね)。謎の自信に満ち、どんなアイドルやどんな変なおじさん達にも、何も臆することのない彼女。これはひょっとすると、何かに化けるかもしれないぞ。そう思った僕は、彼女に次回フェスボルタで何かやってもらおうと、出演オファーしてみたのでした。

JC次回フェスボルタに出演します!

(以下、中3ボルタからのメッセージです)
ちょりっす! 中3ボルタと申します。ちなみに今は中2です☆ まあまあそんな気にすんなって♥ 
ごめんなさい調子乗りました。どれもこれも全部雪のせいです。そう、雪が降る中、近所のサイゼリアで5・24の打ち合わせをしてハイになってるからなのです! わお! 出た!(岡田風) 
私は普段はふっつーのどこにでもいる、ちょっとおばさん気味のJCとやらです。しかし! ひょんなことからジョンさんに電話をし、きゃりーに会ったりもし、なぜか次のイベントに出ることになっちゃったんです。わお!(二回目) 
早速頼れる母に相談しました。すると母は言いました
「限界まで脱ぎなさい。ブルマなんて誰でもできるでしょ」
 ……そんな感じで、母親公認の都条例違反(?)になりそうです。ヒロシです……。 そんなやり取りを母親とした後、ジョンさんと打ち合わせをするために、近所のサイゼリアで待ち合わせ。(すげー)遅れて編集木下さんと、げーのーじんみたいに綺麗な女の人が。この女の人のキャラがもう濃い濃い! ストレートな下ネタどぅーん! 村上ショージです!(編注:今日、新橋のおじさんですら言わないようなド直球でした。連れてきてしまってすみません……) ちなみにその人は、今はラーメン屋でバイトしてるそうです。

編集木下さんが連れてきたすごく美人なお姉さん(左)↑

打ち合わせもちゃんとしたよ! ジョンさんが曲を作って、私が歌とダンスを披露する予定です。まだ詳しくは書けないのだが…中3ボルタは今度のイベントを乗っ取るぞ!(ぐらいの気持ちで)。何もできないなら、何もできないところを見せればいい。それが私の?スタイルです(川越シェフ顔大事)

打ち合わせの後、ジョンさんは言いました。「歌声のチェックをしよう」。ってことで駅前のカラオケ店にドーン!(すべて私の地元。知ってる人に見つからないか怖かったぁ涙)。いつもひとりでカラオケに来ていた甲斐があってか、なんか調子良く歌うことができました! いえす! ちょっくら褒められてうれしかった! 私的には木下さんの長渕剛とか最高だったな(遠い目)

そんなこんなの充実した雪の日の話を、私の唯一の友達でブロス読者、『ガラスの仮面』を全巻揃えている「仮面ちゃん」にしました。というか、手紙書きました。裏紙に。喜んでくれたよ。だからそんな仮面ちゃんのためにも、私はこのイベントを成功させたいのであります! そして、あわよくば研音に所属できないかと企んでいるのであります!ね? だから5・24は誰を見に来るの?

——私でしょ♥


急募! 曲が作れる人! ジョンより

ただの生意気な、いや、クソ生意気な中学生だと思ってました。中2病ってやつですか。まあ実際に中2なんですけど。ですが彼女の歌声を聴いたとき、鳥肌が立ちました。正直言うとちょっと泣きそうになったくらいです。

以前、本人はアイドルになりたいだとか、今は女優になりたいと言っておりますが、僕はバンドのボーカルになって欲しいですね。いや、なって欲しいというか、皆さんには彼女の輝いてる姿を5月24日にお見せします。正直、彼女の才能に僕自身の音楽レベルが全くついていけてないのが現状なのですが、そこらへんはいろんな人のお知恵を拝借して、なんとかしますよ。

彼女の年代や高校生達って「バンドやりてー!」とか言いがちじゃないですか。実際、僕が中学高校の時も周りでそういう人いっぱいいましたし。そんな現役中学生、高校生たちに格の違いってやつを見せつけてやろうと思っています。といっても見せつけるのは彼女なんですけどね。

いやあ、ようやく火がつきました。皆さん、5月24日は西荻窪「FLAT」でお会いしましょう。

☆中3ボルタのために作曲したい!という方は僕、ジョン・ヒロボルタの携帯番号090-6143-2407 (平日は20時以降、土日はいつでもOK。酔っぱらいはお断り)またはメール hirotakufr@aol.comまでご連絡ください!

(「TVBros.」2014年3月12日発売号掲載)





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