【みやまる】通ぶれる野球バナシ 55球目

ー輝け若い星々ー

 本題に入る前に・・・昨日は休んでしまい申し訳ないです。なんか体が重いと思ったら熱が38度台中盤。薬飲んでがぁ~~~っと寝たのでもう大丈夫です。

 熱を出してしまったのと同じくらい残念なことがあった。今年の「フレッシュオールスター」が台風の影響で中止になってしまった。52回目で初めてだという。今日は「影のオールスター」を紹介しましょう。

★なにが「フレッシュ」なの?

 63年に「ジュニアオールスター」の名称で始まる。簡単に言うと「2軍」のオールスターゲームだ。通常のオールスターと異なりファン投票は行わず各球団の2軍監督が選手の選出を行いイースタンリーグ(日本ハム、楽天、ロッテ、西武、巨人、ヤクルト、DeNA。2軍戦はセ・パ両リーグではなく12球団を東西に分けて行う)選抜とウエスタンリーグ(オリックス、ソフトバンク、中日、阪神、広島)選抜で1戦限りのスペシャルマッチが催される。近年は新潟、長崎、倉敷などプロ野球の本拠地が無い都市での開催が多い。

▲イースタン軍先発の予定だった田中英祐(ロッテ)。初の京都大学出身プロ野球選手。


★MVPは逸材の宝庫?

 このフレッシュオールスターには縁起のいいジンクスがある。最優秀選手賞(MVP。100万円が副賞)を受賞した選手(特に野手)は出世しやすいと言われているのだ。


MVP受賞者とその後の実績の例。()内は当時の所属。

70年:大島康徳(中日) 通算2204安打。

78年:屋敷要(大洋) 盗塁王3回。

88年:藤井康雄(オリックス) 通算満塁本塁打数歴代パ1位。

92年:鈴木一朗(オリックス) 大リーグのシーズン安打記録更新。

04年:青木宣親(ヤクルト) 史上初の2期連続200安打。

 92年のオリックスの鈴木とはズバリ、イチロー。天才もすべては本名時代のここから始まったのだ。


 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?