【みやまる】通ぶれる野球バナシ 32球目

ー背番号のあれこれー

 巨人原辰徳監督曰く「言霊という言葉があるけど野球選手の背番号には数魂(かずだま)がある」とのこと。思わずなるほどという一言である。

 現在は支配下登録の選手は「0」「00」~「99」までという規則があるがかつては意外な番号が背番号になっていた。広島のガッツポーズで人気を博したロビンソン・チェコは「106」。1シーズンのみであるが着用した95年はセリーグ最多登板とインパクトを残す。少ないほうでは松永浩美。阪神に移籍した93年は途中からなんと「02」。不振だった自分にカツを入れるべく「2」から「おに」番号にしたという。

 海の向こう、セントルイス・ブラウンズのエディ・ゲーデル。彼の番号は「1/8」。なんと分数の背番号を持った彼だが打席に立ったのは1度限り。試合前の余興に登場した俳優で、この出場もその延長だったとされている。

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