【みやまる】通ぶれる野球バナシ 58球目

-斬新すぎ?短命のユニフォーム-

斬新なユニフォームといえば一番有名なのがこれ。太平洋クラブ(現:西武)ライオンズの76年のユニフォームは……なんと「背番号」ならぬ、「腹番号」だった。これは当時バスケットやアメフトのユニフォームがファッションとして定着し始めそのスタイル野球に持ち込んでみたところ大失敗。半年で違うユニフォームに。

98年中日は日曜日に本拠地ナゴヤドームで試合がある場合着用する「サンデーユニフォーム」を作った。ノースリーブ、日本では珍しい背ネーム(背番号上の選手名のこと。ちなみに大リーグのヤンキースは「ウチの選手の名前くらい知っとけ!」という理由で伝統的に無い)無し、中日としては珍しい縦縞とデザインも確信的だった。しかし12試合着用し3勝しか出来ないと縁起の悪いものに。チームとしてもあと一歩で優勝を横浜に明け渡してしまった。

ロッテは04年にボビー・バレンタインが就任すると翌年からホームゲームは先発投手が着用ユニフォームを選ぶというシステムに。現在のロッテのホームユニフォームでもある「戦」、新撰組の法被様のギザ模様入りユニフォームを「誠」、法被ユニの上と黒い下を合わせた「侍」の3タイプを用意した。この年ロッテは日本一に輝いた最高のシーズンだったが「侍」は1試合しか着用されず。下の黒ズボンがパジャマっぽいと不評で、唯一着用した試合でも大敗と好評だった「誠」と対照的な結果に。

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