【みやまる】通ぶれる野球バナシ その41

ーお呼びでない?これまた・・・-

 打順・選手交代は野球戦術の根幹をなす。そうしたタイミングでミスってしまうこともある。演劇で言えば「出ハケ」の失敗は野球にも意外とある。

 11年広島対オリックス戦オーダー発表に両軍のファンは大歓声。広島の7番DHに投手の今村猛の名前が!日ハムの大谷翔平みたいな二刀流?残念ながら違います。オリックスの先発投手の予測が立てられず、打席が来たらすぐに代打を出す作戦だった。しかしこの「当て馬」的な作戦は現在は禁止(昔は可能だった)。必ずどんな選手も1打席立たせなければいけないルールを当時の広島・野村謙二郎監督が分かってなかったのである。

▲結局送りバントを決めた。

 翌12年、QVCマリンフィールドでのロッテ対楽天戦。7回表開始前マウンド上で小野晋吾が投球練習をしていると・・・なぜか南昌輝を乗せたリリーフカーが登場。しかし交代のアナウンスは無し。

▲「俺じゃないの・・・・・?」

 ブルペンとベンチが連絡が上手くいっておらず、小野の続投が伝わっていなかったようである。

▲「バイバイ」

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