【みやまる】のほ本!10冊目-幕張サボテンキャンパス-

 こんばんは。今日も5限まで講義受けてたみやまるです。一応サボらずに平日はちゃんと毎日講義受けてるのに、なんというか、大学生の自分に関して思うことがある。

 いつ、大学生になったって実感が沸くの?

 千葉のだらだら大学生漫画「幕張サボテンキャンパス」を読んだのは中二。「新観」「教職」「単位」「学祭」こうした単語が飛び交う学生の世界は随分大人に感じました。そんな俺ももう21、作中の彼らにいつの間にか追いつきました。なのにまだまだ大人に感じます。そりゃ、サークルももうやってませんし火曜日なんて2限だけで14時には家に戻ってますからあんまり派手な学生じゃないですよ。じゃあこの漫画が理想とするバラ色のキャンパスライフ(死語?)なのか?、だから実感沸かないのか?そうでもないんですよね~。「幕張サボテンキャンパス」も俺みたいな地味目の学生たちばっかり。主人公の明日香の住まいは何故か捨て猫が迷い込むようなゴミ屋敷。彼女が掃除をすると雨が降るという都市伝説まで学内にはびこっているくらいに。料理の上手い津田沼のサークルは「さだまさし研究会(通称:さだ研)」、全員で2人。しかも1人はさだまさしのサークルだと知らないで入部した奴である。

 故に、笑い死にするようなタイプの4コママンガじゃないかもしれません。でも「そうそう、ふふふ」というような、気持ちが軽くなる珠玉の学生マンガです。きっと自分の学生生活も傍から見れば悪いもんじゃ無い、意外と4コマ漫画にできるような楽しくゆるやかな生活が送れてるのかなと思える作品です。そうやって振り返れるようになって初めて実感が沸くかも?




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