【みやまる】みやまるの懐ゲー野郎!10連射-チョロQ3-

今はトミーと合併したタカラが自社の車のおもちゃを題材にレースゲームにしたもの。タカラは『人生ゲーム』(有名なのボードゲームのTVゲーム版)や『億万長者ゲーム』と以外とPSを中心に名タイトルを発売していたことをあまり知られてないのがちょっと残念。ちなみに『億万長者ゲーム』の『2』にはあのリカちゃんも進行役として登場してます。

クルマのカスタマイズも出来るのだが、「オフロードタイヤ」とか「さいこうのタイヤ」などパーツ名が良い意味で大雑把だ。中学高校のころF1が好きだった(特に小林可夢偉とキミ・ライコネンが好きでした)みやまるでしたが、理系が全く駄目なオイラには細かいマシンの話に全然ついていけませんでした。細かく設定できるF1のゲームも何作かもっていたけどマシンのセットアップはいつも「おまかせ」を不本意ながら選択していた。リアル過ぎず、チョロっとはいじれるこの空気感がとても好きです。

▲なぜ車の名前が「ななねんめのうわぎ」という微妙なシャレなのかは……当時のオイラに聞いて。

走る舞台もチョイスが良い。こんな所ちっちゃい車で走ったら楽しいだろうなという所満載。

▲中華風の美しい竹林を走る「チャイナ峠』。

▲『ジャングル』。川口浩探検隊みたいな所を進んでいく。

▲地下水路。ジャブジャブとタイヤが水を弾くのがかっこいい。

▲線路上を走る『トレインロード』というコースも。

『グランツーリスモ』シリーズとかとはちょっと毛色の違う「レーシングバラエティーゲーム」なのだ。鈴鹿のような一般的なサーキットもあるが、大半はお城、お化け屋敷、ピラミッドといった面白コースである。みやまると対照的に「最新ゲー野郎」の友人によれば最近はどちらかといえばリアルさが追求されこの『チョロQ3』のようなバラエティー路線のゲームは少ないそうだ。うーん、勿体無い!むしろ技術が進化した今こそこういうごちゃまぜ感が生きると思うのに。発想は原始的なものだけどそれを最新の技術でやってみました!という『少林サッカー』のような楽しさになるのでは勝手ながら思います。

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